道標≪過去を見つめてあさっての方向へ≫


2005年02月25日(金) 「マウス ツー マウスの精神ですよね!」

水曜日にやった飲み会の席で、
「FACE TO FACE」を思いきり間違えて発言。
人工呼吸してどないせいっちゅーんじゃ。

前日のワンコ足きりですっかり意気消沈した私。
「やっぱり私には縁の無い生き物だったのね…」
いつもより目覚めも早く、トボトボと通勤していたら
日頃会わない時間帯のワンコ連れ(しかも黒ラブ!)と遭遇して
無念な気持ちは更に倍増。うわーん。

1日中、仕 事 が 手 に つ か な い 。

犬との生活に憧ればかりが先行していたから、
むしろ飼えないで正解だったのかもしれないなァ、などと
いじいじと気持ち悪いくらい落ちこんで周囲を
驚かせてしまった。
終業時間まで黙々(当社比較)と仕事をこなしている矢先、
先のOさんから丁寧な言葉で電話が入る。
「ああ、どうもわざわざすみません」
何もOさんが悪いわけでもないし、
タイミングが悪かっただけなのだから
わざわざお電話下さるなんて優しいなあ、すみません…と
お話していると、

「あれからうちに帰って、その後10時までお産が続いて、
結局合計10匹産まれたのよ。
金田さんにもお譲りできるから、私ホっとしちゃって」

.*:.。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。.:*!!☆


キタワ―――――――!!

流星大回転リーチキター!!こけもものわんわんパラダイス、
確変突入です決定ですうわー!!!!!!!!!
うわーん嬉しいようー。
合計10匹うち、一匹のみオス、どうやら我が家には女の子が
来ることになりそうです。

土曜日にお邪魔して、とりあえずご母堂様のご尊顔と
我が家の妹候補をじっくり拝んでくる予定をたてて受話器を置いた。
妹選び。いい言葉だ。


2005年02月24日(木) 足きりの悪夢

母犬のオーナーのOさんから電話をもらった。
きさくでとても感じのいい応対。受話器にヘーコラ頭を下げていると

「実は今朝方産気づいて…」

えー!!あ、あわわわわわわわ。
こ…ココロのボス…じゃなくて、心の準備が…

「…それでね、お昼までしか確認してないんだけど、
五匹産まれたそうなのよ」

はいはい!すごーい!すごーい!!
脳内では黒毛の子犬がわきわきと蠢いている情景が
繰り広げられている…。

と。



あれ。

そういえば、私より前に名乗りをあげていた飼い主候補は
確か3人。オーナー宅に一匹、オーナー親戚に一匹あげるって
聞いていたような…

あれ。

あ れ ?

「もしかするとお譲りできないかもしれなくて、
申し訳無くて」

Oさんの声が遠くで鳴り響く…。

「いやいいんです、ホント、気になさらないでくださいホレ
私が一番名乗り遅かったわけですしこういうのはタイミングですから
あははははははははははははははははははははははh」

強がりが空しくこだまする、五時。

悔しくなんか…ないもーん。もーん。うえええええええ。


2005年02月21日(月) 黒犬といえばバスカビル家

プールで一時間泳いで家に帰ると、父が気味の悪い甘い声で
受話器に話しかけていた。
度々漏れ聞こえてくる「あぶきゃぶー」「がーばーぎぎー」
という謎の奇声から推測するに電話の相手は一歳半の甥であろう。
平和だ。

両親が珍しく家に帰っているので、早速犬計画について
激アツリーチで話してみる。ここ数年、なんのかんのと
「ペット素敵」的な会話がちらほら聞ける様になっていたので
心配は無用だった。動物がそもそも苦手な母はともかく、
父などは面白いことには俄然乗ってくる単純なタイプなので
(その分飽きるのも早いのだが)
フラットコーテッドの要望や性質などを話して聞かせる。

