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ここのところすっかり野球観戦にハマっています。巨神戦をテレビで見ています。今日もソフトバンク戦を見ていました。私は特に丸佳浩選手、吉川尚輝選手、小林誠司選手、岡本和真選手、高橋礼選手、菅野智之選手、重信慎之介選手を応援しています。長男に選手の成績や特徴やエピソードを教えてもらいながら楽しく観戦しています。野球が好きな人の気持ちがやっと分かった今日此頃です。
私が帰宅すると長男がシンガーズハイというバンドのKidという曲をスマホから流れて来る原曲に合わせてギターで弾いていました。ギターソロの部分はなかなかなものでした。もし私の時代に福島に住んでいて中2でこれだけギターを弾けたら街のちょっとしたアイドルになっていたと思います。でも今はそのぐらい弾ける人はたくさんいるんだろうと思います。何をやるにも大変な時代だと思います。でもたった1度の人生だから、夢があるなら、夢に向かって頑張って欲しいと思います。自分が思う人生を生きて欲しいと思います。親バカですが、夢を追いかけている間ぐらい私が面倒を見てあげたいと思います。私も両親が助けてくれたから最後まで夢を追いかける事が出来ました。長男にもそれをしてあげたいと思っています。
その仕事をしているから自分の身体が変わって行ったと言う事ってたくさんあると思います。武道やスポーツなんかはたくさんあります。サッカー選手を目指してトレーニングして行けばサッカー選手のような身体になって行くと思いますし、野球選手を目指してトレーニングして行けば野球選手のような身体になって行くと思います。極真空手の選手を目指して稽古して行けばこうなると言う事はたくさんあります。それは身体だけではなく、気や心や精神やその人の所作や生き方も極真空手家らしくなって行きます。松井章奎館長、黒澤浩樹先生、数見肇先輩、アンディ・フグ選手、サム・グレコ選手、フランシスコ・フィリョ選手、グラウベ・フェイトーザ選手、極真会館の中にいた選手も離れていった選手でも、日本人でも外国人でも、大きく外れた人はいなかったと思います。みんな極真らしい立ち振舞でした。極真らしさって何だと言われたら、1言では言い表せませんが、極真空手をやっている人なら何となくは感じているのではないかと思っています。長男と次男が何になるかは分かりません。でも何をやるにしても極真らしさを持って生きて行って欲しいと思っています。
私が運営する国際空手道連盟極真会館東京城南京浜支部の第24回型競技支部内交流試合、第15回IKOセミコンタクトルール組手競技支部内交流試合でした。今回は特に参加する生徒が少かったです。型競技、セミコンタクトルールの試合は毎回出場する人が少ないので、お手伝いをしてくれる人の負担などを考えると継続して行く事に疑問を感じる事もありましたが、生徒達に1つでも多く目標を持つチャンスを与えたいと思い頑張って続けています。もちろんこれからも続けて行きます。1人でも多くの人が活躍出来る場を作って行きたいと思います。
長男の最近の口癖は「ワンチャンあるかもね!」と「キビシイって!」です。特にワンチャンあるかもね、は何に対しても言っていて、ワンチャンの使い方はそれで良いのかな?と思うぐらいです。流行っている言葉なんですかね。
体重が98キロになりました。5月13日から20分の有酸素運動をしているだけで103キロから98キロなので、なかなか早いペースで体重が落ちていると思います。5キロも落ちると身体も少し軽くなったような感じがします。90キロまでは頑張ろうと思います。昨日の事ですが家に帰ると長男がいたので、布袋寅泰さんのバットフィーリングの映像やギターの話や作曲の話やギターの弾き方の話やエフェクターを話をしている映像を見せたら、どうやら言っている意味が分かるらしく、食い入るように見ていました。そのあと部屋からギターを持って来て、先生に練習しておいてと言われた曲の楽譜を見ながらギターを弾いていて「けっこう簡単だな!」と言ってものの数十分でスラスラ弾いていました。学校の勉強は全く出来ず、普通に話していたら馬鹿だなと思う長男もギターを弾いていたりギターの話をしていると、私の知らない事をたくさん知っているので賢く見えてしまいます。誰にでも何かしらは才能がある物なんだなと思います。長男が自分の才能のある物や自分の好きな物に出会えて良かったと思います。せっかく出会えたのだから大切にして欲しいと思います。
