呟き... 90%の真実と9%の脚色
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そっと そっと そおーっと 触れただけなのに 壊れてしまった・・・
駅のホーム 電車に乗って 窓の外を見ると 反対側のホームに止まっている 電車の中から 顔を上げた一人の人と 視線が合う 間もなく発車ベルが鳴り お互いの電車は ホームを滑り出してゆく 視線は後方を流れ やがて残像を残して 途切れる
・・・・元気そうで良かった・・・・
7月7日は 七夕の節句 あなたは 短冊に どんな願い事を 書きましたか
もちろん わたしは・・・
毎日歩いていた あの公園を 久しぶりに 一人歩きしてみた あれからまだ数年しか 経っていないのに とてもなつかしい ほっとする気持ちがした ここはなんだが とても落ち着ける場所 わたしっていうものを しっかり 確保できる場所 ゆっくり ゆったりと 散策
仰げば 今日も雨が降っている
さわさわと降る雨 空を眺めるあなたに 「一緒に入ってく?」って 傘をさしだす
小さい傘だったから 肩が少しはみ出てしまったけれど そんな濡れた肩もなんだか嬉しくて 笑い話をしながら てくてく歩いてた
肩寄せ合った わずかな時間
駅までの道
この世で わたしは 独りぼっちなんだと 閉じこもっていたとき まわりのみんなの 気遣いや優しさを 知って 嬉しさと 感謝の気持ちを 素直に表現できなくて より一層の 孤独感に 沈んでゆく・・・
特別何も話さなくても たった一言 「おやすみ」のメッセージが とてもうれしくて 夢の中まで 優しくなれるような そんな気がして そっと目を閉じる
Judas Iscariot
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