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あやぽんが、今日めでたく20歳になった。
自分自身が20歳だった時がついこの間のように思えるのに 自分の産んだ子が20歳だなんて、なんだかとてもヘンな感じだ。
20年前の今日、蒸し暑い5月の夜中 私がこの世に送り出した彼女は、無事に成長なさっている。 なんともありがたい。
そんなことを思い出していたら 立ち会い出産の際の元夫の振る舞いを思い出した。
苦痛と若さ故(だと思いたい) 腰をさすれとか、家に帰るとか、もうやめたいとか わがまま放題に騒いだ私は 無事に出産が終わって後 至福の時を迎えて神妙な気持ちになり 「ありがとね」と元夫に言ったのだが 彼は 「こちらこそ」でも「よく頑張ったね」と言うでもなく 満足気に頷いただけだった。 私の「ありがとね」を、言葉通り自分への感謝と受け止め 労を労ってもらうのが自分であることに、何の疑いも持たない様子であった。
彼はそういう人なのだ。
我が娘の20歳の誕生日に、自分の半生をも思い巡らす。
娘へのバースデイカードには、そんな思いも込めて 「人生を楽しんで 自分を磨いて 素敵な女性になってください」 と書いて送った。
2006年05月23日(火) |
5月って、こんなに雨が降ったっけ? |
日記を長く放っておいた間には いろんなことがあった。
が。 あまりよく憶えていない。
今現在、特筆すべきことがらは 腱鞘炎になった(らしい)ということか。
去年の暮れは あやぽんの受験がピークにさしかかっており それを口実に 「年末恒例のワックスがけは、5月頃の気候の良いときに」 と決めたのだが、融通のきかない私は 律儀にも5月にはいってから毎日そのことを気にしていた。
先週、無駄に時間が余ってしまい 気候はよろしくなかったが、時間をかけて少しずつ 古いワックスを剥がすところから始めよう・・・としたら なんと丸5日間、毎日5〜10時間も費やすハメになってしまった。 その挙げ句の腱鞘炎(だと思う)だ。
おまけに あんなに時間をかけて丁寧に頑張ったのに 古いワックスの一部が、きれいに剥がれず 今日、仕上げのワックスを塗ったら やはり地図状になってしまった。
なんとも報われない腱鞘炎だ。
2006年04月24日(月) |
祇園精舎じゃなくたって |
3年越しの問題に決着がつき 形だけ、どうにか元の鞘に収まる。
はずが、そう簡単には、元のようにはならないらしい。 世の中うまくいかないものだ。
本当に大変な時期をどうにか過ごして来たものだと思う。 よくやってきた、と自分を褒めてあげたい。 誰も言ってくれないので、ほんとに自分で褒めておこう。
「よく頑張ったね」
心配ごとがなくなったわけではないけど 気持ちの負担は減ったような気がする。
淡々と時間は流れて行く。 諸行無常・・・。 新しいことが、やがて当たり前になり 時間は淡々と流れて行くのだ。 とにかく、いったん肩の荷をおろそう。
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