Espressoを飲みながら

2001年07月10日(火) 週刊金曜日の正論

最近の日本では出生率が減っているそうだ。

確か学校では日本は面積に対して人口が多いので土地が高く、
大きな家に住むことが難しいと先生は言っていたような気がする。

そうだとすると出生率が減ればいつか人口全体がぐっと減って
住みやすい日本がおとずれてめでたしめでたしという気がしなくも
ないのだが、楽観的でない人も多いようだ。

ただ今年は21世紀最初の年であるということと、
天皇家とやらの雅子(様)が妊娠したから便乗して、ということで
出生率がひさしぶりに上がっているそうだ。

雅子(様)の赤ちゃんが女の子だったらどうしよう?ということで
女性の天皇も認めるか否か?と論議もあるみたい。
各新聞はほとんど女性天皇も認める論調。
日本国憲法に男女平等とあるのだから、本来当然そうあるべきである。
今まで男性の天皇しか認めてこなかったことのほうがおかしい。

しかーし!

それ以前に、空遊には気になることがあったのだ。
それは、「いつまでこのあほな天皇制なんつうものを維持すんねん?」
ということである。
あんなどこの馬の骨ともわからん一家を国の象徴として機会あるごとに
式典をさせたり、外交に使ったりしている。
なんであれが日本の象徴なんだ?というか、別に無くても何も支障が無いと
思われる。小泉首相が「聖域なき構造改革」と言っているが、それが本当
ならぜひぜひ皇室も構造改革、できれば民営化か憲法改正によって天皇制
廃止、宮内庁も廃止、としてもらいたいものだ。すごい、庁を1つまるまる
無くせる!!!余ったお金で福祉、教育、雇用の創出を推進しましょう。

そんなことを考えていたのだけれども、何処の新聞もそんなことは
書いていない。せいぜい女性の天皇も認めましょう、というくらい。

そう思っていたんだけど、今日週間金曜日を読んだら書いてた、
「女でも男でもそもそも天皇自体いらない」って!
さすが雅子様の赤ちゃんは?とかばっかり追い掛ける白痴の名前だけの
マスコミ達とはちがう。本質的な議論へと話をもどしてくれた感じだ。

ぱちぱちぱちぱちっ!!!!(拍手)。

そうそう、こういうのを待ってたんだ。
本多勝一の編集、一味ちがうぜっ!!!!

がんばれー!!!!!!!!














2001年07月07日(土) 七夕にほしくなった車

空遊は車がほしい。

ただの車じゃなくって格好のいい車がほしい。
子供の頃から車好きだった。

乳幼児期のかなりの時期を当時叔父が運転していた
VWカルマンギア、ビートル、412等の車内で過ごしていた。
あのぱらららあって鳴り続けるフラット4のエンジン音が
子守歌になっていた。

3つくらいになると、ぼくも大人になったらビートルがほしいと
思うようになっていた。

18才になって大学に入学するとすぐ、運転免許証をとった。
このままとんとんと、好きな車をゲットするものだと思ってた。

ところがところが、仕事をあまりしないという性質と車がいらなくて
駐車場が高いところに住んでいるという事情のため、
未だ車を手に入れるに至っていないのだった。
ひょっとして意外や意外、僕はこのまま一生自分の車を持たずに生きるので
はないかと思うこともある。

とはいえ、好きなことはやっぱり好き。
折角の七夕だからお願いする(笑)。

ケーターハムスーパーセブンという非実用的この上ないかっこいい
スポーツカーがあって、是非是非自分の車にしたいと思う。
元々はロータスなのだが、生産中止になってからケーターハムという
比較的規模の小さな自動車会社が作っている。
二人乗りのオープンカーで、めっちゃ車体が低くて軽くて、
雑誌等の記事によると一度乗るとやめられなくなる人もおおいそうな。

車重1トンあたり500馬力の計算になるR500とかいう
路上レーシングカーみたいなのもある。
空遊的にはそこまでのスペックよりも、もう少し気軽に乗り回せる
くらいの感じがいい。

七月七日にスーパー7が手に入りますようにとお願いするのは、
語呂がいいから聞き遂げられる気がする。

スーパー7を楽しく運転できる日が来ますように。
New Age的にはスーパー7を楽しく運転しているって
完了形で言っちゃったほうがいいのかな。

へへっ




2001年07月06日(金) 上海に飛ぶという感性

 先週の日曜日、宮崎 学の講演会でのこと。

主催者の河合塾の先生が、宮崎氏の男女関係について質問していた。

「宮崎さんは愛人が5人も居られるそうで、その、世間には1人の妻で
 大変な目にあっている方も多いのに、一体どのようにして折り合いを
 付けているんでしょうか?やはりそれも宮崎さんの人間的魅力なんで
 しょうか?」

