2002年09月01日(日) |
山崎貴監督映画『RETERNER』(金城武・鈴木杏・岸谷五郎)は面白かった。 |
山崎貴監督映画『RETERNER』(金城武・鈴木杏・岸谷五郎)は面白かった。 期待以上でした。 昨夜テレビで観た『ウオーターボーイズ』も楽しめたので二日もラッキーが続きました。 その前に観た『壁抜け男』(ミュージカル)が今一つで何かやるせない思いを払拭できないでいたのでこの二本の娯楽映画で救われました。 いろいろと欠点はあったにしても日本製SFアクション映画として画期的な作品だったと私は評価します。 本の方はほんのちょっとで『エースを出せ!』を読み返したりであまり読めませんでした。買う方はなぜか文藝春秋の本を買ってしまうことが多く不調です。 今日は次の通り。 島内景二『文豪の古典力』(文春新書2002/08/20) 南木佳士『阿弥陀堂だより』(文春文庫2002/08/10) 吉田修一『最後の息子』(文春文庫2002/08/10) ハヤカワ文庫や創元推理文庫に読みたい作品があるのにこんな本を買ってしまうのは本当にいやだ。
2002年08月31日(土) |
日垣隆『エースを出せ!(脱「言論の不自由宣言」)』(文藝春秋2002/8/30)をほぼ読む。 |
日垣隆『エースを出せ!(脱「言論の不自由宣言」)』(文藝春秋2002/8/30)をほぼ読む。 第一 <朝日>の章 が一番面白い。ここまで鋭く深く突っ込みを入れることに意味があるのか迷うにしてもとにかく面白い。著者の面目躍如と評価するのは紋切り型か。 この章の小見出しは以下の通り。 ひきこもる「天声人語」の断末魔、「天声人語」パワーダウンの歩み、新聞の漢字表記法に困惑、新聞が記事にしないこと、朝日新聞「紙面批評」追悼 朝日新聞の反撃を期待したい。 新聞記事やテレビのニュースなどに対する「読み方」や「突っ込み方」を教える指南役としてもこの筆者の存在意義は大きくなっている。 この本も文藝春秋社の本として出ている。立花隆の新著もそうだった。 どちらも良い本だが、同じ大出版社からというのがちょっと気にかかる。 この本は久しぶりに旭屋書店まで出かけて買った。 まだ本棚に出ていなかったので奥から持ってきてもらった。
2002年08月30日(金) |
日垣隆『学問のヒント』(講談社現代新書)を発見。 |
日垣隆『学問のヒント』(講談社現代新書)を発見。 この数年その前は車で通っても一度も入らなかった本屋に今日はたまたま寄った。日垣隆の新刊を買うためだった。自宅付近の本屋よりも置いてある可能性が高いと判断したのである。 入ってすぐないなと思った。 雑誌とCDが中心で文庫やコミックスの棚が奥の方に見えたからである。 単行本などどこにもないように見えた。 それでも文庫本の近くに新刊コーナーに立花隆の新刊があった。 ちょっと期待したが10冊程度のちょっと前に出た本しかない。隣の新書の棚をチェックして帰ることにした。 これまた10冊程度の講談社現代新書が並んでいたの眼を凝らすと、あった! 長らく売り切れだったのを最近増刷したと聞いていたのでそれだろうと思いながら裏を見ると「1997年」版だったのである。 ここまでに何十件の本屋で確認しただろうか。行ける限りの本屋はすべて回ったはずだった。それがこんなところに最初からあったのだ。 思わず笑ってしまった。 なんとまあ、個人的に失せ物と捜し物は忘れた頃諦めた頃に現れるものだと信じてはいたが、『学問のヒント』はその「頃」はもうすでに過ぎていたと思い、此度は当てはまらなかったなと増刷版をそのうち手に入れることになるのだな、と完全に諦め、完全に失念していたというのに、不意打ちを食らってしまった。 しかも同じ著者の新刊を買おうとしての「邂逅」だから面白い。 それからもう1冊。 城山三郎のエッセイ集は全部チェック済みと思っていたのでこちらも不意打ちだった。 文春文庫の『湘南(海光る窓)』の発見である。 他の文庫よりも大きな活字がゆったりと読めそうな気分を誘う。 これは著者の要望によるものだろうか。 他に東京創元社の新しいシリーズ、創元コンテンポラリを三冊購入。 さらに村上龍のサッカーエッセイ集も。
2002年08月28日(水) |
立花隆『「田中真紀子」研究』(文藝春秋2002/08/10)を138ページまで読んだ。 |
立花隆『「田中真紀子」研究』(文藝春秋2002/08/10)を138ページまで読んだ。 現首相の評価についてはどうかと思うが文章・内容ともにはわかりやすく心地よい。現在の日本政治・政界についてこれほどの材料と説得力をもって解説できるのは希有だろう。 ここまで書いても出版されるのは所詮は大勢に影響はないという判断もあるのだろうか。 夜、また「マイ・リトル・シェフ」「ミュータントX」を観る。
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