今月号のニュータイプのエッセイ「下山手ドレス別館」に西村しのぶが永久煮のことを書いていた。 ひじきや切り干し大根などの乾物を戻す時、大量に戻し過ぎて鍋いっぱいに煮物を作ってしまうらしい。 食べても食べても無くならないので、名付けて永久煮。 これ、激しく同意! ほんと、戻しすぎちゃうんだよね。 私も今週また永久煮を作ってしまった。 ひじきを大雑把に「えーい二分の一袋戻しちゃえ〜」などとしてるから。 その上、大豆やちくわ入れて嵩上げしてるし。 毎日ちょこっとずつ食べて一週間はもちます。 副菜一品出来て、夕食の準備楽になるし。 乾物、好きだー。
なんとあの岡村靖幸がNews23に出演。 筑紫さんとちょこっと喋った後に、2曲歌ってましたが…。 なんで23? 筑紫さん、全然岡村ちゃんには興味なさそうだったぞ。 だって岡村ちゃんへの質問は全く精彩に欠けたお粗末なものだったもの。 7年半の沈黙(というか引きこもり)に対してもっと切り込んだ質問をして欲しかったなあ。 VTRに出てきた煽り文句の「純情への妄想」っていうのには、膝を打ちましたが。
ほとんどテレビで歌ったことなどない岡村ちゃんが、なぜ23で歌うことになったのかその経緯はわからないけれど、積極的に社会に関わっていきたいという意思表示なのだとしたら、一ファンとして喜ばしいことなのかもしれない。
久々に聞いた「聖書(バイブル)」にちょっと感動。 うわー、古くなってないよ。 一緒にテレビ見ていたY氏の好みではないようですが。 私は好きなのさ。
しかし私の音楽の趣味も何でもありだなあ。 ちなみに今日は夕食の仕度時にはBonnie Pinkの「Even So」を聴いてました。 このアルバム、良いです。 1曲もはずれがない。 お薦めです。
2004年11月06日(土) |
映画「恋の門」を観てきた! |
観てきました。 松尾スズキの映画「恋の門」。 なんだかすんごいエロかった気がする映画。 別にすんごい激しいエッチシーンがあるわけじゃないんだけど。 キスシーンが生々しいというかリアルというか、でもいやっていうんじゃなくって、「ああっ若いってこんな感じー」とか「そうそう、始めはこんなんだったよなー」という感慨が湧いてくるから生々しく感じるというそんな感じ。 って、どんな感じだ。 いや、とにかくそんな感じなんだよー。 ああっ、馬鹿文章。
閑話休題。
松田龍平が、かっこよいのにひたすら情けなく、真面目なのに笑っちゃう役を好演。 なかなかに良かった。 彼をかっこいいとおもったのは初めてだよ。 酒井若菜はかわいいな。 大竹しのぶのメーテルは、なんだかいろんな意味で見られて良かったと思う一品。 「イデオン」のコスプレはマニアック過ぎないか?と思ったが、30代以上には熱いものがこみ上げてくる人もいるのだろうなあ。
他にもすんごい濃い脇役がいっぱい。 オタク、コスプレ、トラウマ、親子の断絶、その他諸々いっぱい詰まった青春(性春か?)もの。 リビドー全開フルスロットル!ってところかな。
映画を観ていて、なんかしらわけのわからん衝動がこみ上げてるのって久々。 面白かった、といっていいと思う。 手放しで良かった!とは言い得ないのが、自分でもようわからんのだが。 確かめる為にももう1回観てみたいと思わせる魅力はあるな。
2004年11月05日(金) |
トルココーヒー初体験。 |
みぃちゃんからトルコ土産に、コーヒーを貰いました。 トルココーヒーとは、小麦粉のように細かく粉状になった コーヒーと水を鍋でぐらぐら沸かして入れるコーヒー。 ろ過しないため、カップの底には泥のようにコーヒーの粉が残るという、 およそ原始的な飲み方をするのがトルコ流。 ネットで入れ方を検索し飲んでみたのだけれど…。 うーむ。こんな味でいいのか? 砂糖入れすぎたのか、ただ甘いだけのような気がしてしまう。 本場のトルココーヒー飲んでいればなあ。 これじゃあ比較の仕様がないんだもの。 入れ方にもうちょっと研究が必要かも。 でも結構気に入ったよー。 ありがとー、みぃちゃん。
先週、NHKBS7チャンネルで「BSアニメ夜話」がやっていましたね。 月曜から木曜の5日間、一夜一タイトルを取り上げ、アニメを語るという番組。 そこで「機動戦士ガンダム」を取り上げてました。 一夜といわず何夜でも話が盛り上がりそうなこの作品。 今回は一人、ユニークな視点を示してくれたパネラーがいて、とっても面白かったな。 それは作家福井晴敏。 「終戦のローレライ」や「亡国のイージス」などの作者さん。 テレビ慣れしていないから、ぼそぼそと抑揚が無い語り口。 でも言ってることはめっちゃ興味深い! 「ガンダムは、変身物の一種のバリエーション。 無力な自分を象徴するアムロが、ガンダムという兵器でヒーローに変身する。 その変身という行為に兵器を用いたことで、子供のみならず大人の鑑賞に堪えうる作品として成立した。」とか、 「シャアの台詞、あれ、ほとんどが独り言なんですよね。 絶えず自己確認しないといられないんでしょう。」 とか。 うろ覚えですが、こんなことを発言してました。 特にシャアに関することは目からウロコ。 なあんだシャア、結構精神的に弱い人間なのかも。
作家になる人の切り口ってやっぱり独特なんだなあ。 話を聞いていて、ああっそうも読み取れるんだ、とはっとさせられました。 福井氏の作品にちょっと興味出てきたかも。 今度図書館で借りてこようかな。
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