2003年02月24日(月) |
ワールド エンド ガーデン |
出会いは大学生の時だった。 気になっていて、親しくなれるのを待っていた。 その後近づけ仮初めに付き合い、しばしば逢瀬を重ねた。 束の間の時間は冷たい光で胸を満たした。 しかし新しい出会いに目を奪われ、心の奥底に片付けてしまった。 社会人となり、あの冷たい光に再び満たされる事を切望した。 だがあの光はもう二度と戻らない事を思い知ったのであった。
なーんて書くと冴えないキープ君が実は一番良かったのねぇな感じですが、違います。 (実際はそう違っていたりしなくもないのだけど・汗) 「ワールド エンド ガーデン」いとうせいこう著・新潮社刊です。 昔はお金が無くて(いまも無いけど・泣)そのうち買おうと悠長に構えていたら絶版。 君、悠長に構えすぎだよとのお言葉ご尤も。 でも「ワールド〜」よりも前に出た「ノーライフキング」はまだ出ているんです。 あの某超俗物教祖の宗教事件の影響とかで絶版になっちゃたらしい・・・んがっ! 何でこの国は、問題があるとそれに真正面から向き合わず、別の似たような対象を非難するんでしょうかねぇ、ぶつぶつ。
そんなこんなで復刊されていない探しました。 しっかり「復刊ドットコム」にリクエストされてました。 同好の方おりましたら、ぜひ↓まで、どうぞ宜しくお願い致します!! http://www.fukkan.com/vote.php3?no=2914
− それは 胸のなかで 宝石となったのです −
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