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2005年08月29日(月) ちいさなからだで

友人あーもんどと旅をした一日(神々がおはします処)

ひかるは私の母と一緒に過ごした。



出かけるときに少しでも寂しさを感じないように、と

あーもんどと待ち合わせをした場所で

一緒に遊んだりしながら過ごしたり

別れる時もなるべくさらっと、何も無かったように別れたりして。



帰りは夕食を食べてからだった。

朝待ち合わせをしたところで、母とひかるとが

朝と同じ所に車を止めて待っていた。

ひかるはなんだか少し大人になったような表情をしていたように見えた。


車での帰り道。

「今日一日、とってもおりこうにしてたよ。

 一緒に出かけてポニーを見てきたんだけど、

 自分で階段を上がろうとしたり、ポニーにえさをあげようとしたり
 
 なんだかこっちがびっくりしちゃって」

そんなひかるの様子をとっても新鮮な気持ちで聞いてた。



「だけどね」



母が言葉を続ける。



「家に帰ってきてからもずっとご機嫌だったんだけど

 時々、玄関やベランダの方にかけていって

 小さな声で『おっかぁ』ってつぶやいてたよ。

 昨日、あんたが外で鉢の植え替えしてたの覚えてて

 探しにいったみたいだね。」


そんな言葉が胸をきゅんと締め付ける。


「ひかるは朝別れてから一度も泣かなかったけど

 車に乗ってから時々小さな声で『おっかぁ』ってつぶやいてた。

 こんなに小さいのに、ちゃんとわかってんだよね」


ひかるは、私が一日側にいないことを

敏感に感じ取って、しかもきっと

「1人でも頑張らなきゃ」って

小さいながらに思ったところがあったんだって

そのことに驚きながら

私は、私がずっと「守り続けてきた」と信じてきたひかるにも

実は支えられて、この1日を過ごしてきたんだなあって

凄く感動した。




「ひかるはひかるなりに、お母さんにお休みをあげたい、って

 思ってたんじゃない?」


母の言葉を聞きながら

ひかるの顔を見た。



満足そうな顔で眠るひかる。




大きな大きなありがとうの気持ちが

またひとつ

わたしのココロにあったかい何かを

流し込んでくれた。









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