umityanの日記
DiaryINDEX|past|will
今日、ネズミ男君と、庭木の剪定を行った。彼は電気バリカンみたいな機械を使って、器用に植え込みの枝花やツルを切っていく。僕は、彼の切った後のお掃除。少々、風邪気味なので、咳をコンコンしながら、掃き寄せた。
そうそう、作業をしながら、ネズミ男君が言う。「おい、ジャイアンよ。のび太君が結婚したぜ。相手はシズカちゃんだよ」って。「ええつ」、一瞬、僕は耳を疑った。マンガっていうか、アニメっていうか、その世界での話だ。
僕は、ふと、現実の、のび太君の事を思った。彼には「シズカちゃんって呼べるような人はいないなあーーー」。「のび太君」って、僕がつけたニックネームだ。彼は、真面目で、優しく、面倒見が良くて、仕事が出来て、僕、ジャイアンとは大違いだ。だが、シズカちゃんと呼べる人はいない。
まあ、マンガ、アニメの世界であっても、万歳だ。僕はマンガとかアニメはほとんど見ないが、のび太君も結婚するとなると、これからが大変だろう。アニメの世界では、どう展開していくのか?。僕ジャイアンも、これからは、「おい、のび太」と呼び捨てには出来ないだろう。スネオ君がいたら、きっと、すねていたに違いない。
おっと、庭木の剪定がとんだ話になってしまった。2時間ばかり、作業をして、彼は帰って行った。帰って、風呂に入り、旅で買ってきた香水を降り注ぎ、今宵も町へ繰り出す予定だ。
町と言っても、いつもの行きつけの店。コロナの心配はない。焼酎を飲んで、次の店へ向かう。いつものパターンだ。何と、前回、彼は2回もぞろ目をだした。景品はパンツではなくて、箱入りのカレーライス。よろこんで 持って帰った。彼は独身だから、ママの配慮があるのだろう。彼が歌うときは、テーブルの下で「コン、コン」と、音がする。ぞろ目が出る合図か?。うんんんん、不愉快だあーーーと思えど、仕方がない。歌の曲目は「時代遅れ」と、「22歳の別れ」。いい歌だ。聞き惚れてしまう。
さあ、そろそろ、出かける支度をしよう。今日はあまり、体調が良くないが、焼酎で消毒するか。
|