2006年05月16日(火)
先日、お笑い番組を見ていた時のこと。
まあ、僕も普通にお笑い番組は好きです。
ところがですね、フト「これってほんとに面白いのか?」 と感じた。
実は、たいしておもしろくないんじゃないの? と、あえて冷静な目、冷めた目でお笑い番組を見てみる。
すると、たしかに笑えないものが多かったりする。 もちろん、笑えるものは笑えるのだが。
お笑い番組を見るときは、おもしろいものだと思って見る。 それが当然だと意識している。
実は、この意識というものが肝心なのではないかと。
特に、そのお笑いのライブ会場などでは、尚更のこと。
人間は、集団の一員を自覚するとき、人格が変わるという。 ライブ会場などに詰め込まれると、客の間に、一種の興奮状態が生まれ、ちょっとつつくと爆発的な笑いが生まれるらしい。 当然、そのような場所はみんな笑いに来てるわけだから、なおさらである。 普通だったらまるでおかしくないようなギャグでも、馬鹿みたいにウケるのだという話を聞いたことがある。
人間は、他人と最低限の距離をとろうとする本能があり、これを無視されて密着させられると、無意識に不安を覚え、その不安を解消するために少々無理をしてでも周りの連中と親和しようとするんだと。
人間は、ある種の目的のために集団が同じ意識を持つことに本能的に快感を感じる動物なんだそうな。
ってことは、お笑い番組を見て、みんなで笑うという行為そのものを楽しんでいるとも言えるのかも。
だから、たいしておもしろくないコント等でも笑えるのかも。
そこで僕は思った。
仕事も同じように楽しもうと意識すれば楽しいのかも!
さっそく本日、仕事を楽しんで来よう!と、意気揚揚と仕事へ向かった。
・・・ごめん、やっぱり楽しくないや。
長い前フリの割にこんなもんでした。
*2005、2月分の過去日記再アップ!
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