とめどなく流れる涙を止めてくれたのは無理やり口にほおりこまれた白いチョコレート堪えきれなかった感情をそこで止めてくれたのは汚れた布巾で顔を拭いてくれた反射的な君いつもの珈琲の香りに沈黙を乗せて夜の風がざわめいているいつもの珈琲の香りに温かい手のひらを重ねて慰めじゃない言葉が自然に心ほどいた