2005年04月06日(水) |
彼女が幸せにならない世界ならいらない |
交際の申し出を、残念ながらお断りすると、彼女はしばらく沈黙した後にこんな事を言った。 「あなたの好きな人は、どんな人なの?」 「え?」 「なんとなく分かるの。もっと遊びたいからとか、結婚の事を言われるのが嫌だから、彼女を作らないんじゃないよね。」 「ええ、と、まあ」 「好きな人がいるから、別に義理立てする訳でもなく、一人でいるんでしょ?」 「・・・よくご存知で。」 「で、あなたが好きな人はどんな人なの?」 「さあ、ね」 僕は曖昧な笑顔を作る。
果たして分かって貰えるだろうか、 僕の好きな人は、我侭で泣き虫で、ちょっとポンコツで、ドジな人。 だけど、他人の悲しみを自分の物のように感じて一緒にオロオロと泣ける、そんな人なんだ。 この人が幸せにならないなんて、それは世の中の方が間違ってる、そう思わないかい?
2005年02月23日(水) |
無邪気な月と顔を出さない太陽 |
君も薄々気づいているように 君の言葉は人を傷つける時がある 君は悔やんでいるけれど まったく治っていないように見えるよ 人を傷つける君は嫌い でも君の事が好き 時々、難しく考えてしまうよ
日常に流されつつも 時々、君の事を考えている たぶん、普通の生活。
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