Just A Little Day
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期待はしない。 その通りにならなかった時に失望するから。 マイナス思考のあたし。
あたしはイイコぶりっこ。 結局、我が身が可愛いだけなんです。 自分が傷つきたくないだけなんです。 穴だらけの体裁。 取り繕う言葉には、誠実さはない。
「ウソツキ。」
そんな声が耳元で鳴り止まない。
2007年04月14日(土) |
このままでいいとは思わない |
言葉も出ない。 嘘でも笑えない。 へらず口が、今日は無口。 云いたいことは、もうない。 たぶん、もう無理。 すべてが億劫。 けんかする気力も無い。 て、もう末期だよね。
家→会社→家→会社→家→会社→家→会社 本当に話すべき人は、常に不在。 考えてみれば、あたしも不在。 此処にいるけど、此処にはいない。
真夜中、夢と現実の狭間。 隣りにもぐりこんでくる、この人は誰だったかしら? 自然と眉間にしわが寄る。 溜息。寝返り。 そして眠れなくなる。
満たされない。
あなたの言葉はただ音声としてのみ耳に入る。 あたしの口から発せられるのも、ただの音。 そこに意味はない。 質問したそばから忘れていく。右から左へスルー。 響かない。 あたしは再び膜の中。 世間話は、沈黙を紛らわす為の音声。
ステレオから、GRAPEVINEの「インダストリアル」
取繕うんだ 無駄に話を繋げて でもさ 本当はきみに興味などない きみもそうだろ
見透かされた気がした。 あたしの日常。あたしの心。
ママからメールが来た。 彼とうまくいっていない時、ほぼ確実に来る連絡。 息子の災難を察する力があるのでしょう。 ママの目に、あたしはイイコに映っているのかと思うと ちょっと馬鹿馬鹿しい気がしてくる。 自分の演技力に、唾を吐く。 体裁を気にして、あたしはイイコなメールを返す。
彼がいつ帰ってくるのか、最近では知りたいとも思わない。
無関心は、最大の暴力。 一人でいるより、二人の方が淋しい。 話題などない。 興味などない。 それでも
完成を待ってるんだ ストーリーのないこの行為の向こう 安全な明日を乱す事は許されないね ルールなんだ
だから息を殺して、寝たふりをする。
これくらいなら平気。 嘘も方便。なんてね。 変に意地張ったって、 いつかはバレちゃう。 すきだらけのあたし。 嫌いにならないでね。
彼が嫌いというものを、あなたは好きだと云う。 あなたが好きだと云うものを、あたしは好きになれない。 あたしが嫌いなものを、彼は好きだと云う。 価値観は人それぞれ。 あたしはあなたになれない。 彼はあなたになれない。
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