ラミパスの日記...ラミパス

 

 

片付けられない人たち - 2002年03月28日(木)


【片付けられないひとたち】

先週の夕方のニュース番組で特集をしていた。
とても人の住処とは思えないほどゴミが散乱している部屋。床が物、食べかす、コンビニ弁当ゴミ、汚れた衣類などであふれ、ゴキブリ・ネズミはあたりまえ。しかもそこに住んでいる人は外向きまじめなサラリーマンや普通のOL、あるいは主婦など。
番組では、そういう人たちのかなりの人が脳の障害による、としている。いわゆるADHD/ADDを始めとする、脳の微細な損傷による機能障害。というよりもCTスキャンで確認すると、前頭葉の部分が正常な人よりも微妙に隙間があるという。これは初めて聞いた。

片付けられない主婦はこれが元で離婚し、3人の子どもたちと大量に物があふれた部屋で生活している。番組の定点観測カメラで見ると、その主婦の行動に、非常に特徴的なものがある。たとえば、床に落ちているこどものなわとびを拾い、どこに片付けるか見渡しているうちに壁にかかっているカレンダーが古いことに気がつき、なわとびを置いてカレンダーをやぶき、その紙を片付けないうちにこどもの何かに気を取られ... つまり視線が次々に移っていってあれもこれも中途半端に処理しては放り投げ...の繰り返し。これって ADD/ADHDの特徴。「なんで普通の人ができることが私はできないんだろう」と涙を流しながら洗濯物をたたむ姿が痛々しかった。その心情がよおく理解できるだけに...

うちの(り)も、ADDの特徴を併せ持つアスペルガー症候群。親が言わないと絶対に自分から片付けることはしない。なんとか習慣付けるようにしないと... なんか彼の将来を見ているようで、人ごとではなかった。本人はどこまで自分の状況を理解しているのだろう? 先週のASCA面接でも言われたが、本人にしっかり話しする機会を作らねば...

(り)はきのうからASCA運動教室の先生によるスキー合宿。しかし雪があるのだろうか、ここのところ1ヶ月以上先の気候で、桜も既に満開状態。新幹線で旅立っていった。



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飯守泰次郎・サントリー音楽賞記念公演 - 2002年03月26日(火)


6:20起床。

きょうも午後から半休。何しろ茨城くんだりからおのぼりさん状態だから... サントリーホールで「飯守泰次郎・サントリー音楽賞受賞記念公演」。

なかなかよい席が取れた。前から7列目のやや左寄り。遠すぎず、近すぎず、ちょうど良い。相良先生も来ていたが、2列目。目の前はやはりつらいみたい。
サントリーホールは2回目か。新婚頃に第九演奏会で来たことがある。(り)が生まれた年の暮れ。カミさんが、おっぱいが張って痛いとか言っていたことを思い出した。

日比谷線神谷町から歩く。TV東京、どこかの大使館、ホテルオークラ等、そうそうたる建物の間を縫っていくように歩くとアークヒルズ。ここのSUBWAYでサンドを食べて腹ごしらえ。

今夜のプログラムは武満徹、運命、ワーグナー、と三種三様だが、それぞれ、大変感銘した。
武満は、音の揺らぎ。笙とオーケストラの音の受け渡しが絶妙。最初、管の響きが回りからサラウンドのように聴こえていたので、「ああ、サントリーホールって、オーケストラの後ろの管楽器は音が回りこんで聴衆の後ろから響くようになっているんだなあ」なんて感激していたのだが、なんのことはない、客席の後ろ(1階真後ろと2階の左右後ろ)に管楽器がいたのだった。面白い趣向。この曲の指定なのかそれとも飯守先生の演出なのか?
運命は、その若々しさ。ベーレンライター版ということで、あちこちの解説にあるとおり、贅肉をそぎ落とした感じ。
ワーグナーは、初めて生で聴いた。実に華やか、ゴージャスな音。特に最後のソプラノソロを交えた「神々の黄昏れ」からの曲は圧巻。感動して、涙が出てきてしまった。

午後7時から始まって終わったのが9時40分過ぎ。たっぷり堪能した。帰りの電車は聖パウロの音取りMDを聞きながら、と思っていたけど、結局電車の中ではボーっと、余韻に浸りながら帰ってきた。はあ、幸せ。



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大井町でダフニスとクロエ - 2002年03月25日(月)


6:20起床。

午後から半休。大井町で「ダフニスとクロエ」の練習。指揮の矢崎先生が来られるのだ。
ここ何日も通勤時に練習テープを聴き、楽譜を家で見て、とりあえずなんとか音が取れるようになってきた。しかし、中盤のアカペラで深く静かに沈み込むようなコーラス部分。とにかく音をとるのが大変。テープとならなんとかできるものの、実際に練習の場になるとバスやアルトが近接した音なので非常につらい。#くらいひっぱられてしまう。
ま、あと2ヶ月、がんばりましょう…

練習前に寄った大井町駅前の台湾料理店の天津ラーメンが美味しかった。メンはつるつるのシコシコ。スープはちょっと酢がはいってるかな。小さい店だがあなどれない。



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アンサンブル交流会 - 2002年03月24日(日)


7:15起床。
(こ)(あ)はカブスカウト。筑波山登山で、8時集合。

こちらは相良先生門下のアンサンブル交流会。新松戸。
でかけようとしたところで上司から電話、「Serverからアラームメールが飛んでるぞ!」
メールを見ると、確かに早朝から飛んでいる。Cron で10分おきにチェックする設定になっているので、大量のメールが…

