モクジ | 今ヨリ、カコへ
2020年08月15日(土) |
香川潤先生 ご逝去の報に接し |
「ピンキッシュ・カフェ」
私が在籍していた、官能系メールマガジン。
メルマガの主宰は、官能作家 香川 潤 先生。
私に小説を書くように勧めてくださった師匠でもあります。
香川先生が、ご逝去されました。
作家やライターの方は、たくさんの筆名を持ちます。
作風に合わせて、筆名を変えます。
(私も2つの筆名・・といいますか、ハンドル名を使い分けています)
香川先生も、実はたくさんの小説を書き、書籍を発行されている大作家先生でした。
それを知るのは、一部の人だけのようです。
私も、絶対公言してはならない、と強く強く釘をを刺されましたw
先生の訃報に接し、
ここから、心から、ご冥福をお祈り申し上げます。
TwitterやInstagramに書きましたが・・
悲しみはないのです。
悲しいより、ほっとしました。
寂しくはないのです。
寂しいより、懐かしい感じがします。
なにかとても・・不思議な感情です。なんだろう?
今日は少しだけ、昔を思い出しました。
思い出していいよ、と自分を甘やかしました。
なぜか。
この日記に登場していた、当時のご主人様(あきら様)の夢を見ました。
とてもとても、やさしい夢でした。
そして私は、
なんとなく・・次に向かって歩いて行けるような気がしています。
香川先生が
「まこちゃーん、そろそろ書いてみれば?」
と、いつも私に見せてくださっていたチャーミングな笑顔で言っているような気がします。
気がするだけですが(笑)
ピンキッシュ時代の知り合いで
今でも細々と連絡が取れているのは、二人だけです。
先生がいなくなってしまったら、私の中でもピンキッシュは終了です。
ずっと、何気に引きずっていた、あの濃くて甘くて苦かった時代が終わりました。
なんだか、いまさらながら
次に進めるような気がしています。
そして、いつか、あの頃の絶対言えなかった話もかけるような気がしています。
が、もうピンキッシュ・カフェを知る人もいないよねぇ。
需要がないか(笑)
また次の週末あたりに
思い出を綴って、終了といたしましょう。
★Instagram
Instagram 谷藤麻瑚 https://www.instagram.com/mako.tanifuji/
8月16日
★Twitter
https://twitter.com/mako_tnfj
2017年05月14日(日) |
ふと思ふ ---瞑想、催眠、SM |
以前から興味はあれど、入口くらいでうろろしていたこと・・「瞑想」。
座学も実践もある講座、日程的なタイミングも合ったので、
意を決し!?おけいこに通っています。
先日は、仕事で、忙しさとはちゃめちゃさが同時進行で、
おけいこの時間になっても交感神経高ぶりすぎてて、集中できない。
雑念だらけ(^◇^;)
頑張って、暗闇の中で体の動きや感覚に意識を向け、
それで頭をいっぱいにする。なぜか体中が痛い、痛みが勝る。痛みが消えない。
(この現象はいつも起こるが、今日は格別)
「痛い、足あげる、足運ぶ、背中痛い肩痛い、足着く、足あげる。1・2・3、ああ音がする、耳鳴り」
もう、ラベリング忙しすぎ(笑)
やっと感覚に集中できたころ、終了。
後半の座学へ・・ん?あれ?
疲れと痛み、とれてる。
何時間も眠ったかのように体と頭、すっきり。
講師先生の話が、すーっと入ってくる(*^_^*)
やっと切り替わったらしい。というか、強制的にモードを切り替えることができて、自分をコントロールできるって、素晴らしい。
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帰り道。
今日の感覚、今日のお稽古、何かに似ている・・と、美しき東京夜景を見ながら、ぼんやり思う。
瞑想の指導は、何かに似ている。
そう、催眠術にも似ている。
自己催眠は難しい。
その手助けをするのが術師。術師の言葉でトランスに入っていき、言葉を実行する。
でもそれは自己催眠。
終わった後、やっぱりすっきりするのよねぇ。
寝起きの気分。
何かでいっぱいにして、考えられなくする。
考える余地を残さない。
考え=それはほとんど、妄想だ。
過去も未来も恐怖心も・・妄想。
自己限界の突破。
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そして、SMにも。
私は一時期、M・・いやMというより、奴隷に憧れた。
私はM女というより、
「奴隷体質」なのだと思う。
信頼関係の下に、相手に服従する。
もちろん、抗う範囲は残っている。
強制命令による、絶対服従ではない。
自らが、服従しているのだ。
全幅の信頼と愛を持って。
だから、主が私の様子を見ながら施すことが嬉しい。
主が残して下さった痕が、愛おしくてたまらない。
逢瀬で、
主は「今日は麻瑚とどうやって遊ぼうか」と考えを巡らせる、
反応を見て次の手を考える。
私は、主が喜んで下さるのが嬉しかった。
意識していない笑みがこぼれ、私を抱きしめてくださるのが嬉しかった。
ゆえに営みは全く飽きなかった。
関係がある程度続いてもマンネリ化して飽きるということはなく、
互いのいとおしさは増す。
そして、主はほほえみながら、私を開発してゆく。
「怖い」というと
「壊れていいから。ばらばらになっていいぞ。
そうしたら私が、麻瑚のかけらを全部拾い集めて、元に戻してやるからな」
と。
私は、ただ頷いていた。
ある日「行為」について気づく。
私は主に応えたくて、
一般的に苦痛と言われることに頑張っているだけではないようだ。
「これは、痛みや苦痛で頭がいっぱいになり、
余計なことが考えられなくなることにより、
余裕がなくなり自己があふれ出す、
すなわち、快感と相手への愛おしさで狂える」
ということに。
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私の「全幅の信頼をもって従いたい」という、
心の奥底にはびこる思いは、
たぶん幼少期に由来するものだということを、
その数年後に知るのだけれど。
当時は、自分がどうしてそうなるのか、わからなかったけれど。
SMは美しい。
頭がよくないとできない、というのも頷ける気がする。
いや、私は馬鹿だけれど(笑)
想像力や洞察力という点が大切というか。
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そして。
・・私は全く詳しくないけれど。
SMにも大きく分けると、2種類あるような気がするのです。
「行為に重きを置く人」と、「関係性に重きを置く人」と。
私は、「完璧に後者」」
そして初めてのご主人様で、それを存分に味わってしまったから。
生涯、ご主人様はただ一人mあの方だけだと決めています。
それは、関係を持っていた頃から公言していたこと。
まぁ、それ以上の主が見つかったら、覆ると思うけれど♪
(意思軟弱、笑)
私は「小動物」ゆえ、警戒心が強く。
昔のnet活動で、さんざんトラブルに巻き込まれているし〜
いわゆる性格障害?的な人がどう変化していき、
自分がどう侵されて壊れていくかというのも経験しているし〜
なので、もう無理でしょうなぁ〜
気力も体力も余裕もないし。
その前に、あらがえない物が・・
歳も歳だし、美貌もなし、体もおばちゃん(笑)
若くて美しければ、それでもかかってきなさい!S様よ!
と高飛車に思っちゃうだろうけれど〜www
(∀`*ゞ)エヘヘ アリエヘン
以上。
キリンジの「Love is online」と「愛のcoda」を聞いていたら
このところ思っていたことを
つらつら書きたくなっちゃいました♪
長文失礼致しました。
(気が向いたら、あとで推敲しまーす。さ、お仕事お仕事)