DiaryINDEX|過去の日記|未来の日記
本当にふと思っただけですが「自分はあとどのぐらい生きる事が出来るのだろう?」そんな事を思いました。40歳を過ぎたあたりから少しずつ死というもの現実的に考えるようになりました。そして50歳になり股関節の手術で自分が危うい状態になったのと、同じ部屋に入院している方が100歳とか90歳で、生きている事がなかなか大変な状態だったのを目の当たりにして、さらに深く考えるようになりました。術後の痛みとストレスで髪が白髪になり左耳が突発性難聴で聴こえが悪くなってしまい、自分の身体がもとに戻るのかと言うこともあり、自分の未来に大きな不安を感じました。そこからは1年歳を取るごとに自分の生きている時間がまた1年少なくなったと思うようになりました。術後は夜寝る時にその不安と死ぬ事の怖さからあまり眠る事が出来なくなってしまいました。家族が私に気を使わないで普段通りに接してくれた事で本当に救われました。今はその頃のように自分の未来に不安を感じる事はありませんし、死にたいしてもそんなに怖いとは思わなくなりました。でも今日、ふと自分はあとどのぐらい生きる事が出来るのだろう?と思いました。いくら考えたってそれは分かりません。だから私は今を一生懸命に生きる事にしました。分からない事を考えて不安になっていたって何も始まらないに何にもならないので、そんな事を考えてパワーを使うのなら、自分が出来る事を一生懸命に頑張る事に力を使おうと思ったのです。毎日を一生懸命に頑張って生きていると自分の中から不安も消えて行きます。だから毎日頑張っていきようと思います。
今日は個人レッスンを5回指導して、自分の稽古もして、とても充実した休日でした。自分は好きな事を毎日、出来ていて本当に幸せだなと思います。それもこれも健康で丈夫な身体に生んでくれて、私の身体が成長するまで育ててくれた両親のおかげだなと思います。だから自分に生まれて本当に良かったと思っています。夜は家族で食事をしました。妻と長男と次男と一緒に食べるご飯の時間は私の最高に幸せな時間です。今日も最高に幸せな1日を過ごす事が出来ました。
長男がお友達と組んでいるバンドのタイガー&ドラゴンがLIVEに出演しました。長男は家では本当にダメダメです。破天荒に我道を生きて来た私から見ても「こいつは自分の将来の事を考えているんだろうか?」と心配になるぐらいです。そんな長男が今日はカッコイイと言うか、とても輝いて見えました。長男がステージに上がった顔にはほぼ緊張はないように見えました。飄々とクールにギターを弾く仕草が少しカッコ良く見えました。長男は私とは全く違うタイプなのですが、私にはない所を長男は持っているので、そこがとても好きです。今日のタイガー&ドラゴンの演奏は、本当に本当にカッコ良かったです。LIVEのとりを中学2年生で務めるんだから本当に大した物です。でももっと期待しているから長男に少し私の意見を言ってしまいました。言った後に、余計な事を言わなければ良かったと反省しました。でもやっぱり、琥白はギターを弾いている時が1番カッコイイよ!頑張って好きな事を楽しんでね!