という質問。

それに返して先ず宮崎氏は、

「あのー、僕にこういうこときく方って、今までにも何人かおられたん
 ですが、みなさん大体御自分の結婚生活に問題を抱えてる人なんです
 ね。それで僕にきいたこれをきいた人は今までのところみんなその後
 離婚してるんです。それで、先生の方はどうなのかと」

会場の河合塾の生徒達がどっと爆笑。
さらに宮崎氏は続ける、

「僕自身は、そんなに魅力的な人間だとは思っていないです。ただし、
 僕の著書にも出てくる万年東一さん、彼は愚連隊の親分なんですが、
 ものすごくハンサムで、喧嘩が強く、女にもてた。すごくきっぷがい
 いんです。それで、戦前の話なんだけど、気がついたら色々女が出来
 てそれぞれの女どうしの関係がぐちゃぐちゃにからみあって、にっち
 もさっちも行かなくなってしまった。それで万年さんは、こうした面
 倒な事が嫌になって、一度全部捨てて上海に1人で行ってしまうんで
 す。その、いざとなったら全部ぽいっと面倒くさいことを放り投げて
 上海に行ってしまえる感性、それがやはり万年さんのかっこいいとこ
 ろの1つだったなと思います。」

とのことだった。上の文は正確な記録ではなく、私のうろ覚えの記憶
から要約したものなので、全部正確ではないかもしれないが、多分大
体こんなことを言っていたと思う。宮崎 学の著書で万年東一が主人
公として出てくるのは、万年の伝記、「不逞者」であるが、「突破者」
にも宮崎氏が万年のところに世話になっていたころの話が出てくるし
「喧嘩の極意」等にも何回も万年の話が出てくる。

「不逞者」は読んだことがあるけれども、確かにものすごく万年は格好
いいのだ。喧嘩が強く、金に執着しない。アウトローの世界では異例な
ことに「来るものは拒まず、去るものは追わず」を貫きとおした。

空遊が一読をお勧めする小説のひとつだ。

ごちゃごちゃしすぎた時に、すっと手を放せることってすごく大事なん
だと思う。そこで執着を続けると、こじれてることがもっともっとこじ
れていく。こじれているのを見取って、すっと全部捨てて上海に飛んだ
万年の感性、格好いいなあと空遊も思った。

 



2001年07月01日(日) イメージの力

心頭滅却すれば火もまた涼しという言葉がある。

ほんまかな?と思う。
禅僧には猫舌もいないのだろうか、、、。

チベットに、炎のヨーガと言う修行法があって、
寒い冬、って言ったって大阪や東京の冬じゃないよ、
チベットの冬に裸同然の姿で屋外に立ち、火が燃えていると
想像することによって身体を温めると言う。

すごーいなあ、、、、、、。

イメージの力は馬鹿にはできない。
オリンピック選手から一流ビジネスマンまでイメージのエクササイズを
行う今日この頃。

だったらチベットの炎のヨーガの逆もできるんじゃないか?
つまり、今日の様な蒸し暑い日本で直射日光にあたりながら
外が冬だと強く想像する、、、、、、、

最初は慣れてて簡単に思い付くイメージを利用する、、、
寒そうなイメージ、、、例えば、、、
「パトラッシュ、寒いのかい?僕も寒いんだ、、、」
とか。

「パトラッシュ、暑いのかい?僕も暑いんだ。ほら、シベリアンハスキーの
 ちょびも暑がってるだろ?ああ、あれはハ−ゲンダッツのアイスクリーム
 。僕は今とってもしあわせだよ、、、。」

あかん、イメージが混乱してきた。

「パトラッシュ、今日はクーラーをいれてお昼寝だ」
ああ、ネロ少年の運命が変わって行く、、、
アイスキャンディーをふたりで食べてる、、、

ま、いっか。



2001年06月29日(金) なぜか泣けてくる歌

なんで自分が泣くのかわからないけれども、
泣いてしまうものがある。

例えば、絵画で言うとシャガールの「ポエム」なんかは
絵を見ながら訳詞を読んでいると涙がこぼれてくる。
家で画集を見ているのならいいんだけれども、
美術館でも、涙が流れてくる。よく考えてみれば画集で気持ちを
揺さぶられる人間が本物を目の前にしてより気持ちを激しく
揺さぶられるのは当然のことなんだけれども。

