セキセイインコ ゴン助の精巣腫瘍闘病記録

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2003年02月06日(木) 56 処置のこと


ゴンが症状発覚してからのこと





投薬(一日2回。飲水投薬ではなかった)
体重を量ること。

デジタルのはかりで1グラムの誤差も禁物。
たった1グラムは大きい。

糞の確認。色や量、糞の位置。
これは餌を食べられているかの目安。
更に健康な鳥は体の周辺を汚さない。
ゴンは症状悪化してから止まり木や、餌箱に
糞をするようになった。

飛ばせない事。体力の消耗を避けるため。


獣医さんから特に指導されたのは
塩土、ビタミンシロップ、色付きボレー粉の中止。
これは肝臓などに影響や負担がある、との配慮。

薬の中に各種ビタミンなどは配合してもらって
対応。甘いシロップは好物だったが胃に良くない。
食べられなくなるのが一番こわい。

温度は差が激しくならぬように配慮した。






涼しくなりはじめゴンは少し寒がりはじめた。
布とライト(オレンジ色のもの)で保温。

投薬は変わらず。
菜っ葉をよく食べていた。この頃までは水浴びも
したがっていたが溺死を恐れて容器を外した。





徹底した保温。温度計とゴンの様子で温度設定。
ケージはそのままでまわりを断熱素材のシートで
覆った。内部には鳥用のヒーター。

止まり木を下に下げる。
早くから足がきかなくなる、と予告されていたが
ゴンの場合、相当体力があったようで最後まで
止まり木にいた。

それでも転げ落ちる事はあったので下げた。
おもちゃは弊害はあったが総合してプラスが勝って
残した。はしごのついたブランコだったので
ゴンはよりかかったり、はしごを伝って下に降りていた。
取り上げるとケージに登って降りて来ないし
止まり木から移るときかえってこけそうだった。

寒さが厳しくなってからは上のライトと
足元から暖めた。耐熱ペットボトルにお湯を入れ
側面に立て、下にはカイロなど。

特に出かける時はこれで少なくともお湯が熱い
間の時間が作れる。

(可能な方には暖房入れっぱなしがよいかもしれない。
うちは問題があってやらなかったが。いずれにせよ
火は気をつけた)

糞、体重に関しては季節を問わず。

ゴンの場合は大体これで半年近く持った。
薬は飲水に切り替えたが、問題無し。
よく飲んで食べた。


体力のある鳥だったのもあるかもしれない。
この鳥は小鳥専門店の売れ残り。
一番大事な時期に専門の方が長く面倒を
見ていたのが良かったのかもしれない。
手のり雛にしては育ち過ぎだが腫瘍以外
全く病気にならなかった。いつも楽しそうに
唄ったり踊ったり。そして食べた。

ホルモン異常もセキセイには宿命のような病気で
今はまだ治せない病気なのだそうだ。

だが、どんな病気でも左右するのは、基礎体力のようだ。
食べて遊んで体を作る事が何より、とゴンから
教わった気がする。

ごく当たり前の事だが、大きい。


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