MUSIC春秋
目次前日翌日
 2011年11月09日(水)
予想通り


今回のライブ、
「楽器持ち込み歓迎、即席アンサンブル有り?」と
チラシに書かれているのを見た時は
持って行く気満々でした。バンドネオンを。

それから2カ月の間に色々考えて迷い始めたけど
とりあえず練習だけはそれなりにしておりました。

それが直前になると
やっぱりやめとこうか
いやこんなチャンスは滅多にないし、と
もうそのことで頭がいっぱい。

結局持っていかなかったわけですが
現地についたら楽器ケースを持った人がたくさんいるのを見て
まず後悔。

席に座ったら、こんな狭いとこでは弾くどころか
楽器をケースから出すこともできんわ(知っとったけど)、
ということで
やっぱり持って来なくてよかったと思いなおす。

ライブ(講座)が始まったら
楽器を持ってきてないからリラックスして
演奏や話を楽しめる。
やっぱり持って来なくてよかった。

「それでは最後にリベルタンゴを弾ける人はどうぞご一緒に。」

ああーそれ弾けるぅーぅぅ・・・

というこの結末まで含めてすべて
私の予想通りでした。


でもライブ(講座)の内容は予想よりも濃くて楽しかったです。
惜し気もないネタバレや
本気のレッスン(てっぺい先生コワイ;)
お客さんのカホンに合わせて急遽ジャズセッション。

常に新しい企画を考えるのは大変かもしれないけど

たまにはこんな新鮮なドキドキ大歓迎♪
ただ、あの会場は向いてないわ。


もし次の機会があったら楽器持ってくかどうしよか。
今から悩むバカがここにいます。

++++++++++++
サルでもわかる音楽実験室〜公開音楽講座in名古屋
杉ちゃん&鉄平
栄 doxy


+++++
サルにわかるほど易しくなかったような?

カホンのケースがネオンのケースと同じサイズだったもんで
ネオン持ってる人がいる!?ヤラレター
と思った時が一番ドキドキした。


 2011年11月08日(火)
仙台のロミオ


秋の野芥子。
「秋の、野芥子。」ではなく「アキノノゲシ」という名前。



秋の野芥子は、秋に咲く。



グランプリシリーズ中国大会での
羽生結弦選手の演技が素晴らしかったのに
新聞に一枚も写真が載っていないとは何事だ。
4位だからか。4位がそんなにダメなのか。
順位がなんぼのもんじゃい。

手足が細長くてやわらかくて優雅で
ヒラヒラした衣装がとても良く似合うのに
猛々しい演技でも人を惹きつけることが出来て実は男らしい
と思いきや終わった途端にあどけない笑顔。
70年代少女漫画の登場人物のような、まさに王子様。
日本にこんなスケーターが現れる日が来ようとは。

一見なよなよして見えるけど心の強い子。
メダルとかどっちでもいいよ。

無事でいてくれて本当によかったよ。


 2011年11月07日(月)
観劇


ペダル踏んで踏んで長良川を渡る。



舞台版「ゲゲゲの女房」を観て来ました自転車で。
愛しの梅様が地元に来て下さるとは。

最初のチラシ。
夫婦以外の配役は全く謎。

2版目のチラシ。
役名はついているものの
相変わらず謎。


貧乏を耐え忍び支え合う夫婦の絆の物語・・・が
テーマだという先入観で観たのですが
強烈な印象で心に切り込んで来たのは
時代の流れに乗って成功した者たちの陰で
流れに取り残され淘汰され
落ちぶれて消えていく者たちの悲しい最期でした。

「自分の選んだ道をひたむきに生きていれば来るべき時が必ず来る」
という言葉の通りに、水木夫妻は成功を収めたけれど
紙芝居屋のおっちゃんや貸本出版の社長だって
最後まで自分の信じたものを諦めなかったのに救われなかった。
それでも、この世から消えてもなお妖怪に姿を変えて
水木夫妻を祝福し、感謝し、見守っているだなんて。
なんだか納得できないけれど、
そう思うことでやり切れなさから逃れられるのなら。
この世界で生きていく上で
逃れられない無常、悔い、悲しみ、罪悪感、
そういったものから心を開放するために
人は妖怪を創ったのかもしれないな
と思いました。

紙芝居屋さんを演じた大和田獏さんの熱演が素晴らしくて
終演後にチラシで確認するまで
その人が獏さんだったことに気付きませんでした。
いやチラシを見ても「あれ?獏さんどこに出てた?」ってぐらい。
境遇は違うものの、
肺がんと闘いながらボランティアで紙芝居を続けていた
岩がん太さん(元コント0番地)と重ね合わせてしまったので
余計に心に響いたのかもしれません。

さてチラシではオカマ役に見えた梅ちゃんですが
実際は男役でした。派手な。
派手でテンションは高いけど
貸本出版社の社長で、貸本が廃れ経営が立ち行かなくなっても
なんとか水木先生の作品で会社を盛り返そうとがんばった
不器用で根は真面目。ぴったりですよ梅ちゃんに。
病気でひっそりと亡くなったあとには
貧乏時代、水木先生に払えなかった原稿代が
封筒に残されていたと仲間から伝えられました。
成功を収めた水木先生にとってはわずかな金額なのに
そのために慣れない肉体労働を。
かっこいいよ梅ちゃん!あ梅ちゃんじゃない。根津田さん。

基本おどけキャラなので
いちいち首を機敏にくるっくる回したり
怒るとほっぺたをぴくぴくさせる顔芸とか
やっぱり梅ちゃんはテレビより舞台向きだなあと思いました。
(この話はまた後日。誰も読みたくないかもしれんが。)
冒頭と最後には、ねずみ男となって出ていましたが
(正確には、ねずみ男となった根津田さん)
それは出演が発表になった最初のチラシの時の予想通り
だったしWAHAHAでも色んな扮装をしてるので違和感ない・・・
と思ったら若干姿勢が良すぎた。
でもそれがまた梅ちゃんらしさなので愛せる。
梅ちゃんこの仕事楽しかったかなあ。大変だったかも。

あとねえあとねえ、
セットが素晴らしかったです。
大きな装置を一瞬でガーッと転換させるところ迫力ありました。
4列目端だったので良く見えました。
ぬりかべのでっかさは予想外。かわいさも。

締めようと思ったら主演のことを何も書いてなかった。
水野美紀さんかわいかったです。
アドリブで笑わしてたの彼女だけだったような気がする。
私が気付いた限り。
渡辺徹ちゃんの水木先生は、向なんとかって人よりもかなり
水木しげるっぽかったです。

ただの亭主関白にも見えたけど
女房が満足ならそれで幸せなのですね。


 2011年11月06日(日)



ひきこもりがちなので買いものがてら散歩に。
久しぶりに来た道、色が変わってる。
なぜこんな地味な裏道にこのような舗装を?



中山道だからか。そういやそうでした。



途中までなのね。



目次前日翌日

MY追加mail