歌でいうと、やっぱりカマロンなんだ、僕の場合。
特に感傷的な歌詞のを聴くともうだめ。
うるうるしてくるのだ。

例えばこんなの。
--------------------------------------------------

僕達は川と泉で育つ、
他の人達は掘建て小屋の中、
僕達は特別なんだ

カマロンは君に言う
カマロンは君に言う
カマロンは君に言う

僕の歌うこのジプシー・サルサ
パコのリズムと共に生まれ、死んで行く
僕の歌うこのジプシー・サルサ
パコのリズムと共に生まれ、死んで行く

カマロンは君に言う
カマロンは君に言う
カマロンは君に言う

ジプシーの苦しみ、ジプシーの痛み
楽しいバンドの演奏で喜びに変わるよ
楽しいバンドの演奏で喜びに変わるよ

カマロンは君に言う
カマロンは君に言う
カマロンは君に言う

僕達は偉大な民族、
純粋な魂と、高貴なハートを持ってる
僕が歌うこのサルサは
ジプシーの手でインドからやって来た

カマロンは君に言う
カマロンは君に言う
カマロンは君に言う

----------------------------------------------

なんかこれだけなんだけど、歌を聴くとすごく泣けるんだよ。
この曲がマドリッドのジプシー達の間で大流行したのも
頷けるんだ。

ヨーロッパにはジプシーに対する差別意識はまだまだ
残っているから、ジプシーの生活というのはハードな
ものがある。

カマロンの歌は、そんな彼等をすごく励ましたんだろうと
思った。そしてこんな風に自分達の事を歌ってくれる
歌手がいるジプシーをどこか羨ましく思ってしまったりもする。



2001年06月28日(木) 軽くジョークでも

 御冥福を

a:テレビ見た?

b:なんで?

a:ニュースでさ、歩行者天国に自衛隊のトラックが暴走して20人死亡
 だってやってたよ。

b:正真正銘の歩行者天国だ!

 クレーム対応係

消費者:あんたんとこの洗剤使ったら、セーター縮んだよ!
    もう着れないよ!どう責任とってくれるんだ?

クレーム対応係:それでしたら、その洗剤をお風呂に入れて
        お客様の御身体もそれで洗われてはいかがでしょうか、、

 某食堂で

職員:おばちゃん、卵焼き先週の方がおいしかったで。

食堂のおばちゃん:あほな事言わんときいな、同じのはずや。

職員:そうかなあ?

食堂のおばちゃん:だって先週と同じ卵使ってんねんから。

 交通事故

今日の午後6時頃、高速道路で大型バスが横転する大事故があり、
乗っていた乗客20名全員が即死しました。なお、20名の乗客
は老人会の旅行で、ぽっくり寺へ参拝後の帰宅途中の事故でした。



2001年06月25日(月) 山上のカフェその後(昨日の続き)

 六甲オリエンタルホテルを出ると外はくもってきていて
霧が降りてきている。まるで童話か何かのように、本当に
霧に包まれて行く様な感じ。標高を身体で感じる一時だ。

 下りのケーブルカーは、行きと違い下が見えなかった。
ケーブル下駅に着く。結構距離はあるのだが、突如徒歩で
帰宅することを決意。かなり曇ってきているので、雨が降
りださないことだけを願う。歩いたこともほとんど無い道
を「とにかく下に行けばだいじょうぶ」と確信して歩く。
バス停を4つ、5つ過ぎてようやく見たことのある辺りに
出てくる。左に曲がって御影方面に向かって歩く。コンビ
ニで牛乳を買って帰宅。これだけ歩くってことは、今日一
日でかなり元気になったってこと。



2001年06月24日(日) 山上のCafe

 ここは六甲オリエンタルホテル。午後4:30をまわってから
呑気にもAfternoon Tea Setを3階のカフェPETIT AILEで注文
した空遊であった。神戸に来てから(芦屋に住んでいた頃を含め
ると)早9年、そのくせ観光客でも真っ先に来そうな六甲山上近
辺に来るのは初めて。

 AM12:00位に自宅を出て、そのまま道をず〜っと下って阪
神御影駅方面へ。幸い駅の1つ手前のバス停で神戸市バス16系
統六甲ケーブル下行きを発見、乗車する。代金は一律200円。
バスはJR六甲道駅、阪急六甲駅や鶴甲団地を経由してケーブル下
へ。ここからは観光地の気分。

