記憶の栞
DiaryINDEX|past|will
ああ、きてしまった。 せっかくのマイホーム自分ひとりでやりたいねん。 って意地を張ってたのに。 あっという間にやってきて、食器を全部梱包して行ってしまわれた。 見事な手さばき。
引越当日にも来ると言ってきかないので、丁重に断った。 私たちでやりたいのだ。私たちのマイホーム。私たちの人生。 自立して歩き始めた夫婦にあんまり干渉しないでいただきたい。 気持ちは本当にありがたいんですけど。 そりゃ手伝ってくれたら、楽なんだけど。 それは本当に、私たちの為にならないんです。 ・・・とくに、旦那様の。 いつまで経っても子供という立場を利用して楽ができてしまうから 未だに、自立心がないんです。 自分達のマイホーム、自分達の家庭って意識をちゃんと持って欲しいのです。 第三者が介入するとそれがうまくいかないんです。
たまの主人の休みにやってきて 久しぶりの夫婦水入らずの時間を削られてしまうから 私たちは、ちゃんと話し合えるだけの時間も無くて 相手のことをちゃんと理解できなくて 理解しようとしても、時間が無く伝えられず いえない不満ばかりが募って、苦しいのです。 両親としては会いたい気持ちは分かります。 でも、現実問題として、 本当に夫婦関係が危機である事に気づいて欲しいです。 「早く孫ができないかしら〜」 という以前の問題です。
新しい家に入ったら、夫婦二人で話し合って、 ゆっくりと環境を作っていきたい。 ライフプランについてじっくり話し合って 部屋作りを私たちらしく、ゆっくりと。 結婚して新居に入った時は、そんな余裕が無くて、とりあえず 置ける場所にものを置いて、生活していたから。 そして、二人でゆっくり話せる場所を作りたい。 長い時間をかけてゆっくり話せる場所。 朝まで語り合えるような。 結婚してから、本当にそんな時間なんてない。 夫婦なのに、事後報告、いつでも。
仕事ばかりの人生だとそうなりますか? 家庭って帰って寝るだけの場所ですか? 夫婦とは共同生活ですか? 私、間違ってますか?
|