道標|≪過去を見つめて|あさっての方向へ≫
今日はゴッホの誕生日だった。
日本人はとかくゴッホが好きだとか言われていますが 私もその一人!『夜のカフェテラス』がダントツに好きです。 モデルになったストリートは今でも同じ佇まいらしい。ウヒョー。 ソーゼツな一生にも心惹かれますが、『ひまわり』然り、 『カラスのいる麦畑』然り、数多く描かれた彼自身の自画像然り、 ダイレクトに視覚に訴えかけるゴッホの魂そのものに ただ圧倒されるばかりです。
あ、露悪なところは私と一緒じゃんヴィンセント。
会ってきました、うちの め ん ご !! オーナーのO田さんから「目が開いたから一度見にいらっしゃい」との 嬉しいお誘いを受け、一目散で駆けつけましたとも。
ミドリ(仮名)ちゃんです。ミドリのゴムをつけているので 便宜上そう呼ばれています。 これがなかなかの器量よしこ。美人です。 犬にも美醜がありますけど、母犬のラッキーは 親がアメリカチャンピオンなだけあって超絶美人。 いやー、ママに似ろ、どんどん似ろ。 持って行った私のバッグをがじがじ。いいね、いいねキタよ!!
「え?何?この二重アゴがあたいの飼い主になるの!?ムキーッ!」
と思ってないことを祈る。
引き取りは四月。GWの始まる前にうちの来る予定です。
あまりにもかっこよくて。
パロディなのにこの素晴らしさ! ちなみにipod決定の決め手はこれでした(実話)。
♪ポーケットを叩くと ipod がひッとッつッ 叩ッいてみるたび ipod が割 れ るッ♪
とうとう買いました。miniです。 この頃は必要ないと考えていたのですが、 今回パソ子がぶち壊れた時に、ハードに突っ込んでた音楽データも 根こそぎ消去されたことを考えると、外付けのデータ保存用として 持っておいても損はないかなあと。
Rio Carbonを購入しようと思ってたのですが、 値段は安いは要領も十分だわでこっちに決定。 色には何のこだわりも無く、パソコンの色とお揃いで オーソドックスなシルバーにしました。 にへへー。
気がつけば、あたりは一面白く霧がかった朝。 詩的。ポエミー。
なんのことはない、コンタクトレンズ装着しっぱなしで 眠ってしまっただけだ。蛋白が非常に薄汚い。 ガンガン痛む頭を抱えて階下に降りると、 アホみたいに腰をふりふりしていた甥と目が合った。
確か昨日はタクシーで帰ってきた筈なのだが、 どうやって床についたか覚えていない。 とりあえずパンツははいているので倫理的にOK。 頭がぐらぐらする。典型的な二日酔いだおええ。
酒に強いかと聞かれたら、実際私はとても弱い部類だと思う。 ペースが早いだけですぐフラフラになる。
ゆうべも相当飲み過ぎた。
半分ヤケ酒だったのでペースは早いわテンションも上がるわで、 ちちが半分見え隠れしたママの作る水割りを ひどい勢いでガブ飲みしたかすかな残像がフラッシュバック。 確かインリンがテレビに出ていた。いい女だあれは。
ジンロ、それは楽しいお酒。
CMの真似をして、「ボ!」と甥の眼前でアホなポーズをしたら 「ぼ」「ぼ」と繰り返して喜んでいた。アホめ。
2005年03月18日(金) |
近所のばーさま泣かせ |
転勤発表がありまして、うちの支店からも 一人移動者が出てしまいました。ううう。 ナイスガイで名を馳せるZ保さん。 近所中のお子様からお年寄りまで、特に女性陣の 圧倒的支持を受けていたカッコメンの転勤に 涙したものは数知れず。かくいう私もその一人ですが。 とにかくカコイイクールガイなのです。 寡黙かつユーモアセンス完備、男気十分、 仕事有能スポーツ万能紳士。 なのにナウなヤングで顔もバディも文句無しの百点! 男も惚れる、もてもてセクシーガイZ保! 尊敬していた大先輩でした。
一緒に仕事ができてとてもとても楽しかったです。
『いけない!ルナ先生』のことは秘密にしておきます。 どうか新天地でもカコイイままでいてください。
重い腰もようやく上がり、ノート立ち上げに成功。
水泳を始めたのが12月からで、 大体週2,3回のペースでプールに通っていますが ぜんぜん体重減ってません…orz やたら腕の筋肉がついてきてるのですが ちっとも痩せない。なんでだ。
部屋がとてもキレイです。この上なく。
…荷物(という名のゴミ)を隣の部屋に移動したので! 根本の解決になっていませんから!残念!!
