2006年03月10日(金) |
フライング執事●●? |
本日仕事先からの帰宅途中、荷物があまりに重たかったので(10kg↑) 道すがらうっかり右手を挙げてタクシーを止めてしまったのです。
吾郎「すみません、池袋の東口まで…」 運転手「はい、いいですよ」
重たい鞄を膝に乗せて一息ついた視線の先には60歳超かという 老ドライバーがハンドルを握っておりました…! そこで真っ先に考えたのが、
『大丈夫かなこの人もみじマーク世代なんじゃ…』
でした。というのも大急ぎではないものの、地元の駅からのバスの時間も 考えなければならなかったので少々は急いで貰いたい。 もっと赤裸々に語るのであれば、タクシー代は少しでも安ければそれに 越したことはない!という感覚でしたので要約すると「急げ」と 言いたかったのです、はい。 不安をよそに走り出したタクシーは案の定、交差点での右左折の際には 対向車にバンバン道を譲りまくり、走行速度も法定規則範囲内。
老人好きの吾郎でも流石に一瞬「おいおい」と思ってしまったのですが、 次の瞬間私は気付きました!
『乗車した場所から池袋までは大体3000円くらい、これは開店間近の 某喫茶店の一回の料金とほぼ同じ。その喫茶店に行く気満々な私にとっては このタクシー代金は決して高くは無いのかもしれない。 更に運転手は結構私好みのご老人じゃないか? 顔もナイス、物腰も非常に丁寧で車体も結構良い内装…
はっ!これは執事タクシーな状態ではないですか?! 当然執事はドライバーでは無いので運転なぞ致しませんが、それは置いておいて。
正直な話、私が執事喫茶に行きたいと思った一番の動機が老人鑑賞をする為なので、 自身にとって「執事」という部分は好きながらそこまで重要ではないのだと思うのです。 なんというか執事は好きだけれどもその執事という存在はせめて50は超えていないと 執事とは言えない、という確固たる拘りがあるというか…とにかく執事という役職に 実際ついている人が居るとしても若人では私の心は動かない! つまりこれが「植木屋喫茶」だろうと「煙草屋喫茶」だろうと「畳屋喫茶」だろうと 自分好みの老人が居るのであればオッケー!なんですね。 (自分で書いてて何が言いたいのか不明です、既に喫茶である必要も無い状態に…)
とにかくその発想のおかげで苛立つ事も無くなった、それどころかウキウキ気分に なったので思わず距離を目的地直前まで伸ばして乗ってしまいましたとさ。どっとはらい。
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