ネタ帳

コノハナ【MAILHOME

りょうこちゃんのたんじょうび
2004年05月21日(金)

(版権元に逮捕されそうな)デタラメ子どもがはじめてあう絵本シリーズ

その2 りょうこちゃんのたんびょうび
〔うさ○ちゃんのたんじょうび/デ○ック・ブ○ー○]
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あるあさのこと りょうこちゃんは

とても はやくから おきだして

あたまから かおから あしのさきまで

きれい きれに あらいました。

それから いちばん だいすきな

きれなふくを だして きました。

だって きょうは りょうこちゃんの

たんじょうび だったんですよ。

「たんじょうび おめでとう!」

おとうさまが いいました。

「ありがとう。きょうは わたしの

うれしいひ」りょうこちゃんはいいました。

「まあ あたしのいすに あんなはなが

いっぱい ついていて とてもきれい。

あのはな あたしのふくと おんなじよ。

おとうさま どうして わかったの?」

「それから ぷれぜんとが 3つも!

これ みんな あたしのなの?

なにが はいっているのかしら?

わたし いま すぐ あけてみよう」

「ほんとに きれる はさみが ひとつ。

ぴいぃとなる あかい よびこ。

それから いろえんぴつ! あたし

とても いろえんびつ ほしかったの」

おひるすぎには やすださんとジョゼちゃんが

おきゃくさんに やってきました。

「おじょうさま おたんじょうび 

おめでとうございます」 やすださんはいいました。

たのしい ぱーてぃーが はじまりました。

みんなで にわで ぼーるをなげたり

いろんなげーむをして あそぶうち

もう ゆうがたに なりました。

よるには しんと かんざきさんが

りょうこちゃんに あいに やってきました。

しんたちも ぷれぜんとを

もってきましたよ。さあ なんでしょう。

くまでした。ぬいぐるみの くまでした。

とても かわいい やわらかいくま。

「あたし きょうから くまさんとねる」

と りょうこちゃんは いいました。

それから よるの ごちそうです。

りょうこちゃんのせきは しんのわき。

くまさんは りょうこちゃんのひざのうえ。

くまさんは そこがいい というのです。

そのばん りょうこちゃんは くまさんを

だいて べっとにはいるとき

「おとうさま ほんとに ありがとう。

たのしかった!」といいました。

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ところで風間真っていくつなんですか?
あの人、あんな顔して実は結構年とっていそうですが。


りょうこちゃんひこうきにのる
2004年05月20日(木)

デタラメ子どもがはじめてであう絵本シリーズ

その1 りょうこちゃんひこうきにのる(版権元に逮捕されそうだ)
  〔うさ○ちゃんひこうきにのる/デ○ック・ブ○ー○〕
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あるひ りょうこちゃんが にわにでて

あそんでいると どこかから

ぶぅんぶぅん という おとが

きこえてきました。なんでしょう。

そらを みあげると まあ おどろいた。

ひこうきが とんで きたのです。

そうじゅうせきには 

しんの かおが みえました。

みているうちに ひこうきは

ちかづいてきて りょうこちゃんの

すぐ めのまえに おりました。

「しん こんにちは。びっくりしたわ」

しんは りょうこちゃんに ききました。

「どうだい りょうこ ぼくと

いっしょに うみや もりのうえを

ひこうきにのって とんでみないか」

「ああ うれしい。いきたいわ」

と りょうこちゃんは いいました。

「でも いくまえに おとうさまに

いっていいか どうか きいてこなくちゃ」

りょうこちゃんが うちに とんでかえると

おとうさまは いいと いいました。

「でもね りょうこ へるめっとを

ちゃんと かぶって いくのだよ。」

りょうこちゃんが のると ひこうきは

ぐんぐん たかく のぼります。

「うわぁ すごい! いいきもち。

まるで ゆめのなかで とんでるみたい」

「しん もう ここたかいんでしょ?」

「ああ りょうこ したをみてごらん」

どのくらい たかいか わかるから」

「ほんと。おとうさまが ちいさく みえる」

「ほら こんどは おおきな もりだよ」

「きが もくもく いっぱい はえてる。

そして しん もりの まんなかに

りっぱな おしろが たってるわ」

「ああら こんどは うみのうえだ。」

ちいさい よっとが たくさん でて

きれいに ならんで はしってる。

あれ きょうそう しているの?」

こうして とんでいるうちに

しんが りょうこちゃんに いいました。

「もう そろそろ かえろうか」

「もう? だって いま のったばっかりよ」

うちにかえると りょうこちゃんは

「とても とても おもしろかった」

と おとうさまに いいました。

「しんが ひこうしで よかったわ」

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シンってあらゆる飛行機のフライトマニュアルが頭の中に入っていそうですネ。