Serverにはいって様子を見てみるとSWAPが100%近い。TOPコマンドを見ると、どうもある特定のプロセスが肥大化しているようだ。今日の当番に連絡してそのプロセスを再起動してもらう。

そんなことをしているうちに2時間遅刻。でもちょうど昼食時でよかった。会場前の公園でお花見をしながらセブンイレブンのおにぎりを食べ、午後の交流会に臨む。
さまざまな小団体がアカペラでハーモニーを聞かせる。女声よりも男声のほうが楽しんでいる。
我が竜ヶ崎男声合唱団は、しっとりと聴かせた後に笑いをとるコミカルなもので締める。受けを狙ってのことだが、ねらいどおり。
ビデオを取っていたのだが、竜男は人数が多く画面に入りきれない。結果、自分が画面に収まっていない...

3時からは懇親会。飲めや歌えや、すごいことになっている。とにかくどんなに飲んでいても楽譜を渡されると練習してしまうという、これはもう性(さが)かも...





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(り)ASCA面接、飯守ベートーベン - 2002年03月23日(土)


7:10起床。

【(り)中学生クラスのための面接とASCA運動教室最終日】

面接は親のみ。中学生クラスになると、もっと身近な生活場面でのトレーニングといったらよいのだろうか、通学時のさまざまな対人関係、トラブル時の対処、あるいは金銭管理、他人からどのように見られるかを意識させること、友人関係、人との距離感、などなど。より具体的な内容。ただ、月2回だからおのずと限界はある。家庭とのコンビネーションを必要とする(らしい)。
先生はこれまでの運動教室で(り)を良く見てきているので、その辺の話しもあったが、やっぱり対人・集団の中での距離感がつかめない、というか... 引きすぎて戻るきっかけがなくなるパターンと、逆に出すぎて今度は相手が引いてしまう... その両極端になることが多いと。ただ、引いた場合はある程度時間を置いて自分の中で消化できたら、そタイミングを見計らって声かけすればスンナリと戻れる、とも。ふうーん、確かにそんな感じだ。さすが良く見ている。
あとは、ASCAに通っている理由、なぜ自分がここに来ているか、それによって良くなったこと、悪かったことなど、いろいろ会話が必要だ。

約45分くらいの時間、あれこれ話して、一旦退出。運動教室はきょうは親の参観ということで13時10分集合。昼食後(り)とカミさんは運動教室、自分は一足早く帰宅。途中でアキバ石丸によって、CD購入。

飯守泰次郎/ベートーベン交響曲全集 \4,200
小澤征爾/マーラー交響曲第1番「巨人」 \1,500
シベリウス交響曲第2番、フィンランディア他 \1,000

飯守ベートーベンは新譜だから目立ったところにあるだろうと思っていたが、なかなかみつからない。ベートーベン交響曲のコーナーにあった。なんか地味。
あとの2枚は、先日のTVでやっていた「巨人」をもう一度聴きたかったのと、フィンランディアは、これまた久しぶりに読み返したマンガ、竹宮恵子の「ノルディスカ・ソナタ」から。
主人公の生島玲が、お堅いウィーンを脱出してフィンランドへ旅したときの第一声、「ああ、フィンランディアが聴こえる!」
なんかそれだけで買ってしまった。




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サーバ障害... 呼び出し受ける - 2002年03月22日(金)


4:10起床(というより、トラブルコールで起こされた...)



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星の子ホームページ、パットメセニーグループの新譜! - 2002年03月21日(木)


7:30起床。風がすごい。犬の散歩をしていると口の中がじゃりじゃり。
昨日もすごかったけど、きょうは砂ぼこりがいっそう激しい。

 午後、久しぶりに「星の子」ホームページの更新作業。とにかく「予定」や「依頼原稿」がそのままだったのですごく気になっていたのだが、なかなか気持ちの余裕がなくて手をつけられなかった。夕方にはとりあえずアップ。ちょっと肩の荷が下りた感じ。今後はマメに処理していこう...

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きのう書き忘れた。
【Pat Metheney Group 新譜】
 明響掲示板にて、飯守ベートーベン全集が出ていることを知った。夕方、疲れた体にムチ打って、つくばの石丸電気へ。ここは茨城県内でも屈指のクラシックCD在庫量をほこる。でも35分かけて着いたら... 定休日だったのね。そう、きょうは平日だった。みんなで休んでいたので勘違いしたかあ...
 ここまで来たからにはどこか他をあたってみるしかない。西武のWAVEに行ってみたが、たいした事ない。置いてないな。しょうがないなー、とショーケースをグルグルうろうろしていたら、ふとそこで目にした、パットメセニーグループの新譜。2月発売になっている。うむう、私としたことが、新譜がでていることを知らなかった
なんて...
 もちろん購入して、とりあえずここまで遠出した意味を無理やり見つけたって感じ。
帰る道々、聴いて。ふむ、パット節は健在。カミさんに聴かせても、パットメセニーだということはわかるだろう。よりドラマチックな、音の立体構成が素晴らしい。人によっては金太郎飴みたいだろうが、わかる人にはわかるよなあ、より進化したパット節が。もう、パットメセニー(Gt)とライル・メイズ(Pf)って一心同体だな。



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