試合の前の事を思い出すと今でもその時の感覚が蘇って来ます。何十年経っても消えないぐらい私の心と身体にあの頃の感覚が刻まれているのだと思います。試合直前まで、いろんな感情が入り混じって混沌とした状態になります。緊張や不安や恐怖や燃えるような闘志や喜びや感謝や感動やさまざまが感情が次つぎに顔を出します。最終的には静かに燃えるような状態と言うか、もうやるだけだ!なるようになれ!と言う無に近いような状態になって試合場に上がって行きます。最近見た夢の中でその感覚を久しぶりに味わいました。私はこれからは自分の身体を労ってあげたいと思うので、試合に出る事は100%ありません。15歳から34歳まで頑張って、36歳の時と43歳の時にも試合をしたので、もう十分です。1番遊びたい時に遊ばす、1番お金が欲しい時に貧乏してまで自分の青春を賭けて頑張ったのだから、もう悔いはありません。試合に出て頑張りたい生徒の指導は出来るよう自分を高めて行きたいと思っています。
次男と妻が体調を崩しました。私の家族は全員、年に2〜3回は風邪を引きます。私はもうこの21年で数回しか風邪をひいた事はありません。インフルエンザにも人生で1度しかなった事はありません。コロナにも私だけなりませんでした。私が長男に「なんで皆が風邪をひいても僕だけうつらないんだろうね。」と言ったら、「そりゃパパはトレーニングや稽古で家にいる時間が短いからうつらないじゃね。」と少し冷めた感じで言われました。昔だったら「パパは強いからだよ!」とか言ってくれたのに、遂に冷めた感じで正論を言われるようになってしまいました。寂しい限りです。
久しぶりに試合をしている夢を見ました。場所は東京体育館で全日本空手道選手権大会でした。大会2日目の3回戦を過去2度負けた事がある選手と試合をしていました。試合開始直後に左の上段回し蹴りを入れて、そのあと壮絶に打ち合い、試合後半にさしかかる場面で相手の蹴って来た足を取り軸足を払い下段突きを決めて一本勝ちしました。(現ルールでは一本勝ちになりません。)私は試合に勝ち上がり観客席の2階を見ると私の両親がいました。そして妻と息子達が何処にいるか?観客席を探している所で、夢から目を覚ましました。夢の中ですが、とても懐かしく思いました。朝起きてその話を妻にしましたが、いまいち反応はありませんでした。私はいつもは夢の中では身体が動かなかったり自分の都合良くはいかないのですが、今回は自分の都合の良いようになっていました。夢とはいえ久しぶりに燃えるような熱い気持になれました。
私は極真空手を始めてからは自分の行く道は自分で決めて来ました。なので今の自分が今の自分なのは誰のせいでもなく自分のせいです。ですが今の自分が今の自分なのはたくさんの方々のおかげです。心からそう思っています。心から感謝しています。そして今の自分になれて本当に良かったと思っています。自分の人生にこれ以上の欲はありません。もっと欲を持った方が良いと言う人もいるかもしれませんが、今の自分が本当に自分らしく生きていると思うので、これ以上の欲はありません。毎日の稽古が楽しくて、道場生に空手を教えて行けて、週末には家族とビールを飲みながら妻が作った美味しいご飯を食べて家族で楽しく話をしてと言う毎日があれば、これ以上何も望むものはありません。昨日もそんな週末を過ごす事が出来ました。そんな時間は嫌な事も苦しい事も全部忘れる事が出来ます。少し偏屈で暗くて変なところに真面目で、ゆとりのない私を妻と子供達が、私を笑わせて心を緩めてくれます。自分が子供の頃に思い描いていた自分の十倍は幸せになれています。だから本当に今の自分で良かったと思っています。
kanno
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