★小野不由美。 『風の万里 黎明の空』

いやこのゴールデンウィーク、怒涛のように読んだ。
今回も上下巻;^^) やっぱり長くないとまとめにくいのかな。
楽俊が出てうれしいぞ。←個人的意見
それにしても。陽子かっこよすぎるぞ。むうう。
物語の終わりも、実に爽快。それまでがちと長いが。
だがこれで「慶」にも逸材が集まり始めた。

さあっどんどん行くで。
・・・実は実は、もう連休中に全部シリーズ読んでしまったのだ。

2002年05月08日(水)
買いました。本・・・・・

購入本の更新を忘れてました。
やっぱ休みボケ?
しっかし、この連休中、どっぷり肩まで沈んでおりました。
そう「十二国記シリーズ」。
ファンタジーはそんなに得意分野でもなかったはずだが、
三国志は好きなので。ああーすっかり気分は海客。
というわけで、怒涛のように追加購入した分も合わせて、今回は
ちと多い購入本。

「風の海 迷宮の岸」「東の海神 西の滄海」「風の万里 黎明の空」
「図南の翼」「黄昏の岸 暁の空」「華ショの幽夢」←以上十二国記
「製造迷夢」←若竹さんいいです。
「御手洗潔のメロディ」←まあシリーズぼちぼちいきます。
「悪意」←ついに発見できず、文庫買っちゃった。はっは。
2002年05月07日(火)
★小野不由美。 『東の海神 西の滄海』

十二国記、今回の国は「雁」(えん)。
十二も国があり、この物語どう続いて行くのかと思っていたら、
ちょっぴりずつだが前の物語と登場人物がクロスして、
次への扉を開いている。
破天荒だが、延王はかっこいい。
深慮遠謀で敵を追い詰める布陣はぞくぞくする。ちょっと三国志みたく。
そして、最後もいい。

これCDドラマになってるの?
・・・きゅうううう。
2002年05月06日(月)
★小野不由美。 『風の海 迷宮の岸』

十二国記シリーズ、またまた上下巻。
旅の途中に車内で読んだので、気持ち悪くなってしまった。
だったら読むなよ、と言いたくなるかもだが、面白くて次を読みたい。
葛藤した結果、「気分がすぐれないまま全部読んじゃった」となった。
前回「月の影 影の海」とクロスするキャラもいて、ちょっとした
楽しみもあるし、なにより心優しいのだけれど、頼りない泰旗の行く末が
気になってしかたない。
彼がこちらの世界に来るシーンには、ぞくぞくしたなあ。
そういうことってあるのかも・・・・


2002年05月04日(土)
★島田荘司。 『御手洗潔のダンス』

図書館では、いつも島田荘司さんの本は少ない。
きっと熱烈なファンが多いに違いない・・・わかる気はする。
今回は御手洗さんが踊る話・・・・もあるちょっと長めの短編集。
ううーむ、この大仕掛け、さすがである。
ミステリ読みとしてはそういうところにもっと着目しなければ
ならないのだが、それでもやっぱりトリックよりお話しが好きな
ワタシは、随所にちりばめられた御手洗さんの物の考え方や捉え方、
やたらめったらに詳しい専門知識、真面目な文体の中に放り込まれている
唐突なジョーク、おろおろする石岡さんなんかに目を奪われる。
だからが一番そそられたのは、やはり「近況報告」と題して綴られた、
御手洗さんと石岡さんの日々の非日常的生活であろう。

さて、次は水晶のピラミッドかな。

2002年05月02日(木)
★森博嗣。 『そして二人だけになった』

おお・・・・考えて見れば森作品は久しぶりぶり。
それには小さな訳がある。あれほど「犀川&萌絵シリーズ」にどっぷり
はまって読みまくっていたのだが、なぜか次の「Vシリーズ」には
乗れないのだ・・・・理由は・・・・理由は・・・・・
また次にしよう。

「そして二人だけになった」は、まったく雰囲気を異にする。
もしかして似たようなのがあったかも知れないが、忘れた(笑)←いつものこと
閉ざされた空間の中で、殺人がくり返し起きて、人数は減っていくというのは
目新しいものではないが、残されたのはたった二人なのだ。
うーむ・・・・トリックは完全にしてやられた。うっかりした。
結末はワタシ好みではないにしても。
だが個人的には、ストーリーのサイドにちりばめられている、勅使河原潤の
インタビューがとても印象的で、これがあるからこその森作品、という感じ。
そう、最初に犀川先生にノックアウトされたのも、こういう自分の常識の
外から責めてくるような不可思議な超理数系的発想(というのか?)だった。
そういうのが、とても楽しかったな。
2002年05月01日(水)
★小野不由美。 『月の影 影の海』

「十二国記シリーズ」はここから始まる。
すすめられて、上下一気に読んだ。
うーむ・・・・面白かったぞ。
最初、扉の次にある「十二国図」を見て、空間認知能力のないワタシには
ついていけるのか、不安だった。
「きょおお・・・十二個も国があるっ」
しかし、ファンタジーと一言で言えないハードなストーリー展開と
なんだかリアルな異世界に中国っぽい設定、そして何よりも
主人公の過酷な運命に「ここまでやるのか?」と思いつつ上巻を
突破すると、そこまで沈んだだけに下巻の面白いこと。
最後の方は、本当に癒されていく。陽子がそうであったように。

続き絶対読む!
2002年04月26日(金)
By ちゃいむ

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