2004年12月19日(日) |
うちにスゴ録が来た! |
SONYのスゴ録、とうとう買っちゃいました。 念願のHDD・DVDレコーダー。 火曜日には商品到着してたんだけど、本日ようやくセッティング終了。 今までビデオ録画本当に大変だったんだー。 毎週録画している「MONSTER」、「プラネテス」、「スタートレックDS9」は、 深夜枠のせいか時間変更が結構あるので、録画されていなくて涙を飲んだこと 何度もあったんだもん。 でも番組名追跡録画でそんなこともなくなる筈!だし。 BSアナログチューナー入って、スポーツ延長対応、EPG対応で250Gが \58,000はお買い得というもの。 これでBSのNFLも録画できるし、幸せだなあ。 そしてちょうど来週はBSで押井守アニメ映画特集。 パトレイバーを3本もゴールデンに流すなんて、NHKも豪気だなあ。 早速スゴ録くんの出番だね。 わーい、うれしいなあ。
携帯をvodafoneからdocomoのFOMAに替えてからというもの、 アプリゲームにハマっております。 な、ぜ、か、「FINAL FANTASY」がプレインストールしてあったんだなあ。 おかしいねえ。 私のFFデビューはスーパーファミコンからだから、FF1は初プレイ。 これが、「おおう」というくらい面白いのです。 懐かしい、というか何というか。 根源だものなあ。 ロープレの楽しさ全てがぎゅっと詰まってる。 最近のゲームは装飾品が多すぎるのかもな。 だからマニアしかついてこないのかも。
ところで、任天堂DSのセガゲーム「きみのためなら死ねる」。 むっちゃ気になります。 彼女のために、身体をマッサージしてあげたり、ひたすら 尽くして尽くして尽くしまくるゲームなんだそうな。 タッチパネルをこう使うとは。 さすがセガ、だてにギャルゲー(?)作ってたわけじゃないな。 任天堂も自分のところに足りない色気をセガから注入したわけやね。 DS、クリスマスプレゼントに欲しいなー。
2004年11月27日(土) |
原作読みからみた映画「ハウルの動く城」 |
映画「ハウルの動く城」を観てきました。 あまりにも原作とは異なるストーリーに唖然。 原作と映画は別の物。 そうわかってはいてもなあ。 オリジナルで良かったんじゃないのってくらい原作の世界から乖離してるんだもん。 原作のこれぞ正統派ファンタジーという世界観や、ハウルのチャラ男っぷりが見当たらない〜。 チャラ男だからこそ声優キムタクが生きてくると思うんだが。 そして主題すら塗り替えられてるよ、宮崎流に。 これはもうあれですね、少女が呪いでお婆ちゃんになるっていうのと、魔法使いとのラブストーリーっていう設定が借りたかっただけなんだな。 そして原作にはない戦争と飛空挺が描きたかった、と。 原作のパラレルってことで脳内処理してもいいけど、ストーリーがきちんと収束してないからなあ。 あーもちろん、脇キャラマルクルがめっちゃかわいかったり、倍賞ソフィーの少女と老女の演じ分けが素晴らしかったりと、楽しい要素もたくさんありました。 でも、原作のストーリーの方が断然面白くってよく出来てると思うんだよなあ。
今、一部で話題の「笑ってコラえて」の高校男子新体操部の特集、見ました。 女子新体操に比べて大技が多く、アクロバットのようでとっても格好良い! ところがマイナーなため、部員が集まらず大変な様子。 TVで取り上げられていた高校は、団体競技の定員6人ギリギリ。 その内訳も、3年生5人、2年生1人。 そしてなんと、中学以来の付き合いの幼馴染とその弟なのだそうな。 なんだかもう、うおうってな感じでわくわくしちゃったよ。 これ、面白そうな特集になりそうな予感。
幻冬社「EM(エンバーミング)」雨宮早季を読んだ。 図書館に行った時、棚の前でふとmaruさんが「読んだよ」って言っていたのを思い出したので借りてみました。 EMとは、遺体の消毒、防腐、修復、化粧などを行う技術のこと。 私、漠然と法医学に付随する技術なのかなーと思ってましたが、違うのですね。 もっぱら遺族と死者の方を向いた技術なのだね。 これもQOLってやつ?(死んじゃってるけどさ) 確かに、最後のお別れには、病気と闘い終わった疲れた顔だとか、事故で損傷した顔ではなく、生前元気だった頃の顔でお別れできるならしたいものだしね。 ほう、ほう、と感心しつつ読了。 肝心のストーリーは、ま、及第点。 多重人格を扱うミステリーは多いからなあ。
講談社「熊の場所」舞城王太郎 これって、純文なのかな? ようわかりませんが。 宮本輝が、「好き好き大好き超愛してる」を芥川賞の選考で読んで、こんなのは純文学じゃないというニュアンスのことを言ったとか言わないとか。 それもそうだろうなあ。 所謂美しい日本語では書かれていないからさあ。 この本は短編集ですが、敢えていうのなら一番最後に収録された「ピコーン」が好きかな。 めっちゃ下品。
講談社「空の境界」奈須きのこ 図書館で予約30件待ちして借りたのだけれど…。 私にはあまり馴染みませんでした。 もともと同人小説であったものを講談社が拾い上げたわけですが。 もう、おたくくささがぷんぷんします。 作者、美少女もののゲームソフト会社勤務のシナリオライターだから当然か。 倒置の使い方など、なんだか「どっかで読んだような」デジャヴがいっぱい。 それも当然なのだね。 ネットで溢れている同人小説の文章の域を越えていないもの。 うわあ、私ってば辛口。 それでも最後まで読み切ってしまう自分の律儀さが憎い…。
ところで、先ほど「宮本輝」とキーボードを叩いたら、突然「錦秋」が読みたくなってしまったよ。 愛し合いながらも別れた夫婦の間の往復書簡で綴られた作品。 これが、蔵王の燃えるような紅葉のイメージとともにとても哀しくて美しい話なのですわ。 あまりに印象深くて、書き出しの文章覚えてしまっているくらい。 私の読んだ中で宮本輝では一番好きだな。 でも私の書架にはない〜。 母が持ってる。 うう、読みたい。 でも今は森博嗣の「ZOKU」を読んでる最中だからなあ。 その後には「φは壊れたね」を図書館で借りるんだー。 ああ、全然世界違うよなあ。 ま、いっか。
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