過ぎてしまった事を、いつまでも悩んでいる。 僕はいつだって、そんな風だった。 明日がどれだけ楽しくても、過去の過ちや行き違いを後悔する毎日。 暗い森を歩き回り、出口はいつまでも見つからない。 見つけようとしていなかったのかも知れない。
暗い森の中。 一歩戻って、後ろを振り向く。 景色の中に空と草原が広がり、君がそこに立って笑っていた。
「なんだ、こんな所にいたんだ?」
何をしょげているんだろう。 哀しい事があったのかな。 失敗しちゃったのかな。 どうしちゃったの? いつになったら、元気になるの?
頼りないけど、僕が側にいるよ。 ほら、何となく大丈夫。 頼りないけど、僕が側にいるよ。 二人でいれば、何となく大丈夫。 僕らは上手くやっていけるさ。
君の事が好きだった時もあったよ
本当にありがとう 君はずるい人だから、 これが、僕の仕返しなんだ。
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