Just A Little Day
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2006年12月24日(日) |
人並みに今年を振り返る |
「今年もあと少しだね」と。
ちょっと振り返ってみます。
けんたが1月に来て、ばったばたでした>< なんだか獣医さんにばっかり行ってる気がする・・・ デリケートな犬なんだ。踏んでも蹴っても(嘘)鳴かないくせに、 全然痛くないところで鳴く。吠える。 けんたによって破壊されたものは数知れず...
振り向いてみると、かなり長い。 「ああ。これって今年だっけね」ってかんじ。
<仕事> 3月末に3年間勤めた会社を「方向性の違い」ってやつで退職しました。 4月末に訪問介護の大手に入社したのですが、これもまた9月末で退職。 こちらはストレス。 うまく笑えなくなって、「会話」が出来なくなって、人間が嫌いになりそうだったから。 で、気付いたこと。
もう訪問介護はいい。
限界を感じてしまいました。 やっぱり訪問介護員として出来ること、社員としてヘルパーさんを指導して出来ることには限界がある。 だからって今を耐えてケアマネを取っても、あたしのやりたいこととは違う気がする。
そもそも介護職って何だろう? あたしのやりたいこと、目指すものって何だろう? というところまで突き詰めたくて、現在は休職中。 3月末まで失業保険が出るので、それで食いつなぐ。
<生活> 犬は鎹(かすがい)
これに尽きる気がする。
争ったり、くっついたり、出て行ったり、出戻ったり、愛想つかしたり、 やっぱり好きかもと思ったり、泣いたり、わめいたり・・・
YOSHII LOVINSONの「TALI」に象徴されるように、生活とは 「〜たり」「〜たり」の連鎖。
けんたがいなかったら、あたし今頃ここに居ないかも。 本当にそう思う。 まあ、結局のところ、「犬は鎹」ですよ。
大まかに振り返ったけど。 来年の目標は
「乗るか反るか、はっきりする」 「仕事する」 「かわいい人になる」
3番目は一生の目標だけどね。
2006年12月22日(金) |
死なない自信はあるのか |
考える事を放棄して約1週間。 生きてるのやら死んでるのやらな毎日。天気も曖昧。 リビングで手紙を書いて、その手紙の居心地の悪そうな、場にそぐわない感じがあたしにそっくりだと思った。 出がけにこっそりポストに落とした。 いってらっしゃい。遠い街へ。 あたしのからだもあの紙くらいうすっぺらだったら、切手一枚でどこへでも行けるのにね。 あいにく人並みの厚みがあるこのからだは、電車か自転車が移動手段。 電車がない時間は遠くに行かれないし、雨が降れば自転車は無理。
今日は冬至。 夜が朝より長いのは好都合。 コンタクト入れ忘れたから、暗くなったら一人では帰れないもの。
駅まで迎えに来てくださいな。
鍋ばかり食べています。 気付けば今年もあと少し。 ここにきて風邪を引いたようです。 紅白の出場者、年々微妙になってますね。 見たいのはポルノとスガシカオと徳永英明、中島美嘉くらいです。 むしろjapan count downを生中継してください。 行きたくても行かれませんので。
眠っているときの自分が、本当の自分かも。 睡眠中は、取り繕ったり、お世辞云ったりできないもの。 だとしたら最近のあたしはヤバイ。 夢と現実の狭間の、つかの間の記憶では あたし、あなたに冷たいよね。
これは本格的に困ったぞ。
2006年12月15日(金) |
考えないことにした。 |
今日は考えないことにした。 頭がパンクしそうだし、 考えて答えが出るものでもないし。
だから平和な顔をして ビーフシチュウを作りましょう。 炊きたてのご飯と、おいしいサラダで 平和な顔で夕食を食べましょう。
お酒は少しにしとく。 ここには何も問題はない、という顔で あなたを駅まで迎えに行きましょう。
どしゃ降りなのに、さす傘がありません 冬の雨は冷たいのに 肺炎を起こす前に、迎えに来てください もう随分と長い間、あまやどりしていますが 迎えはいっこうに来ません 仕事?? ああ、そうでしたね。 あなたは仕事でしたっけ。 じゃあ、自力で帰ります 家がどこだったか、あまり思い出せないので 迷子になるかもしれませんが。 仕方ないですよね。 あなたは仕事ですもの。
そんな気持ち。
今から帰ります。 傘は母に借りました。 借り物の傘ですが、自分で帰れます あたしには足がありますから
駅前で高校生が「ゆず」を歌っていた。 あたしが高校生の頃によく聞いた曲。 思わず立ち止まってしまった。 パンツが見えないのが不思議なくらい短いスカートの女の子たちは、コートも着ないで大声ではしゃいでいた。
あたしは二度目の家出。 飛鳥山の紅葉は、知らないうちに半分以上散ってしまっていた。曇天で雨に濡れてわびしい。
電車の中も薄暗くて、みんな憂鬱そう。 さっきの女の子たちは、一体何がそんなに楽しかったんだろう。 電車の中の憂鬱な大人にも、あたしにも、あんな時期があったはずだと思うと不思議な気分。
日暮里で乗り換える。 あたしが仕事をしていた頃に建設中だったマンションの骨組みかできていた。 駅横の高層マンション。
ホームの立食い蕎麦のにおいで気分が悪くなった時に電車が来た。
このまま、母と暮らそうか。 犬の飼えるマンションを探して、あの家を出ようか。 あたしにはどうしても、毎日残業の彼を笑って迎えてあげられない。 胃は故障寸前。 泣いてばかりで目が痛い。 溜息を噛み殺しすぎて喉につかえたままなので、呼吸がうまくできない。
ただ一緒に居たいだけなのに。 どこにも行かなくていい。 欲しい物もない。 笑っていたいだけなのに。
母はまだ帰ってこない。 夕飯でも作って待っていよう。
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