２００４年夏号第２期１２号の８０ページに「あと４号で終わります。」の案内あり。来年の夏号が最終巻となる。次号からは一つの主題に絞った、いわばテーマ本編集に切り換えるので、ひっくり返した宝箱は今号で終わり。

漫画を４冊。
矢作俊彦原作・落合尚之作画『鉄人』(小学館サンデーGXコミックス)の３巻・４巻(最終巻)
言わずと知れた『鉄人２８号』WITH『鉄腕アトム』を想起させる後味のよい物語。
岡崎二郎『アフター０ ２(未来の思い出)』(小学館ビッグコミックス)
全９編の短編集。推理ものもあるが、ＳＦ仕立てが主。あっけらかんとした画風がほろりとさせるエピソードを生み出すのが不思議。１９９１年の本。
伊(人偏をとる)仁完原作・梁慶一作画『新暗行御史 第一巻』(小学館サンデーGXコミックス)
韓国の時代ホラーアクション。

２００４年夏号第２期１２号の８０ページに「あと４号で終わります。」の案内あり。来年の夏号が最終巻となる。次号からは一つの主題に絞った、いわばテーマ本編集に切り換えるので、ひっくり返した宝箱は今号で終わり。

漫画を４冊。
矢作俊彦原作・落合尚之作画『鉄人』(小学館サンデーGXコミックス)の３巻・４巻(最終巻)
言わずと知れた『鉄人２８号』WITH『鉄腕アトム』を想起させる後味のよい物語。
岡崎二郎『アフター０ ２(未来の思い出)』(小学館ビッグコミックス)
全９編の短編集。推理ものもあるが、ＳＦ仕立てが主。あっけらかんとした画風がほろりとさせるエピソードを生み出すのが不思議。１９９１年の本。
伊(人偏をとる)仁完原作・梁慶一作画『新暗行御史 第一巻』(小学館サンデーGXコミックス)
韓国の時代ホラーアクション。

現代の日本を読み解くまたは聞き解くインタビュー集。
進化論の佐倉統「自然科学と人間の感覚がフラットになる日」を読む。
一つの権威では科学は進まない。
著者の永江朗の本はいつも興趣が尽きない。
これは野心的インタビュー集。
講談社現代新書の『インタビュー術』も併読。

副題が「トルシェジャパンの一三六九日」
昨年のワールドカップ日本代表コーチが書いた長編エッセイ。
半分まで読んだが、面白い。
日本代表チームの裏側を赤裸々に綴って読みごたえがないわけがない。
陳腐な表現を続けるならば、サッカー本の金字塔。
文章力と思考力が超弩級である。
なんと面白いことか。