 ケーブルの往復券と山上バス(3日間乗り放題)のチケットが
組み合わさった「連絡割引往復乗車券」を1500円で購入。ヶ
−ブルに乗る。緑の森の中をぐんぐんと進んで行く。街がどんど
ん下の方へと遠のいて行く。空気の匂いが、山の緑の空気の匂い
に変わってくる。空遊はこの匂いが大好きで、この匂いを嗅ぐと
なんだか元気になってくる。ケーブルの「六甲山上駅」に到着。

 ここからは六甲山上バスで移動。先ずはオルゴールの博物館、
HALL OF HALLS〜ROKKO〜へ。1200円で高山植物園との共
通入場券を買う。2階でオルゴールの演奏会。最初に聴いたのは
100年程前のドイツのオルゴール。蓄音機が発明され、普及す
る前、今から100年位昔がオルゴールの全盛期だったそうだ。
柔らかく澄んだ独特の音。金属製の円盤に曲のデータが記録され
ているので、それさえ交換すれば何曲でも演奏できるそうだ。た
だし円盤の一周が約1分。その中に一曲を納めるため、アレンジ
に大層苦労するらしい。また、オルゴールの中の金属部分だけを
取り出して音を鳴らしても非常に小さな音しか出ない。木の部分
が共鳴して初めて大きな音が鳴るのだ。試しに、オルゴールをお
持ちの方は家にあるタンスか何かの木製家具にくっつけて演奏し
てみてほしい。きっといつもよりずっと大きな音が鳴るだろう。
それから電気仕掛けのアコーディオンとか、初期の自動演奏ピア
ノと打楽器がコンビになっていてJAZZを演奏するやつとか、オル
ガン、小太鼓、何故か木魚!まで付いた大音量フルパワー、フル
セットのオルゴール(と呼んでいいのだろうか?)を聴かせてい
ただいた。

 オルゴールの音色が疲れた心に時に優しく、時にド迫力で励ま
すかの様に響いた。

 外に出てまたバスに乗る。今度は高山植物園。高地ならではの
植物を集めていて、例えばスイスの国花エーデルワイス(もっと
華やかな花だと思ってたんだけどな)なども見ることが出来る。
数年前に訪れた長野県の上高地とも通じるものがある爽やかな雰
囲気。とても同じ神戸市内とは思えない(笑)。

 上品で可憐な花々が咲いていて、水も空気も清々しい。

 すっかりすっきりした気分になる。園内の写真を撮っている人
がいたが、EOSとかCANONの高級カメラを三脚にセットしていて、
本格的だった。横からC@Mailで「ピコッ」と画像を撮って去って
行くeasy goingな空遊(笑)。

 再び六甲山上バスに乗る。「東六甲回る十国展望台」に行くは
ずだったのだが間違ってカンツリーハウスで降りてしまった。カ
ンツリーハウスも色々遊べて楽しいところのようではあるが、一
人で来るところでは無さそう。また誰かと来た時にでも入場する
ことにして一休み。

 次のバスで「東六甲回る十国展望台」へ。ここには、

・回る十国展望台
・六甲ビードロ館「プリズム」
・NTT六甲天文通信館
・展望パレス
・展望パレスレストラン
・六甲山ジンギスカンパレス

 等々、いろんなものがある。回る十国展望台は、今日は今一つ
天候がすぐれず遠くの見通しが良く無いのでパス。余談だが登る
には250円必要。ビードロ館はあいにく興味が無いのでこれもパ
ス。そしてNTT六甲天文通信館!ここの建物がね、六甲山の頂上
からぴしっと宇宙へとアンテナを伸ばしていて、もしウルトラ警
備隊(ウルトラセブン)の基地施設が実在していたらこんな感じ
なんだろうなってイメージですごく格好良い!内部では天体望遠
鏡で太陽の黒点を観察している様だった。また、非常に性能の良
い双眼鏡が展望の良いところに備え付けてあって、かなり遠くの
こと、例えば遥か遠くの芦屋浜の国道43号線を走っている車が
トラックか乗用車かといった位のことまで分かるのだ。感動。

 外に出て、まだ食事をしていない事に気付き、レストランを探
す。展望パレスレストランと、その隣の食堂はいまいち食べる気
になれなかった。六甲山ジンギスカンパレスは高価だし、1人で
食べる感じの店では無かった。仕方ないや、こうなったら六甲オ
リエンタルホテルで御茶でもしようと思い、再びバスに乗る。本
当三日間乗り放題のチケットを買ってて良かった。普通に何回も
乗ってその都度払っていたら値がかさんで仕方がないところ。

