人として忘れちゃいけないものってあるだろう。例えば危機的状況を救ってくれた恩義とか、お世話になった人への感謝とか…。今さらそれをどうのこうの言うつもりはないけどさ。ただ、どうしようもなく切ない気持ちになるよ。そんな希薄な人間関係なら、最初から交わらない方がよっぽどマシだぜ。 どう逆立ちしたって、俺にはできない芸当だ。俺の価値観で言えば、完全な裏切り行為だもん。どうせ気づいてないんだろうけどね。まあ、気づいてたらあんな態度は取らないでしょうよ(笑)。あんまり嫌な気分にさせないでくれや。負のエネルギーを追っ払うのってけっこう大変なんだから(笑)。 ちょっと愚痴っぽくなっちゃったかな(笑)。まあ、そういう感情が渦巻くこともあるってわけさ。なんてたって理不尽な感情を綴ってる日記だから(笑)。 とっとと寝ようと思ったら、NHKでやってた宮本亜門の特集を見てしまった。なんとなくね。特に宮本亜門に興味があったわけじゃないんだけど、なんか熱いものを感じてしまったね。最近はホント涙腺がゆるくなったよ(笑)。結局、何かを創り出すってこういうことなんだよ。わかる?わかんないだろうな。
「完成形が見えたときには時すでに遅し!」
モノを創るプロセスにおいて、こういうことってよくあるんだよ。厄介なのはさ、簡単には割り切れないってことだ。たどり着いたイメージが明確であればあるほど、諦めがつかない。なんとかならないかと心の中でもがき苦しんだりする。特に時間が理由の場合はね(笑)。結局のところ、自分自身を納得させる理由を見つけ出すしかないんだけど…。今日もそんなことが一件あったな(笑)。もう少しだけ、深く考えりゃよかった。洞察力が足りなかったよ。
俺もちょっとだけ大人になったかなって思えるのは、そういう場面の怒りを自制できるようになったこと。いいことかどうかは別にして…。
一見、複雑なように見えるモノでも、突き詰めていくと単純明快な結論に至ることが多い。例えば情熱の根源とか(笑)。俺の場合、「それ」を明確に捉えてないと、自分の立ち位置さえわからなくなる。だから、何かに迷ったときは、ふと立ち止まって「それ」を確認するようにしてるんだよ。 「それ」の内容はあえて書かないけど、ひとつだけ言えるのは「志(こころざし)」が伴っていないとどうしようもないってことだ。心を鎮めてそっと「それ」に意識を集中させる。そうすると、不思議と勇気が沸いてくるんだ。きっとその瞬間に、自分という存在を認識しているんだろうな。 そこが俺の居場所なんだって…。
完全にやられた!って何度思ったことか。そう、巷で流行ってる風邪のこと。でも、なんとか踏ん張ってる。その瞬間、いつも思うんだ。「病は気から…」。だから心の中でこう叫ぶ。「絶対にひかんぞ」ってね(笑)。そのおかげかどうかはわからないけど、ギリギリセーフって感じかな。 ああ、南国へ行きたい。 ところで、「愛・地球博」が盛り上がってきたね。あれ、正真正銘の俺の地元。長久手会場は元々「青少年公園」という所で、学生時代によく遠足で行った場所。大阪万博のロボット館やゴーカートなんかがあって、当時としてはかなり先進的な遊び場だったんだよ。瀬戸会場もおよその場所はわかるんだけど…。たぶん出身高校に近いところじゃないのかなあ。 俺、大阪万博には行ってないから、万博っていうとちょっと憧れ的な部分もあるんだ。大阪万博の遺産でもある「太陽の塔」をはじめて見たとき、めっちゃせつなかったもん。小学生の頃、友達が学校を休んで万博へ行ってるのを見てて、すっげえ羨ましかったのを今でも覚えてる。 だからと言って、そんなに意気込んでるわけでもないけど、せっかくの地元だからさあ。一回ぐらい行っておこうかなって思ってね(笑)。 今、名古屋経済が元気らしいからベストタイミングじゃないの。
