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2005年07月17日(日) 思い出の夏

かずぴー、人生の岐路に立つ。
親として、不憫に思うこともあるけれど
彼の人生なんだから、彼が選んで行くしかない。
本人に自覚がなくても、彼が今していること(しないこと)は
彼が選んでいることなのだ。

転ばぬ先の杖よりも
必要なのは、転んだ時の優しい手。

中3の暑い夏。
自分のことを振り返っても、ついこの間のような気がする。
コマネチがオリンピックを湧かせたあの夏・・・。
あっ!と言う間の30年だ。

かずぴーの担任の先生が
「こんな風に考えてくれる親はなかなかいないよ」
と、面談でおっしゃって下さったが
かずぴーにその意味がわかるのは、30年ぐらい先かもしれない。
そんなものだ。




2005年07月13日(水) 息子にまつわるエトセトラ

かずぴーの成績、ついにどん底を極める。
あまりのすごさに、親子して笑う。
極める、とはこういうことか。

プロ家庭教師の力は、やはりすごかった。
どうにかまともな点数になっていた。
が、他の科目は、ほぼ全滅だった。

進路その他、問題は山積みのはずなんだけど
今回はテニスの大会が重なって、などと
言い訳三昧の挙げ句、どうにかなるさ、と思う。
そう思うしかないじゃないか。

テニスの大会は、あと一歩、
本当にあと一歩というところで、全国大会出場ならず。
かずぴー個人の成績は、二勝一敗だった。
茨城や栃木の代表校の面々からは、並々ならぬ闘志を感じ
千葉の代表校のコーチからは、並々ならぬ敵意を感じ
すんなり勝ち抜いた神奈川の代表校の友からは励まされ
実りある一日を過ごした。

知り合いのお嬢さんが、一年ぶりにアメリカから帰国。
かずぴーの声変わりに驚きつつ、相変わらず可愛いけどテニス上手くなったね
と、お褒めの言葉をいただく。
一年前は、かずぴーの声は変わっていなかったのか。
思い出せない・・・。

かずぴーが、笑って話をすることや
リビングで一緒にテレビを観ることが
かけがえのないことのように思える。
ずいぶん長いこと、すさんだ日々を過ごしていたんだなぁ。



2005年07月07日(木) 電車男とまさこ

電車男(テレビ版)の番宣を見て
電車男が、かずぴーの家庭教師さんにそっくりなので驚いた。
なるほど。

あやぽんによれば。
最近、電車男と同じような服装の人が増えているらしい。
今まで潜んでいた人たちが市民権を得たということなのか
あるいは単なる流行なのか。
あやぽんは、前者だと決めつけ「電車男の台頭だね」だと言う。

さすがに浪人生のあやぽんからは
何かにつけ、勉強の匂いのする言葉が頻発する。

予備校で知り合ったお友達の中には
名前が「ほうじょう」というだけで、あだ名が「まさこ」になり
その延長で、今では「(尼)将軍」と呼ばれている子がいる。
いいのか、まさこ。



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