少し前に、 『男が路上でメガネやコンタクトをつけた若い男性のみを襲い、つけているメガネやコンタクトを奪って逃走』 という事件をニュースで見聞きし、 「こ、これは!?」 と、どうにも説明のしようのない昂ぶりをひとり感じていたりしたのですが、 この度、犯人逮捕によりその意外な真相が明らかに。
なんというか、想像だにしなかった、というか出来なかったこの真相。 中学時代の初体験がそんなに良かったのか。 その後の約15年間、忘れられないほどにも。
たとえば、『メガネをかけてよく見えるようになる事』のみが快感ならば、 普通に自分で買って装着すれば済む事である。にもかかわらず、では何故、 この犯人の場合このような犯行に及んでしまったのか? 察するに、中学時代『友人からメガネを借りてかけたらよく見えた』という経験が、犯人にとってはかなり重要なファクターとなっていたわけで、 中学男子といえば、身も心も多感極まりない時期。 『友人から借りた』という付加事実+『よく見えて快感=今まで知らなかった世界を知った衝撃』のふたつがいつしか切り離せない記憶体験となり、つまりその『快感』と『衝撃』が少年に『擬似初体験』をもたらしたとは言えなくはないか? そして、そのことがやがて『他人から借りた(奪った)メガネ』にフェチ的快感を覚えてしまう起因となった、と考えるのは甚だ穿ちすぎだろうか? また、これはあくまでも希望的推測に過ぎないのだが、あるいは犯人は当時その『メガネを貸してくれた友達』にある意味、思春期特有の淡い恋心的なものすら抱いていたというケースも考えられはしまいか。 それは、犯人が犯行に及んだ被害者が『若い男性』に限られていた事からもあながち見当はずれな見解でもないと思うのだが… そして今、私はいったい何をそんなに真剣に語っているのか?アホなのか? ていうか、語っているうちにぜんぜん『意外な真相』じゃなくなって来てる(私的に)ことに気がつきました。
まあ、人の心エロス(つうかリビドー?)の迷宮ってホント計り知れないなあ、というお話。
…ていうか、ニュース記事よく読んだら、 『男性宅に押しかけ、男性が使っていたコンタクトレンズ(1000円相当)を自分の目につけさせ、』 て。
自分の目に付けさせ、て!
ホラ!やっぱりそうなんじゃん?! そうなんでしょ!?ねえっ!ねえってば! だってもう、そうしか考えられないじゃん!!リビドー! (うるさいよ)
|