私という人間
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あの日見た希望の花は とても大きく儚かった その花を咲かせる為に 僕らは毎日水をやる いつか咲く大輪の花を ただ見つめるために
見た事も無いモノを ただ無垢に信じ いつか咲かす事が出来ると思っていた
誰が語った夢なのだろう 誰が教えてくれた言葉なのだろう 僕らはただそれに向かって走ってた
あの日見たように思った大きな花は 今も咲かずにこの胸の中 芽も出さずに
ただ流れていくのは時間だけ 早くしなきゃと焦るこの思いだけ 何時の間にか流されて 水をやる事も忘れて ただ花を見たい思いだけ この胸の中で燻っている
あの時のよな 大きな花を胸に咲かせよう いつか見た記憶思い出そう それが嘘でも事実でも 本物にしよう 僕らの手で本物にしよう
大きな花咲かせよう 儚く散ること無き花を僕らの胸で咲き誇ろう ずっとずっと咲き誇ろう
水をやること 愛すること 忘れずに ずっとずっと咲き誇り続けよう
私
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