2007年02月24日(土)
テレビ映画 |
昨日と今日は親父と一緒にテレビ映画とかみていた。昨日は「隠し剣 鬼の爪」。これは結構一緒に楽しめた。まぁ,親父も山形出身であれも山形県協力の映画になっていたし。方言とか,あと本格的な昔のたんぼとか,刀のお手入れ,本格的な立ち合いなどなど。よかったと思う。
今日のローレライは,主張はわかるが「ん?」って感じだった。そういう映画だからというのもあるんだろうが,海戦なんかはあれはなくない?みたいなものがあった。テーマでもあるローレライシステムは「うーん…もう少しつめたほうがいいんじゃないのか」という感じがかなりあった。ああいう機能をもっている理由を説明する科学的要素がまったくなかったしね。あれだったらU-571のほうが面白いよ。
とりあえずテーマとしては今の日本の大人を叩いて若者の賛同を得ようという感じでもあったんだが,確かにその部分は一理ある。そして僕自身もあまり大人は好きではないし,そういう彼らの悪いところや,自分が思っている考えをちゃんと主張した描き方は評価できる部分もある。だが,それをふまえてみてもやっぱりもう少しつめたほうがよかっただろう,と。
個人的には戦争ものを作るときは背景の海戦などは出来る限り忠実に描いたほうがいい。フィクションにするなら第二次大戦中とかそういう設定はよしたほうがいい。織田信長を描くのとは違い,まだそれがフィクションで通る時代でもないだろうし。その上で批判などの考えを主張しないと,評価は得られないと思う。
ローレライは,僕だったらナチスの部分はかえないで,作動原理を人体実験開発された人間の超能力ではなく,水を伝わる振動をナチスが開発した超高感度センサと,ナチスが独自に開発した大型コンピュータで超高解像度解析し,周囲の状況をブラウン管に視覚的に自動描画,各種兵器の命中精度を自動補正し極限まで高めた潜水艦における最強のセンサ兼レーダ兼兵器追尾システムとかそういうことを考えるけどね。女の人はとりあえずそのプログラムを操作できる唯一のオペレータということでいかがっすか。だめですかそうですか。
ではでは。 |
|