ONEPIECEの101巻を読みました。マンガでこれだけ泣かせてくれる作品は後にも先にもないだろうと思います。いろんな疑問や伏線が回収されて来ています。そろそろ佳境に入る予感がしています。早くラストを知りたいけれど、ラストを見たくない気もしています。ONEPIECEが好き過ぎて、サザエさんのようにいつまでも終わって欲しくないと思ってしまいます。ONEPIECEが終わった後の自分の喪失感を考えるととても怖いです。
体重が食事後でも93キロになりました。たぶんかなり脂肪が落ちて来たと思います。鏡で自分の身体を見ても身体のシルエットがだいぶ変わって来たように思います。お腹と腰の辺りが細くなった感じがします。縄跳びも2分間1回もつっかえないで跳べるようになりました。夜の炭水化物を抜いてランニングを始めたら体重がグンッと落ちるようになりました。筋肉は落としたくないので、しっかりと栄養を取って少しずつ減量して行きたいと思います。
梅の花が咲いていました。梅の時期が終わり、少し経てば桜の時期です。またこの時期が来るんだなとしみじみと思う年齢になりました。桜の時期は別れと出会いの季節です。卒業や入学、転勤や転校、退職や入社や転職、自分が今いる環境や場所やステージを変えるため、別れや出会いが生まれます。私もこの時期は別れや出会いが多くなります。別れは何度経験しても慣れる事はなく、逆に歳を取れば取るほど寂しさが増していきます。その代わり出会いと言う物も歳を取れば取るほどに感謝を感じるようになります。別れの時も出会いの時も笑顔でいたいと思います。また会えると言う希望を信じて笑顔で別れたいと思います。この出会いは運命の出会いだと言う希望を信じて笑顔で出会いたいと思います。
日曜日に子供達と北野武監督の「菊次郎の夏」を見ました。子供達はゲラゲラ笑っていました。グレート義太夫さんと井手らっきょさんの出ていたシーンとかは笑い転げていました。ラストシーンで正男君が「おじちゃん名前なんて言うの?」の聞き、「菊次郎だよ!バカヤロー!」と答え、正男君が振り向いて走って行くシーンはグッと来るものがあります。私はこの作品はとても大好きです。そしてサウンドトラックも大好きです。北野ブルー満載で下町の人情があり、人間臭さのある、この作品が私は本当に大好きで何度も見てしまいます。子供達と一緒に見ることが出来て良かったです。私は北野武演じる菊次郎がとても大好きです。あんなにハチャメチャな人が時折見せる優しさがとても心地よく感じます。正男君のお母さんを見つけた時のシーンなんて本当に泣けてしまいます。またいつか見たいと思います。ちなみになんですが私は東京に来て初めて見た芸能人はグレート義太夫さんです。その事も子供達に離しました。
土曜日に次男が組手している姿を見ていて「誰かに似ているな〜?」と考えていたのですが、それは自分でした。私も次男は身体の柔らかさなどは全然違いますが、たぶん身体の持っている癖が似ているのかもなと思います。なのでふとした動きや仕草が似ていくるのだと思いました。
今日は外部からの個人レッスンの依頼があり、個人レッスンを行いました。その方はプロのキックボクサーとして活躍されている方でした。胴回し回転蹴りを習得したいとの事でした。とても熱心に稽古されて約40分でもう胴回し回転蹴りを覚えてしまい、その後はジャブからの入り際からの胴回し回転蹴りや前蹴りからの胴回し回転蹴りやクリンチ際からの胴回し回転蹴りや下段回し蹴りからの胴回し回転蹴りなど、いろんなパターンの案をお互いに出し合って稽古を進めて行きました。そのあといろいろ話しをして、空手の様々な蹴りや準備運動や基本稽古にも興味を持たれたので、来週から毎週個人レッスンを行う事となりました。改めて空手の技の素晴らしさを再認識しました。私は胴回し回転蹴りは現役で試合に出ていた時には出来ませんでした。子供達に教えるために現役を引退してから独自に覚えた技でした。それが今回も役に立ちました。型競技もセミコンも生徒達に教えるために挑戦した事でした。誰かのためと思って頑張った事が事が自分のためになる。私の人生はそんな事が多いなと思います。
今日から3月です。1日恒例の鷲神社に参拝し、道場の神棚の榊、米、塩、酒、水を新しい物に替えて、今まで道場を運営して来れた事を感謝し、これからの道場のさらなる発展を祈願しました。最後に道場訓と大山倍達座右の銘11箇条を唱和して、ストレッチをしてからウエイトトレーニングを行いました。今日もとても良い稽古が出来ました。最高の形で3月をスタートさせられた事を感謝しています。
kanno
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