極寒のコンクリートの館へ新進バンド「THC!!」が来てくれた。それにしてもメチャメチャ寒かった(笑)。昨日、段ボールで入り口の隙間を塞いだというのに、まったく効きやしない。メンバー6人のうち、来てくれたのはKANA、Ritz、K-69の3名。さぞ寒かったでしょうよ。なんか申し訳なかったな(笑)。それとは裏腹にトークのボルテージは上がる一方だったけどね。 メンバー3人がけっこう素でしゃべってくれたのが嬉しかったな。いつも言ってることだけど、初対面ってそれなりに緊張するからさあ(笑)。俺の役割は何といってもゲストにリラックスしてもらうこと。それができたら、あとは成り行きで行けちゃうから…。そういう意味では、いい雰囲気でできたんじゃないかな。その風貌に似合わず、みんな人間臭くてあったかかったし(笑)。 デビューシングルの「雪」。聴けば聴くほど味が出る歌だ。5万枚突破もわかる気がするよ。次回はいよいよ噂の熱きリーダー、KAIが登場するんだよね。俺も首を洗って待ってるわ(笑)。 夕方からは、オーバード・ホールで行われた岩崎宏美さんのコンサートへ。やっぱ凄い。ちょっと言葉では言い表せないぐらいの感動があったね。優雅で優しくてそしてあったかい。開演中、何度鳥肌が立ったことだろう。歌心ってこういうことを言うんだろうな。 新曲の「ただ・愛のためにだけ」もはじめて生で聴いたんだけど、ほんと参りました。一生懸命、言い触らします(笑)。そして定番の「聖母たちのララバイ」。宏美さん、この歌やばいっす。今の俺には堪えます。マジに泣いてしまったよ。だから…、来年もまた来てくださいね。待ってますから。 てなわけで、今日は寒くていい一日でしたな(笑)。
音楽業界の大先輩、岩崎宏美さんと3年ぶりに会った。出会ってからなんだかんだでもう10年近くになるのかなあ。そんなに頻繁に会ってるわけじゃないけど、不思議と距離感を感じさせない人だ。俺はこの業界に入ってまだ20年だけど、宏美さんは30周年だからねえ(笑)。そういう意味では、俺なんかまだまだ若輩者よ(笑)。 普通、俺がこの世界に入る前からスターだった人との距離感ってなかな縮まらないものなんだよ。無意識にファンとアーティストって関係になっちゃうことが多いからね(笑)。でも宏美さん場合は、なぜか初対面のときから気が合ってね。めっちゃ普通に話してたな。 でも、考えてみりゃ不思議な話だよね。「ロマンス」とか「思秋期」とか「聖母たちのララバイ」とか…、一人のリスナーとして聴いてた俺が、今こうしてお付き合いさせてもらってるんだから。これも人の縁だね。感謝!感謝! ちなみに「聖母たちのララバイ」なんて今でも俺の癒しソングだからね(笑)。あの曲の歌詞…、響くよなあ。 きっかけはシングライクトーキングの藤田千章。奴のアドバイスがなかったら10年前の出会いはなかったかも知れない。あのときのちょっとしたひらめきがキャンペーンを実現させ、こういう縁に続いていくんだから…。人の縁ってほんと不思議だ。 そうそう、3/24リリースの新曲「ただ・愛のためにだけ」。中島みゆきさん作詞・作曲のニューシングルなんだけど、これがめっちゃいい曲。宏美さん曰く「聖母たちのララバイに匹敵するぐらいの作品」だそうな。ほんと俺もそう思います。 明日のコンサート、心から楽しみにしてますよ。
東京の某スタジオのミキサーをやってる奴と7〜8年ぶりに会話した。もちろん、電話なんだけど…。その昔、俺がまだ某FM局にいた頃、月に一回ぐらい上京してゲストインタビューを収録してたんだよ。もちろん、インタビュアは俺じゃないよ。当時はまだディレクターだったから(笑)。その番組とは、「伊藤敏博の星のステーション」。なつかしい人もいるんじゃないのかなあ。今思えばさ、地方の番組としてはかなり先進的なことをやってたんだよね。
サザンの桑田さんや浜田省吾さん、B'z、久保田利伸さんなどなど、それはそれはビッグネームがずらりと並んでたんだよ。ブレイク前の福山さんなんかも出演してくれたっけ。もちろん、俺のチカラじゃないよ(笑)。イベンターの協力があってこそだ。