犬を紹介してくれる知人と連絡を取る。
母犬の出産は今月末か来月の頭。離乳までおおよそ一ヶ月、
引き取るのは4月以降になりそうだという。
一度母犬を見ておきたいので今月中にでも見学に行く事にする。

犬の名前はどうしようか。
室内飼いにするか、外飼いにするか。
躾はどうするか。
考えることは山ほどある。うむむ。


紅茶入れたらものすごく美味しく淹れられた。嬉しい。


2005年02月19日(土) ダイナブックが居ない部屋

ノートパソコンが無いと不便で仕方ない。
調べモノも料理のレシピも音楽も、ありとあらゆる情報を
頼りきっている生活の我が身としましては何とも心もとない。
仕方ないのでノート導入以前のデスクトップを利用するが
操作性も動作もとにかく半端じゃなく悪いので
いちいちイライラしてしまう。きー。
久しぶりのVAIO。
IEのお気に入りに、自分でどうして登録しておいたのか
全く記憶にないHPが登録されたりしていて自分で自分が
わからない。

褌の締め方

何 が あ っ た 私 。
(※よくよく考えたら、お祭りのイラスト描いてた時に
資料探しして閲覧したのを思い出して安堵!!)

仙台まで友達とぶらり、買い物に行く。
みぞれまじりの天気の中、山道を車で走っていると
目の前をが通りすぎて行った。
一応まだ山形市内。
助手席のH子嬢が「赤い!尻が赤いよ!」と大喜び。
猿つながりのせいかどうか知らないが、夕方、広瀬通のHMV前で
MONKEY MAJIKが新譜の手売りをしているのに遭遇。
前にめざましテレビか何かで曲を聴いてとても気になっていた
バンドだったので、考える間も無く購入。
メンバーのみなさんは大変に気さくな人達で
全員に握手してもらった上にサインしてもらっちまったよ。
帰りの車で聴いてみて満足。ラッキー。

うーん。
タイミング、ってあるんだと思う。

タイミングといえばもうひとつ。
実は、先週我が家でまたもペット話が持ち上がった。
事の発端は、2/9付けの山形新聞朝刊。
上山にある介助犬訓練施設にいる50頭近くのラブラドールの
引き取り手を探しているという記事だ。
介助犬としての訓練を受けた、いわゆる躾済みの成犬。
犬未経験の我が家にはまたとない好条件!

…だったのだが。

日経新聞愛読者の私がその記事を読んだのはその三日後…。
問い合わせ既に遅く、丁寧に
「お蔭様で全頭引き取り手が決まりまして」
との受話器からの声にがっくりと肩を落とす私。
「まあレトリバーなんておっきい犬うちじゃあ飼えないし
悔しくないもんハハーンハーンぐぎぎぎぎっぎぎ」
と歯軋りギリギリで負け惜しみを口走っていたのだが、
今日になって、H子嬢がこんなことをのたまった。

「こけもも(仮名)ちゃんさ、犬欲しいって言ってたよね」

―――うん。言ってた。

「友達のMちゃんの知り合いのうちで、子犬の引き取り手を
探してるのよ。」

―――犬種なに?

「ゴールデンでもなくて、ラブラドールでもなくて、
でもレトリバーなんだって」

そ…それはフラットコーテッド・レトリバーではないでしょうか…!?

「もらう」

即 決 。もう迷いは無かった。
さてさてさてさてどうなる金田(仮名)家ペット事情!!


2005年02月13日(日) Bon appetit!