 六甲山オリエンタルホテルは、メリケンパークのオリエンタル
ホテルよりは地味でこじんまりした感じ(そりゃそうだ)。
Afternoon tea setはミックスサンド、焼き菓子+クリームと、ブ
ルーヴェリ−ジャム、ケーキを1つ(空遊はapple pieを選択)、
それと飲み物(今日はice coffeeを飲んだ)。それで1200円
だった。味については、山の上で競争相手が少ないから特に問題
ないけれども、これでカフェとケーキ屋さんが過当競争している
芦屋−神戸間だったらちょっと厳しいかも知れないぞって感じ。
まあとにかく景色がとびっきりに素晴らしいので美味しい。今は
この感じを楽しもう。ふふふっ。(Cafeで書いたのを夜中に入力
してます(笑)。ほら、いつもと少し雰囲気ちがうでしょ?)
 
 



2001年06月18日(月) 3rd Eye Mode

 人体には7つの中枢があり、それらをインドでは
チャクラと呼ぶ。瞑想するとこのチャクラに様々な
刺激が与えられ、意識に影響をおよぼす。また特定
のチャクラに意識を集中することによって、その機
能を活性化することができる。

 中でも重要視されているのが第3の目。思考や感
情、肉体と意識それ自身の同一視という眠りを打ち
砕く機能のある重要な中枢である。

 ここが覚醒すればその後の人生は楽々と言っても
過言ではない。別に大金持ちになったり大権力を手
にしたり素敵な恋人が現われる訳ではないが、この
世界の一切の動きに乱されない次元を知ることによ
って大きな心の広がりと安らぎを得るのである。た
だし心乱されてその次元を忘れてしまってはしょう
がないけれども。まあ忘れれば思いだせばいいだけ
の話。楽なことはまちがいない。

 実は今日いろいろと訳あって、これからしばらく
の間、より第3の目に焦点を当てた状態で暮らすこ
とにしたのだった。書く文章等にもその影響は出る
のだろうか?まるで実験のようだ。

 なおこの決定はあくまで自然な自分の直感の導く
ところ。どこかの導師やマスターの指導を受けた訳
ではないので誤解なきよう。

 



2001年06月16日(土) 抹茶を飲みながら、あんこ入り吉備団子を食べながら

用事があって、岡山に行った。用事が終わった
後に、どこにいこうかなと思う。結局岡山城と
後楽園に行くことにした。いかにも初めて岡山
に来ましたと言う感じ。

岡山城に入る。入口で城と後楽園の入場券がセ
ットで売っているのでそれを買う。岡山城は壁
が黒いので烏城と呼ばれている。なかなか立派
な構えであり、四国・中国の中心都市として栄
えて来た街に相応しい風格と趣を持っていると
言える。

城の中は階ごとに城にまつわる歴史や城下町の
暮らし、武器や兜の展示がされており、観光客
や歴史ファンを楽しませてくれる。歴史も観光
もあまり得意でない空遊も珍しく楽しむことが
できた。

城を出て後楽園に移る。こちらは要するに日本
庭園である。とても広く、木々が青々としてい
て、池があり、白鳥が泳いでいる。空間の使い
方がとても贅沢で、開放的な雰囲気は一種独特
、奈良や京都の庭園とも一味違ったものであっ
た。

庭園は結構な広さなので中で休めるように茶屋
がある。店のおばちゃんが呼び込んでいる。話
を聴くと、どうもここでしか食べられない吉備
団子があるという。なんとそれはあんこ入り吉
備団子と言うではないか!それを吉備団子と呼
んでいいのだろうか?まあそんな固いことを言
うのはやめましょう。とにかく美味しいけれど
も外も中も同じな吉備団子。これであんこが入
るならかなりグレードアップである。抹茶と団
子で320円。よし、食べよう!即座の決断。

冷たい抹茶。これも夏にはおいしい。吉備団子
の甘さを感じ、それに一瞬遅れてさらなるあん
この甘さがやってくる。甘さの連打。幸せであ
った。

おいしかったので1000円くらいする箱入り
のやつを買った。どれくらいもつかなと思って
たんだけれども、もう全部食べちゃった。また
岡山に行く機会があったら後楽園に行ってあん
こ入り吉備団子を食べよう。


 < 過去  INDEX  未来 >


空遊 [MAIL]

My追加