極少ない時間の中で。
何を優先し、 何を排除するのか。
限り在る資源を、 有効に、 利用する術は。
要の能力に違いない。
其の、 限定された領域で奏でられる、 想いの質を。
より高める為に。
思索し、 錯誤し。
想いを、 贈り逢うのだけれど。
ならば。
其の、 放たれる想いの威力こそが。
想いの、 深度や真度を反映するのだろうか。
其れとも。
其の威力は。
飽く迄、 能力の高さに比例するに、 過ぎないのだろうか。
帰宅直後の俺に。
「やっと別れたよ!」
満面の笑みで、 其の一言だけを伝えて。
姫は、 寝室へ向かった。
其の事よりも。
必要な会話が在ると、 想うんだ。
---------- References Jan.09 2010, 「離れられぬ運命でしょうか」
---------- Goods " トモダチコレクション " 任天堂
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