カメラを知人に預けました。 カメラを触ってみたいという後輩に気前良く使ってごらんと預けました。 僕も、良かったら使ってみます?とカメラを貸してもらって使ったのが、カメラに夢中になる事始でした。 多分、こうやって同じ事を他の人にする事は、カメラの神様への喜捨のようなものなんでしょう。
本当は、カメラから逃げ出したかったんです。 上手く撮れない。上手く撮れない。 どうしても、思った通りの結果が得られない。 だから、カメラを預けてしまって、カメラから逃げ出してしまおうと、 思った僕は逃げ出した訳です。
しばらくはカメラのない生活をして、 心の中の何かが乾いた時に、 もし乾いたら、 もう一度ファインダーを覗いてみようと。
写真を撮る事は自分と向き合うという面が非常に強くて、 最近の僕はどんどん自分に自信を失っているので、 ちょっと、億劫な気持ちでシャッターを切っているのです。
景色がまわる ここはメリーゴーラウンド 人が流れていく 毎日が矢のように流れていく 大好きな人たちが いつの間にかいなくなる
爆音が轟く 戦闘機が空を真ん中で切り分ける お気に入りのCDはプレイヤから飛び出し いずこともしれぬ行き先を 書き込む無料優待キップ
遠くに向かってまわりつづける 失いながら 何かを見つけながら
いつまでもつづく
羨望と言うには、あまりに卑しい気持ちかもしれません。 嫉妬と言う方が良いでしょう。 いつわらざる、あなたへの僕の気持ちです。 あなたが何と言おうと、誰もが羨む才能があなたにはあると思います。 そしてそれを上回る努力をしています。 僕はあなたになりたかったのです。 誰からも誉められるあなたになりたかったのです。
あなたへの嫉妬心は、いつの間にか恋愛に変わったのでしょうか? あなたを自分に取り込んでしまいたい気持ちが、どんどん膨らんで。
愛してますよ? 悔しいけど。
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