いつも不思議でならないのですが、1.2歳ぐらいの子どもに好きなおもちゃを選ばせると、男の子は電車や車飛行機といった乗り物のおもちゃを選び、女の子は人形やお家やアクセサリーのおもちゃを選びます。
3.4歳の子に好きな絵を描かせると、男の子は乗り物の絵を描き、女の子は女の子とお家の絵を描きます。
誰が決めたわけでもないのに、88パーセント以上の確立でそうなります。
嘘だと思うのなら、その辺の子どもを捉まえてためしてごらんなさい。


設定資料集買ってきた 5
2004年05月19日(水)

監督インタビューにひき続いて声優インタビュー。
まだあるのかって?まだありますよ。
書きたいこと全部書き終わらないうちには逝けないからな。
そうせかすなって、全て書き終わったら、だれの手をわずらわせることなく自分で逝くさ。
というわけで設定資料集の第5回。

子安は原作ファンでした。

子安が原作ファンだというのは聞いたことはありましたが、リップサービスかと思っていたのですが、違いました。この人正真正銘原作ファンでした。
言っていることがいちいちエリ8ファンくさい。
他の声優さんからの発言からはそんなことは感じられないのだけれど、子安一人はああ、この人エリパチ(子安はエリパチ派)を読んでいる人だなぁという感じがする。
エリア88の略称は『エリハチかエリパチ』かに始まって、真役に決まったときには自分が?とその配役に驚いたり、でもキャラ絵を見たらだから俺なのかと納得したり、だけどアニメの真はしゃべんないから何考えているのか判り難くて難しいとか、好きな話は5話(神崎に騙される回)で、理由は真のことがいっぱい描かれているからとか、原作ファンが(というか私が)オーソドックスに感じていることをつらつらと語っておりました。

含蓄ある発言がとくにあるわけではないけれど、不本意な出来に納得がいかないのか、未練があるのか、リベンジをはかりたいのか、声優座談会最後の言葉は下記の通りでした。

いろいろ言ってゴメンよ。読んでいて泣けてくるね。

達しゃでな!

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僕、ほんとにエリア88が好きで、ずっと1ファンとして接してきて、まさか風間真をやれるようなことになるとは思ってもいなかったです。ワンクールという短い間でしたけど、風間真という役をやらせていただいたことはすごく光栄ですし、とてもうれしい出来事でした。物語自体は多分、原作の途中で終わってしまうので、最後まで演じることができないのが心残りです。絶対的に。できれば、原作の最後の真の姿を、ぜひとも動くアニメーションで見てみたいと思いますので、これで終わりだ、と思わずに末永く応援していただいて、皆さんのお力でそれを僕に演じさせていただけたらうれしいな、と思っています。

〔引用・エリア88コンプリートブック〜アニメ設定資料集〜/メディアファクトリー VOICE ACTOR INTERVIEW P110〜104]]
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設定資料集買ってきた 4
2004年05月16日(日)

監督インタビューの続き 今回で最終回
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〔引用・エリア88コンプリートブック〜アニメ設定資料集〜/メディアファクトリー 監督インタビュー今掛勇氏よりp108-109〕

――そして、もう一方の見所がCGを駆使したドッグファイトだと思うのですが、戦闘機同士のドッグファイトは理屈が判らないと伝わらない戦いなので、見せ方に苦労されませんでしたか?

今掛 確かに苦労しましたね。空戦の技法なんかは、説明がないと判らない部分が多いのですが、今回は割り切ってドッグファイトの気持ちよさを重視しました。原作で登場人物が使用している戦闘機をそのまま出したかったので、時代設定は、原作と同じ70年代後半にしているんです。現在の遠距離から高い精度で攻撃が可能な航空機ではなく、近代戦闘機同士のドッグファイトがまだギリギリ生き残っている時代ですので、そのあたりの空戦の面白さを出すのに力をいれましたね。この頃の戦闘機は、本当に個性的なので、劇中にはもっとたくさんの機体を出したかったとは思っているんですよ。

――ドッグファイトシーンは、フルCGですが、演出をする際にCGだから良かった点、逆に不便だった点はありますか?

