いつだってこの空 |
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2008年02月13日(水) 僕は永遠がわからないから、証明したいと思っていた。 幼い頃からずっと。 昔、可愛がってた子猫がいた。 そして半年も経たないうちにどこかへ消えてしまったんだ。 必死で探した。 夕方、日が暮れるまで餌を持って待っていた。 いつまで待っても帰って来なかったんだ。 帰り道がわからなくなってしまったんだと思っていたけど、 帰りたかったら帰ってきたのだと思う。 僕の元には帰ってきたくなかったのだ。 涙が止まらなかった。 いつかは年老いて、 いつかは死んで、 死んでも永遠でいようよって言った。 証明したいんだ。 君と僕で。
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