第二外国語、フランス語でした。かろうじて。

お昼からのおデートに備えてフンフン鼻歌歌いながら
階下に降りたら、昨日焼いたプレゼント用のケーキに
何故か珍妙なラッピングが施してある。
ものすごイモい。どこぞのスーパーの変なリボンが
微妙な雰囲気を醸し出している。
犯人は、ヤツに決まっている。

「…貴様何やっとんじゃいッ!!」

振り向き様、「しまった☆」みたいなテレた表情をした
わが母親を力の限り叱り飛ばした。

「違うのよ、こうしたら可愛いと思って」

違うのよ、というのは母が弁解する時の口癖だ。
一体何が違うというのだ。何が。
「○○(彼氏の名)さん、甘いもの好きかしら?
チョコとか他に買ってこなくていいの?お母さん今から
スーパー行ってくるけど板チョコとかキレイなラッピングのfdsoそ」

…。なぜ、アナタがうきうきしてるんだ…。
バツが悪そうにクネクネしているのが余計に腹が立つ。
反論する気力も叱るタイミングも逃し、脱力。
そのうち、キレイに固まったこれまたプレゼント用
ココアプリンを指差し「お母さんこれ食べてもいい?」と、
自分の分をしこたま食ったにも関わらずいけしゃあしゃあと
言うものだから全身カンシャク玉の私は苦もなく引火。

「ほっといてくれヽ(`Д´)ノウワァァン!!」

ケーキその他を強引に奪還、
無事彼の元へケーキは届けられたのでありました…。

ちなみに。
感想は「とってもおいしかった」そうです。
めでたしめでたし。


2005年02月12日(土) 十戒ケーキ

“モーセが手を海に向かって差し伸べると、主は夜もすがら
激しい東風をもって海を押し返されたので、
海は乾いた地に変わり、水は分かれた。”
          ―――旧約聖書・出エジプト記14




亀裂走り過ぎですがな。

ケーキの向こうにモーゼ様が見えます。
(ノД`)シクシク 

材料も手順も昨日と同じに作った筈なのに…。
よく見ると色も少し薄めになってる。なんでだろう。
昨日は丸型、今日は角型、多分、この差。
膨張率・表面積、流し込む生地とのバランスとか
きちんと考えないとダメなのね。
お味は問題無しだったので、比較的キレイなものに
粉砂糖をまぶして完成。
オーブンで焼いている間に同時進行していた
ココアゼリーも型に流し込んで冷蔵庫にポン。
きちんと固まるか、明日になるまでお楽しみ(*゚∀゚)=3ハァハァ。

あ、ラッピングのことすっかり忘れてた…。
渡すの明日なんだけどけど、ま、いいか。寝よ。

今回作ったガトーショコラは午後のひとときさんのレシピを利用しました。
色々検索して調べてみましたが、
こちらのレシピが一番わかりやすかった。


ちょくちょく、昔取った杵柄の酔狂で、ピアノを弾いている。
バイエルの練習曲を一日30分くらいだけど、とても難しい。
左手がおいつかない、動かない。
もそっと、練習してみよう。


2005年02月11日(金) ハンドメイドの醍醐味

三連休初日。来るべきバレンタインデイに向けて、
我が家の台所をガトーショコラ工房にすべく朝から準備を始める。
材料は事前に買出し完了済みなので、講師として呼んである
H子嬢(料理上手)が来るのを待つばかりとなったのだが、
当の本人から朝方電話があり、
油がたっぷり絡んだ肉そばでクチビルをベトベトにしたいfdlう
との仰せ。近所の一休庵が休みだったので、二人で
ノーメイクのまま寒河江吉亭でがっつりそばをすする。
家に帰って一息入れ、早速ケーキ製作に挑む。

おケーキサイトとにらめっこしながら手順を
ノートにメモ(プリントアウトしろよ!)、
途中、材料の量に不安を覚え、2階のマイパソコンルームと
台所をダッシュで往復したり(パソ下に持っていけよ!)
えらくドタバタした三昧。
そこは一人より二人、私があたふたしている横で
涼しい顔でメレンゲを角立てるH子嬢。
そんで出来たのがコレ。



う…うまそうじゃないかッ!!
早速二人でワンホール4分の1ずつカット、ホイップクリームを
べっとりかけて食ス。

うまーい。
しっとり加減が最高です。おお…!!
生地もしっかり焼けている。いいネ!!
王妃ばんざい!フランスばんざい!!
しばらく無言でケーキにフォークをつきさした!

