breakthrough - 2014年01月05日(日) 「あなた、自分で自分が嫌いでしょう」。 ゆうがわたしにそう言ったのが、もう12年前になる。 それまで自分自身でも気づいていなかったけれど、言われてみれば確かに、わたしは自分が嫌いだった。 自分なんて消えて無くなっても構わないと、心のどこかでいつも思っていた。 その気持ちの大きさが、大きくなったり小さくなったりしていただけだ。 自分で自分を愛せないのに、他の誰かを本当に大事にすることは、決してできない。 ずいぶん前からわかっていた。 でも何もできなかった。 だから、気づいていたけど脇に寄せて、見ないようにしてきた。 ずっと、見ないふりをして生きてきた。 でも去年、夏から冬にかけていろんなことが起こったなかで、初めて、このことにきちんと向き合おうと思えた。 そして、ヒントを見つけた。 あともう少し頑張れば、自分をまるごと受け入れて愛せるようになれると思う。 一人では、無理だっただろう。だから、このことについて、とても感謝している。 あのとき、ゆうが最後にくれたこの言葉の本当の意味も、 それまでに彼がわたしに言ってくれたいくつもの言葉の意味も。 そして彼が最後までずっと努力してくれていたことも。 長い時間がかかったけれど、やっと理解することができた。 ******************************* 自分を幸せにできるのは自分だけ。 わたしは自分の責任で、自分の幸せを追求します。 自分のことも、自分が大事に思う誰かのことも、本当に大事にできる人間になります。 かならず。 -
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