:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2009年10月16日(金)  夜の音

静寂―
静かすぎて夜の音が耳の中で反響している
無謀だらけの日々を繰り返して
最早―
率直な意見に聞き分けのないまま捏ねた駄々
意味なんか始めからなくて
 
空白を埋める只ひとつの方法で
君の身体を抉ってしまいたい
止めないで もう少し繋がっていたいだけ
あと少し それが何かの標識となるように
 
寒さも感じなくて 生きても下らなくて
死ぬのは馬鹿みたいで そんな言葉で片付けているうちに
いつしか何も感じなくなってしまったよ
 
最悪の繰り返しに
最悪の薔薇を添えたら
捨ててしまえ さあ
 
耗弱―
厭わしくて物事に動じないままにいたい
模倣だらけの夜を繰り返せば
今夜―
優しさが泥のように沈殿して消え失せた明日
なんにも聞こえなくなって
 
消失に耐える3つめの階段を
わたしの背中に刻んでしまえよ
行かないで もう少しだけ泣いたらそれから
いつからか 溶け込んで無くなるなら
 
何も感じなくて やる気は失せてくばかりで
見るものすべてに理由付いていて
もう沢山だよ これで良いよ

最低の優しさに
最低の安らぎに
最悪の美しさを添えたら
やさしく包んで渡してあげるよ ああ


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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