古畑亜紀の日記
日々の雑記帳です。思い付いた時に
気分にまかせて書きます。

2009年10月18日(日) 学は成りがたいが、少年は老いる!!

それなりに尽力して過ごしている実感はあるものの、わりとびっしり日程なためあまり、暇がない!


老いた側からみて、相手が若いだけでいつまでも、すべてを、可愛がれるわけではなく。
若い側からみて、相手が老いているだけでいつまでも、すべてを、尊敬できるわけではない(だからなにって言われても困る)。


老いたがわが若い方に
昔はかわいかったのに、生意気になって。
と言えば
同じ理屈で
若いがわが老いた方に
昔は素敵だったのに、ショボくなって。
と言うのも同じことのような気がします。



若いほうからみたら、より自分よりも生命の終焉が近い(笑)老いた者にあれこれ言われても、所詮古びた生命体の小言である。
老いたほうからみたら、よりサバイバル期間が浅い(笑)若い者に、あれこれ言われても、所詮残るかどうかはまだ証明できていない生命体の小言である。

若いからってばかにしないで対等にみてくれ、この輝く可能性を大事にしてくれ。
もしくは
老いているのだから尊敬すべきでため口聞くな、この貴重な実績を評価してくれ。


私はどちらの気持ちもイタク共感します(中堅ですから……笑)。
しかし、それぞれ今を必死に生きているのです。
自分がまず先に尊重されようとするのは互いに無理な相談なのでございます。

なのでとんちんかんなまでにお互い自由な要求をしてみたら、噛み合わないのはありえるけど、お互いに噛み合わないのをそのまま上手く見逃すのも大事なんじゃないでしょうか。
自分が優位でありたいという勝手な魂胆は〃老若男女問わずありえるんだから。
それを、若いんだから、謙虚に引き下がれとか、
老いてるんだから、寛大に受け止めろとか、、
言いあってもうまくいかないですよ。



人と人との関係が、永遠に続くのは珍しいとして。

人生で出会う人たちとは一番相性よくいられる『季節』というものがあるのかもしれません。


それでも、一番相性よくいられた季節が1日でもあった人には、ことの顛末がどうであれ、やはりありがとうと思える自分になりたい。
世の中ほとんど他人のまま生まれて死んでしまうのですから一秒気があっただけでも、他人よりは近かったのですよ。
そのよい季節が、なるべく長く充実している方が、個人的には、より理想的ですけど(笑)


一番いい季節が今ではないからって、
あんまり
『自分は求めてないけど、むこうが頼んできたから』
みたいに(笑)発端を都合よくプライドを維持して話したい気持ちは、もうすごくわかるんだけど(^^ゞ
発端なすりつけあうのってカッコ悪いよ〜?
(とかいってるけどそのカッコ悪いことは自分もしたことあるからやはりあまり、偉そうにそれを『嫌だね、汚いね』とまでは、思わないけど……笑)

大変悔しいときもありますが、自分の関わる場面に自分が全く無責任でいられはしないのです。




謙虚さと、寛大さ。
どちらでもいいけど、身につけることで必ず成長できる。
体裁が優位であることより、その方が自分にとってお得じゃないでしょうか。



人を変えることはできないけど、自分を変えることは多少可能だと思えるので、自分が変わりたいと思います。


若くもなく、大御所でもないわたくし。
今だからできることを見逃さず、
しかしそういう今にすがりつかず、
ナチュラルかつアクティブに(まどろっこしいけど)今年の冬をむかえたいと思います。


ずっと忙しかったので多少疲れましたが、なんだかおだやかな気分です。


今月このあとは演奏のお仕事はないので、積み重なった重要な雑用をしぶとくこなしつつ、コンディションも整え直したいです。


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