その収録に使ってたのが、東京の某スタジオなんだ。ミキサーも2〜3人でローテーションを組んでたから、そりゃ顔なじみにもなるわな。そのうちの2人がまだそこにいるってことがわかっただけでも嬉しかったな。まあ、布石はあったんだけどね。ちょいと前に掲示板に書き込みがあったからさ。でも、どうやって俺のサイトを見つけたんだろう。不思議でならん…。
今度上京するときは、必ず寄るからさ。そんときはよろしく。
今日は書くことがないから小ネタをひとつ。 「そば派」か「うどん派」かと問われれば、間髪入れずに「そば派」と答える。カップ麺ですらそうだ。最近のお気に入りは「おかくら小海老天そば」。例の「渡る世間の…」の関連商品かな。別にうどんが嫌いというわけじゃない。その場にうどんしかなければうどんを食べるしね。讃岐うどんなんか大好きなんだけどな。でも、両方あったらきっとそばを頼んでしまう。理由はわからないなあ。ただ、なんとなくって感じ。 決まっていると言えば8番ラーメン。なぜか無料餃子券を何枚か持てってここ数ヶ月の間に何回か通ってる。行ったらまたくれたりしてなかなか減らないんだ(笑)。注文するのは決まって「野菜とんこつラーメン」+「焼き餃子」。まあ、これもなんとなく…だ。 ただそれだけ。ほんと小ネタで申し訳ない(笑)。
2005年02月23日(水) |
昭和の匂い〜関口由紀 |
最近、日記が滞ってきたよ(笑)。原因は日々の不規則な生活にある。昨日も午前5時に帰って来て、5時間ほど睡眠を取りすぐさま仕事って感じの一日だったからね。体調は万全とは言い難いが、巷で流行ってる風邪をひいていないのがせめてもの救いだ。こまめな手洗いとうがいが功を奏しているのかな。 午後から番組の撮影をする。例のあの場所はあいかわらず寒い。ゲストは新人アーティストの関口由紀。デビューシングルが「桜通り十文字」ってタイトルだから、どんなストイックな女性が来るんだろうって思ってたら…(笑)。イメージギャップは相当激しいかもね(笑)。他の番組ではどうかわからないけど、俺の番組ではかなりリラックスしてくれたんじゃないかな。とにかくよく動く。そしてよくしゃべる。これぐらいやってくれると俺も気が楽だ(笑)。 テレサ・テンが好きっていうだけあって、その世界観は強烈だね。いい意味での「昭和」「歌謡曲」の匂いがプンプンする。ハマる人はめっちゃハマるんじゃないかな。俺はそんなハマってる一人…かも(笑)。まあ、タイトルから大体想像はつくでしょ。ちょっと期待しちゃうなあ。 関口由紀。存在感あるでえ。まだまだ掴み損ねてるけどね(笑)。やっぱ女性は奥が深いよ。
体調はあまりよろしくない。数日前の頭痛が風邪によるものなのかはよくわからないが、なんとかギリギリのところで踏ん張ってる。外出先から帰ったときに励行している手洗いとうがいが功を奏したのか…。加えて、カテキンがたっぷり入った緑茶パックを飲用しているのもきっとプラスに影響しているはずだ(笑)。
今日もいろんな人といろんな話をした。まあ、どちらかと言えばポジティブな感情よりもネガティブな感情の方が多かったかもな。やっぱりさ、人間ってどこか謙虚でなきゃあかんってことだ。生きていくためには誇りも大事だけど、ときとしてそれが決断を誤らせることだってある。いくら素晴らしきアドバイスだったとしても、受け取ることさえできやしない。そして、いつしか誰も何も言わなくなるんだよ。でも、それがあなたの選んだ道ならば、俺は咎めやしない。何を選ぼうが自由なのだから…。
悲しき裸の王様よ。あなたはどこへ行こうとしてるのか。
「そして誰もいなくなる」
その前に気づくのだろうか。いいや、決して気づくまい。だって、それがあなたなのだから…。
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