2003年05月05日(月) |
Highway_star |
都市高速を駆け抜けて行く光 君を迎えに行く為に、大きな街を一跨ぎに 超高速でボンネットの涙を吹き飛ばし つんざくような轟音で、涙声を掻き消す
子供の頃、雨の日は嫌いじゃなかった。 雨の日に傘で作った秘密基地。
水溜り 振り回されるワイパー 長靴と幼稚園バス 濡れない場所から見ていると、不思議とワクワクした気持ちになる。
大人になってからの「雨降り」は、少なくともワクワクする対象ではなかった。
朝起きて、のそのそとベッドを抜け出して窓の外を見る 窓を叩く雨の粒 スネアロールのように響き渡る
僕は何に守られているのだろうかと考え 少し苦笑いをする
青い空に腰掛けて桜の花を見上げよう
あ、笑った?
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