Just A Little Day
目録過去未来


2006年12月12日(火) 僕にできること

引っ越してきてすぐに割ってしまった鏡。
実家にいた頃から使っていた、半身うつるくらいのピンクの大きな鏡。
その鏡のふちに、19の頃に書いた言葉。

「輝いているあの人にも 見えない涙がある」

チャコールフィルターの「Brand-New-Myself」という曲の歌詞。

この曲に何度励まされたかしら。
昔、ケン●ッキーのCMソングだったんだけど。
熱過ぎる位に、くさ過ぎる位の温度のこの曲。
でも、何かというと頭をよぎる。

「駄目な自分を愛せはしない 強く生まれ変われ
 やると決めたら背伸びはしない 体ひとつでぶち当たれ」

鏡は割れてしまったけど、ふちはコルクボードとして使ってる。
寝室の壁で、あたしを見張っている。
心が折れないように。
忘れないように。

19のあたしを。
少年だった人を。
冬の日を。
実家を。

「失くしたものは要らないもの 本物は手に残る」


2006年12月11日(月) 饒舌

あなたの一言は、百の言葉より饒舌。

彼の目は、百を語るより饒舌。

彼女の沈黙は、百の言葉より饒舌。

あたしの溜息は、百を語るより饒舌。


2006年12月07日(木) みくしぃ

みくしぃ、すごいですね。
某友人からご招待を受けたのですが。。
なんか、中学校の同級生を発見しまして。
昔の厭な思い出に久しぶりに再会した気分でした(;−;)
あたしにとって、吹奏楽部の思い出はかなりのトラウマらしいです。
よく夢に見ます。

あたしは今の年齢のままなのに、まわりは皆中学生で、
あたしだけマーチング(注・楽器を吹きながらパフォーマンスするもの)の振り付けが全然わからなくて、楽器吹いても音出なかったり、
先生に怒られたり、部長に怒られたり・・・
それはもう、怖い夢です。

厭な思い出ばかりではないのですが。
中学校卒業したのって・・・何年前?!



・・・あ。でもまだ十年経ってない!!


2006年12月06日(水) 東京タワー(2004年・日本)

この映画を観るのは3回目だけど、毎回新鮮にくらくらしてしまう。
台詞の一つ一つに。本当にくらくらしてしまう。
原作とは随分違ったストーリー、違った結末だけれど。
観終わってもしばらく「帰って」来られない。

あたしには結婚は向かないのかもしれない。
「結婚」=「生活」で、
「結婚」=「幸せ」、「結婚」=「恋愛」ではないとすれば、別だけれど。

でも結局、“恋とは、するものではなく落ちるもの”という言葉が耳に残って鳴り止まない。
ほんと、「fallin' love」ですね。



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髪型を変えた。
サラサラのロングストレート。
気持ちもまっすぐになったらいいね。


2006年12月05日(火) Everlasting lie

もしも
「今」を繰り返すことが「日常」で、
思っても口に出さないことが「優しさ」で、
黙って傍に居ることが「愛」なら。
あたしが欲しているものは何ですか?


もしも
口に出せば壊れてしまうのが「未来」で、
「未来」に繋がらないのが「過去」で、
手に触れられるものだけが「今」なら。
この指先に引っかかっているのは、「今」ですか?


もしも
見えないフリをすることが「逃避」なら、
向き合うことは「覚悟」ですか?


もしも
全てを話すことが「誠実」で、
全てを話さないことが「嘘」になるなら。
墓場まで持っていかれる「嘘」ならば、
それは「本当」になるのでしょうか?


身動きが取れなくなるのなら、
いっそ身体なんて無ければいいのに。
身動きが取れなくなるのなら、
いっそ心なんて無ければいいのに。


2006年12月04日(月) 映画『最愛の妻ミリーへ(2005年・米)』

泣いた。
ティッシュの山が出来た。
涙が止まらなかった。

パーキンソン病になってしまった妻と、献身的に支える夫の話。
介護に携わって5年弱。沢山のパーキンソン病の人と出会った。
治療法のない難病。
症状も様々。進行が速く、寝たきりになってしまった人。
薬で症状を抑え、ほぼ自立して生活している人。
薬が効いていても、いつ薬効が切れるか解らないから外出も出来ないと話してくれた人。

例えば、あたしがパーキンソン病になったら。
あなたはあたしを最期までみられますか?
例えば、あなたがパーキンソン病になったら。
あたしはあなたを最期までみられるかしら?

「生きる」ということ。
「死ぬ」ということ。
あまり見ないように、考えないように生きているけれど、人はいつか必ず死ぬんだと思い出しました。

よく、母は云います。
「もしも私が倒れて、管を繋がなくては生きられないと云われたら、
 私は家で死にたい。延命は要らない。
 病院で何年も“生かされる”なら、家で好きな物を食べて好きな事をして1週間で死ぬほうがいい。」

可能性に賭けて治療するのも、その人の意思。
可能性を捨て、好きなように生きるのもその人の意思。

あたしも延命はして欲しくない。
好きな人に囲まれて、美味しいものを食べて、笑って最期を迎えたい。


2006年12月03日(日) それを魔法と呼ぶのなら(GRAPEVINE)

それを魔法と呼ぶのなら 死ぬまで解けないかも
君のことを思うのなら 誰も理解してくれなくなったとしても
僕は今のままでいい

それを魔法と呼ぶのなら


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