記憶の栞
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2004年07月16日(金) |
旦那様無事帰国…現は夢に消えゆ |
旦那様が一ヶ月ぶりに日本に帰国されました。 引越もいよいよ本番! 来週からは引越イベント目白押しです。
でもトラブルも続々出てきてます。
なんか、不動産側の説明不足で ローンの手続きが2度あるんだとか 書類がプラスα要るんだとか 不動産の引渡しに立会いが必要だとか そんな説明全然なかったので 予定をいっぱいいっぱい立ててて、 かなりきつい状況です。
引越会社には電気工事が、 当日ではなく、前日になるなんて話聞いてないし。
今日はADSLの会社から、NTTの移管工事の手続きの確認ができないと 電話があった。どうなってんの??
来週からは分刻みで用事が入ってます。 そんな中、引越の荷物の片付き具合はまだ6割といったところ。
旦那様が帰ってくれば、なんとかなるわ と思ってたことも 旦那様は帰国直後から例によって会社に直行。 毎日夜中に帰る生活が続くなんてことを言っておられる。 一ヵ月ぶりに会えると思って これは半月おくれではあるが、旦那様の誕生日祝いをしようと決めて ご飯作って、ケーキ用意して待っているのだが、 やっぱり帰ってこない。 今日ぐらい、ゆっくりしていいのにね…。
…引越の準備も、引越作業自体も、私一人の問題のようだ。 もう、旦那様の協力はないものとして、 頑張ることにする。
結局、育児にしろ、家事にしろ 世の中の女性がみんな一人でがんばっている家がほとんどなんだろう。 旦那の協力が得られる家庭ってほとんどないはずだ。
労働環境が劣悪になるにつれ、 家庭というものは会社にとって要らないものであるようだ。 会社というものはいくら尽くしても、何一つ自分には返してくれず 一日中仕事して、過労死するか、ノイローゼになって自殺しろという環境を 与えてくれるところだと、思ってるのだが、間違ってるのだろうか? 事実、私が今働いているところも、以前働いていたところも 労働時間が一日に14〜17時間のところだ。 労働基準法なんてまるきり無視だ。 旦那様にいたっては20時間近く働く日が多いし 休みもほとんどない。 事実、一ヶ月の出張の間一日の休みもなく働きつづけていた。 帰国後、スーツケースを持ったまま、会社に缶詰だ。 付き合っていた学生のころより、ずっと痩せてしまって、顔色もよくなくて たまの休みは動けずずっと眠っている。 人間の生活じゃない、会社の奴隷だ。 旦那様は会社に殺されると私は危惧している。
時々、家なんて買っても一人で住むんだからいらないんじゃないの? と思うことがある。 多分、そこに家庭なんてできない。 でも、時々憧れてしまうのだ、電気の灯る家のあかりに。 暖かい食卓と、家族団欒に。 儚い幻を夢見てるのだとしても…。
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