ワンホールでケーキ作りましたが、実はこれ、前哨戦。
プレゼント用にはサイズの小さい型で
明日もう一回チャレンジするのです。
H子嬢が帰宅した後、写メで友人連中に
自慢しまくっていたらそのうちの一人から
電話が来たので、ついでに何人か家に呼んで残りのケーキを
たいらげてもらうことに。ケーキ残しちゃ勿体無いし。
「(゚д゚)ウマー」と口々に叫ぶ友人達。あ、嬉しいわ。
手作りの喜びはここですね。純粋に嬉しい。
女友達が数人集まったら後には引けない(?)、
じゃべくり倒して深夜二時まで盛り上がった。


2005年02月08日(火) 鬼平SP

山吹屋お勝か。
吉田栄作、演技上手になったんですね。すごい良かった。
吉右衛門は相変わらずかっこよくて死ぬ。死ぬ!!
はー。堪能。


2005年02月07日(月) その訳を

「キンタ(仮名)さん、orzって何のことですか?」
と後輩に聞かれ、
「こう、人がうなだれてガックリきてるカンジ」
と、無様に床に手を着いて説明せざるを得ない
絵文字の悲しさ。

スーパーファミコソにWINDOWSをインストールする方法
すげー。これ欲しい。

バレンタインバレンタインと街が騒がしくなってきました。

はい、私も大騒ぎする一人です。
今年は友人に協力してもらってチョレートケーキを作る予定です。
カンタンなヤツを。
いや、単に自分で食いたいだけなんですけど。
余ったら彼にもあげようかとも思いますが果たして。

そういえば以前、
「バレンタインのチョコは手作りじゃないと絶対ダメ!!」
と女性二人に食って掛かられた時、ひどくムカっぱらが立ちました。
2003年2月13日の日記参照)
手作りだろうが既製品だろうが高級チョコだろうが、
気持ちがこもっていれば何も差はないと思います。
同じ同性として、こういう意見の押し付けは吐き気がしますムフー。
気が向いたので今年はハンドメイドするだけで
別にすごい思い入れや意味があるわけではない。
チョコ固めただけで誠意だ愛情だの言うあたりが理解できねっつの。

あ、誤解のないように。私はミーハーなのでイベント大好きです。
チョコあげるのも好きさ。食うのも好きさ。

ところで。
PE'Zは『ペッツ』じゃなくて『ペズ』と読むと知る。
あーあーあーあーあー私のバカー!!
超カノッサ(屈辱を受けた感じで)!!
GO!GO!7188のことも『ゴーゴーナイパッパ』と
勝手に暗記風に言っていたことも秘密です。
ここで水に流してきます…。


2005年02月06日(日) やさしいきもち

山形のシャラポワ、略して山ポワこと金田こけももです。
上記は私につけられた新しい称号です。意味不明。

昨日の夜から作並に『合宿』で来ています。
毎年恒例、大学のただれた友人達と集まって
ひたすらだらだらするといういう単なる温泉旅行です。
ゆうべは夕食時にめおとマジシャンを微妙な目つきで眺めたり
エビをむいたりむかれたり眠ったり酒を酒を酒を

…。

すがすがしい朝ですが、朝風呂入った途端湯あたり。おえぷ。



とても気の利く後輩ソネコさんから、今年も誕生日兼
バレンタインのチョコレートを頂戴しました。うまいうまいうまい。
彼女の美脚を拝みつつ、チョコ貪り食い。モロゾッフンッ!!

久しぶりなのに、先週会っているかのような違和感の無さ。
まるで来週会える気でいるような淡々としたさよなら。

みんなとまたひとつ、歳をとっていけることを嬉しく思います。


金田こけもも |MAILHomePage