そろそろ高校受験の季節ですね。懐かしい。 私はさっぱり勉強しなかったので大失敗したクチです。
合格発表のその日、さした期待もしていなかった私は 思った通りの結果に悲観するでもなく、 「これからどーすべ」程度に部屋でごろごろしておりました。
そんな私の耳をつんざくベルの音。突然、一本の電話。
私の秘めた(バレバレだったか?)片思いの相手、 Kからのものでした。思ってもいない相手からでしたので、 俄然コーフンした私はいつもの如く妄想大爆走。
(何?何々?私のこと心配で電話を!?いやーん、Kも私のこと 気になってたんじゃんッカーこいつは参ったねえハハハ どれどれ、私も気のない感じ演出?あ…愛の告白ゥ!? あわわあわわいやここは落ちついて受話器をドキがムネムネ)
「あ、K?どどどどうしたの?私、ほれ落っこっちゃったよッ! いやはや参ったね。不合格だよ。 落ちこんでてもしょうがないからさ、ホレ、なんだ、わははは」
まるで舞い上がってるのが丸わかりで、今思い出しても 死にたくなる会話。
Kの用事はごくシンプルで、わかりやすいものでした。
「あー、そうか、残念だったなお前は(淡々と)。
あのさ(もじもじ)、
ところで(言い出しにくそうに)、
お前と一緒に○高受けた ○○(クラスの女子の名)…………受かってたか?」
…単なる好きな人の合否を聞きたかっただけ電話でした!!
一瞬でうわッついた気持ちが凍りつきました。
察しがつかない程鈍感では無かった私、すかさず
「なんだ、お前、○○ちゃん好きだったのかー。なかなか趣味の いいところじゃないのよ。このスケベッ。いよ、スケベッ!」
のような、知性のカケラもない小学生以下の囃し文句を ここぞとばかりに並び立て、照れる彼をからかい尽くして 彼女の結果を教え、「じゃあなうまくやれよスケベ」 と電話を切りました。
なんだか意識がぼうっとしてしまって。
夕方になって、担任の先生(美人女教師)が家庭訪問に来ました。
受験に落ちた生徒の家々を一件づつ回って、 「私の指導が至らないばっかりに」と頭を下げに来たのです。
今もやっているのかはわからないヘンテコな習慣ですが、 我が家は姉も兄も高校受験成功組、いまだかつて経験したことの無い 突然の来客に母は恐縮するばかりで、玄関先では いつ果てるとも知れないお辞儀の応酬。 顔を合わせるのも気まずく、挨拶もそこそこに家の中に戻ると、 私は並々に湯を張った風呂に飛びこんで、静かにただ、 先生が帰るのを待ったのでした。
会話は遠く、蛇口から水滴がこぼれる音だけが耳に響いてくる。
不意に涙が出て。
不合格の事実も、勘違いだった相思相愛の夢も、それぞれは 思ったほどショックなことではなかったのに、 ただひたすらみじめな気持ちでいっぱいで。 お先真っ暗。一気に襲ってくる絶望感。
悲しくて、悔しくて、のぼせる直前まで湯船に浸かって泣きました。
デブのピークだった中学3年時の私の写真を見ると まるでブタか溺死体かのようで(今もあんまり大差無いのですが 少なくとも今は股ズレはしてない)正直嫌気が差します。 それでも、「その後は結構楽しい日々だったのよ」と あの日の私に教えてあげたいような気もするのです。
何がいいたいのかと言うと、受験生頑張れということです。
2005年03月05日(土) |
罪と罰 〜デンタル編〜 |
ずっと気づかないフリをしていたのだが、 実は一年以上歯医者通いをサボり続けていた。 一度行きそびれてしまうと、予約をいれたりなんだり 面倒くさくて放置。 財布の片づけをしていて、券に書かれた最後の診察日を見て 仰天した。…4月からまるまる一年近く行ってねえ…orz そういえば銀歯の治療中である我が身。
勿論。 治療中の歯を放置してれば虫歯は悪化してしまうわけで。
突貫工事で治してもらって、治療費一本¥2,500×2本で 一葉さんが一気に飛んで行ってしまいますた…。たけくらべ!!
歯医者通い、再開です。とほほ。
お電話でのイメージ通り、飼い主のO田さんは 素敵で気さくな奥様でした。 玄関の扉を開けるなり、母犬ラッキーがお出迎え。
めごい。 めごすぎるラッキー。
吠えるでもなく、客である私と友人に愛想をふりまいて 大歓迎のおももちだ。なんか可憐。 これがうちのおじ宅にいるゴールデンのジェイ(仮名)であれば 私などはひとたまりもなくボロ雑巾の如くもみくちゃにされる (バカにされてるから)のだが、ラッキー嬢は まさに淑女。落ちついた、とてもいい犬だ。 毛並みもまさに3419696、大きな瞳も超キュート!
リビングに通され、O田さんが白いタオルをかけられた スイカ一個分入るほどのダンボールを示し、
「中にいるから、ゆっくり見ていって」
と。
ごそごそ。 タオルまくって一瞬で
悩 殺。
黒い。黒いうごめくものが、あったか毛布に包まれて もそもそうごうご蠢いている。 目も開いていない9匹の子犬が、時折きゅみきゅみと 声をあげ、兄弟達の肉じゅばんの海の間で 気持ちよさそうに眠っているその姿…!!
嗚呼!!嗚呼!! え…選べませんがな!どの子もみんな可愛い…!! 本当は産まれたのは10匹、残念なことに 産まれてすぐに一匹のメスが はかなくなってしまったとのこと。 子犬達にはそれぞれ、娘さんのものと思われる 色とりどりの髪結いゴムが首にかけられていて、 生まれた順番がそれぞれわかるようになっていた。
「産まれたてだからね、個性も何もまだわからないし、 またしばらくしたら見にいらっしゃいな」
O田さんの優しいお言葉。
また来ます。また来るともさ!!
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