冬の青春18切符を買ってしまった… 今回は使用時期が短く、1月10日まで。 買った以上はもちろん5回使わなければならない。 しかし1月の3連休は出かけてしまうので使えない。 ということで張り切って鎌倉方面へ出かけてきた。 なんちゃってクロサキストだが鎌倉と聞いただけで プライスレスなトキメキは感じるくらい、まだ 密好きは衰えていない。 と言っても鎌倉マニアではないので、普通に 鶴岡八幡宮まで行って帰って来るコースしか よく判らないんだけれども。 でもなんかオシャレだよね鎌倉。 密はこんな人気の多い通り歩いたことないんだろうな。 そもそも黒崎村が鎌倉のどこなのか解らないし。 主に寺巡りとかしてそうだ。 ちなみに鎌倉にはなんちゃってセレブが多くて、 地元民が迷惑しているという話を聞いたことがある。 鎌倉ライフを満喫したいなら、村を守るため代々身を 削ってる黒崎家へ一度挨拶に行くべきだろう(笑)
…というか村?
村単位を守るためにあんな苦労してんの黒崎家? もっと黒崎パワーで神奈川全域くらいカバー出来ないと 苦労と見返りがマッチしない気がする…。
久しぶりに都内に出たので神保町本屋巡りした。 その筋からオススメと言われた真田信之本 「信之と幸村」を探しに来たのだが、行きつけの 書泉へ行ったら本の状態が悪かったため、他の本は ないかと問い合わせたら別の本屋を進められ三省堂へ。 ようやく入手して駅へ戻りかけたところで、絶版だった 「伊達政宗の手紙」が再販されたのを思い出して 街角検索コーナーへ向かった。そこで本屋検索。 更に向かった本屋内でも検索端末で本の場所を 探し出して政宗本もようやくゲット出来た。 最近の本屋街は便利になったなぁ。 街角検索端末は中古も調べられるようになっているので マニアックな本も探せそう。
2010年12月10日(金) |
プリズンブレイク・シーズン1 |
レンタルビデオが期間限定1作100円だったので、 思い切って1シーズン・12枚借りてきた。 そしたらもう、この一週間の余暇は全て プリズンブレイク三昧に。
兄弟好きとしては見ておかねば!と軽い気持ちで 見たんだけど、けっこう内容ハードで疲れてしまった。
内容は、無実の罪で死刑宣告を受けた兄を助けるため わざと犯罪を犯して兄と同じ刑務所に入る弟が主人公。 弟は天才設計士で、その監獄を設計したのも彼。 体中に設計図を刺青として彫り込んでの救出劇なのだが、 天才というからもっと鮮やかに抜け出すのかと思ったら クギ1本ゲットするのに3話かけるというスローペース。 今まで犯罪者の中で暮らしたことないから色々大変なのは 解るんだけど、あまり派手に生かされてない天才設定だな。
監獄では、看守が囚人達と裏取引してえこひいきしたり 囚人の中でも力関係があって人種で対立してたり、 看守同士でも力関係があってとにかく治安が悪い。 主人公は監獄で働く女医と淡い恋愛したりするが、 ラストにはそれも報われない展開に。 というかとにかく人が死にすぎる。 主人公とその家族以外死に過ぎ。 主人公一味からちょっとでも距離が出来ると速やかに 殺されてしまうシステムが怖いよー。そのくせ 兄の釈放を目指して頑張る幼馴染の女弁護士は、 何度も命を狙われてるのに危機感薄いままあちこち 動き回って、周囲ばかりが死んでいくありさま。 アメリカの映画やドラマは「元恋人」とか「再婚相手」に 厳しすぎるんじゃないか? 人格的に問題ないのにあっさり死んでいくのがイタイ。
しかし話は、いろいろな人間の思惑が入り乱れてるし、 バックボーンもちゃんと描かれてるので人間としての 厚みが出ていて面白い。ちょっとしたワンシーンが後の ストーリーに生かされるのはドラマの醍醐味だよね。 弟がどうしてそこまで必死に兄を助けようとするのか、 理由が出てきてスッキリした。 そしてシーズン1ラストでは、
まさかの脱獄までで、走って逃げてる途中エンド
という中途半端さ。 追われてるシーンで幕切れって続きが気になるじゃないか! ちょっと現実逃避して「二人で海でサーフショップでも」 とか語ってた未来はどうした。 いつになったら安住の地に行けるんだ。 ビデオ屋に「シーズン4」がチラ見えしてたし、 当分ムリなんだろうなぁ…頑張れ兄弟!
2010年12月04日(土) |
BUD BOY 番外編ラスト |
こちらも最終巻を迎えた感のある市東亮子著 プリンセスコミック「BUD BOY」番外編。 本編は既に終了し、たま〜に番外編が単行本化 されていたが、その番外編も一応終幕といったカンジ。 今更だけど、他に類を見ない仙界ファンタジーなのに 世界設定がしっかりしているところがスゴイ。 最後の最後まで知らない設定入って来てるのに、 一貫していてブレないのなんの。そして面白い。 久しぶりに本屋行って、見たことない表紙だなと思って 店員に出版時期を確認したら「平成21年11月ですね」と 言われて「最近じゃないか」と買って来たが、よくよく 考えたら一年前だった…話題に乗り遅れ過ぎだ私。 でも内容がとにかく面白くて完結してたので満足。 主人公と幼馴染(男同士)が、親友なのに それ以上を匂わす微妙な仲だなぁと常々疑っていたら、 BLじゃないのに本編でお互いの気持ちをキチンと 表明したのに感動した。いわく
主人公→幼馴染の双子の弟が忘れられない 幼馴染→幼少期の主人公に一目惚れして忘れられない
共通しているのは「互いに関連のある、もう二度と 会えない人に恋している」という点。 しかし二人とも善良かつ理性的なので、それ以上 どうにかしようという気はなくてやるせない思いを しているだけ、という。
なんというイバラの恋。なんというジレンマ。
それを本編で描ききったところが素晴らしいと思う。 越えそうで越えない一線てイイよね! BLもこれくらい潔ければもっと爽やかになるのに。
私にしては早く、鋼の錬金術師最終巻を入手した。 早速読んでみて、泣いたのなんの。 何度泣いたか解らないくらい感動しっぱなしだった。
良かったねーアル。良かったねーエド。 ストーリーも、ちゃんと最後まで筋がブレてなくて、 しっかりきっちり締められていて本当に素晴らしかった。 お父さんの死に際に泣き、おじいちゃんに語りかける 娘に泣き、ラストのお父さんとお母さんでまた号泣。 なんて出来た奥さんなんだちくちょう…。 個々人もちゃんと描ききってたし、国のこれからとか、 兄弟の今後の生き方とか、鎧の使い方とか、 恋愛方面もサラリとまとめられていて良かった。 個人的にマスタング大佐の扱いに感動した。 ラストのボツ絵で笑わせてもらい、最後まで あとがき4コマもいつも通りの力作ぞろい。 本当に素晴らしい作品だとしみじみ感じた。
もう一回1巻から読み直したいv
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