今掛 短所という点では、機体が壊れる表現が、どうしてもスケジュールやモデリングの都合上こだわり切れなかったところですね。逆に言うと、そういった制約の中でどうやって迫力のある破壊シーンを見せるかが面白いところではあったんですが。長所ということならば、どのカットを描いても機体のフォルムが崩れない点や、手書きのアニメでは難しいワンカットでさまざまな動きを見せるという点ではフルにCGの特性を活かさせてもらいましたね。アングルのとりかたや、戦闘シーンの流れは、CGだからこそ良くなった部分が多いですね。

――では最後になりますが、ファンの方々にメッセージをお願いします。

今掛 本編は1話完結のストーリーになっていますが、まとめて見てもらえば、よりテーマ性などが伝わってくると思うので、ぜひ連続で見て欲しいですね。また、製作開始の頃から比べると、CGでの表現技術が格段に進歩したので、DVDでは戦闘シーンを大幅に手を加えています。さらに、ドラマ本編でも意図的にも物語が伝わるような演出に変えてあるので、ぜびDVD版でもう一度『エリア88』と見直してもらえれば、より楽しんでいただけると思います。

――ありがとうございました。

2004年3月 グループタックにて
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新谷節と新谷パースが無いエリア88など、エリア88とは呼べません。(原作原理主義者談)

エリア88の好きな人、あるいはエリア88の名に惹かれて見る人は、軍事・航空機知識がそれなりにある人が多く含まれると思うのですが、作っているほうが、見ているほうの知識にはるか及ばないのは、悲しいところですな。
考証に関しても、知っていて(演出作劇上)やっているのと、知らないでやっているのでは大違いで、知らないでやっているのは無知であり、無知は恥であるということなのでしょう。

CGは回を追うごとにグングン進歩していき、見ていて楽しかったです。
もっと続けばさらによくなったでしょうが、こうした無知無礼っぷりに評判は最悪で、続編製作も無いであろうし、その進化したCGが見れる日が訪れることもないでしょう。
なんかもう『エリア88』じゃなくて、

『エリア0.0088』ぐらいでした。


戦闘妖精雪風見た
2004年05月14日(金)

戦闘妖精雪風4巻見ました。

あいかわらずEDのムッシュかまやつの能天気な歌が浮きまくっていてイカシテいます。

はっきりいって雪風はムッシュのEDためだけに観ているのですが、次巻でこのOVAも完結だそうで、あの・・・このアニメ、最後まで見れば話少しは解るようになるんでしょうか・・・?

私、話1ミリも理解出来ないんですが。

これぞ、原作を読んでいないと何も判らないというアニメ決定版です。なんたって何の説明がありませんから。

しかし、逆にここまで何も説明をしていないと、きっと原作に詳しく書いてあるんだろうな、原作ファンはきっと泣いているだろうなと自然推察がついていいかもしれませんな。

まあ、OVAって媒体を考えると、わざわざ金払って購入したりレンタルしたりする人は、原作を知っている人やタイトルに興味を持っている人が中心だろうから、最初から原作既読であることを前提とし、細かい設定や世界観の説明は全部原作を参照にしてもらうこととして、ストーリーだけをやるっていうやり方もやり方としては、もしかしたらありかもしれませんね。
アニメ1本あたりの話数が短くなってきている現状を考えれば、原作つきアニメはまず第一に話数の制約があるわけで、長さ的に圧倒的に足りない、となると、原作を読めば解ることをわざわざ説明するのも馬鹿馬鹿しいし、限られた時間を有効に活用するためにも、基本設定の説明は無しでもいいんじゃないか、という割り切りも必要というで、必ずしも否定されるべきものではないということでしょうか。
不特定多数が観る地上波と違って、OVAであればターゲットを選定して製作販売してしかるべきですし、やり方としてはありだと思います。
世界観や設定?そういう基本的なことは自分で調べてね、原作も解説本もあるんだから。何でも人に聞かないで、まずは自分で調べたら?あ、そうそう途中の経過や心理状況は全部原作に書いてあるから、各自でチェックしておいてね。え?人に物を伝えることを放棄しているって?いちいち解説なんかする必要ないでしょ。自分で調べればわかることだし・・・そういう手法もこれからは受け入れないといけないのかしらん。

おいらアニメぐらい予習復習なしで気軽に観たいヨ。

富山敬の「解説しよう」のナレーションが今とっても恋しいです。

以上、自分の読解力の低さを自己弁護し、原作ファンに自分の意見を仮託させることで自己を正当化するという卑怯な論法に出てみました。

そして映像面でも、この雪風より、25年前に製作されたサイボーグ009のドルフィン2世号の変形シーンのほうがはるかに美しいと思う私は審美眼が無いのでしょうか。



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