二度目の恋。
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2005年12月12日(月) 「義経」最終回

始まる前はそれなり楽しみにしていたはずなのに、結局片手で足りるほどの数しか見なかった「義経」。最終回だけは見たんですが、展開が早すぎて、主従が追いつめられていくところを三週間がかりくらいでやってくれたらよかったのにと思ってしまいました。弁慶の腕のなかで死ぬのが他の誰でもなく電車男だったところも謎で。いやー電車男みとってる間に大事な大事な義経さまが相当ピンチになってましたよ。いいのかアレで。「主要メンバーのなかでいちばん演技力がありそうだからいまわの際の科白をたくさんもらえたのか?」などと勘ぐってしまったわけですが。ドラマのなかでの位置づけがあんまり判ってなかったからなんでしょうね。ストーリーがほとんど判ってない者でも史実を知ってればなんとなく見られてしまうところが歴史物の良さです。そして弁慶の立ち往生には問答無用で感動します。判ってても感動する。こういう伝説の名エピソードというのには、文句言えないです。かっこええ!


「新選組!」は、全話とはいかないまでも、要所要所は欠かさずチェックしていたのに「義経」は壇ノ浦も那須与一も安宅の関も見逃した。結局のところ、出ている役者がどうこうというよりも、題材そのものへの愛の問題で。「新選組」は自分のハマりもの史上考えても、しばらくトップに君臨していたことのある大事な大事な存在で、「義経」は、「まあ好きかな」程度の位置づけを越えたことはないので。


ラストで天馬になって駆けていった義経さま。あれは「モンゴルに渡った」伝説を暗示してるのね、などととぼけた解釈もしつつ、なんかびっくりのラストでした。綺麗でした。


さやぎ |MAIL

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