:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
暴いて晒して消去された 妄想はもう、そうって終わる 雷鳴は悲鳴よりも薄弱 比較する不覚に呼び覚まされて 遥か彼方よりも 哀愁は来月からは不確定 先回りされて泣きたくなるのは 毎日大して存在していない酸素 分配しながらどうにか生きてるんだって 満ちる・朽ちる・二酸化炭素 寝返りを打つ殺伐とした景観 薄弱な生活を反映 想像は現実よりもたやすくて 来月は想像よりも優しくて 裸体を晒してモザイクを 比較的 比較三原則: (私情は)挟まない 挟ませない 強制しない 労働と漏洩の狭間で行き着いて 夢敗れて 抱擁だけ在るならば また 薄明に晒されて 月が溶解して 悲鳴が小さくなって 矮小化されてもまだ 求めて居るから 愛されないで居る 愛情は憎悪よりも不安定 求めれば消えて 求めれば消えて 今日もまた さようなら 空想に変化を求めたり 軽蔑に優越を接続したり 行き違いにまた血が流れていて 凪いだ空虚に流れていく 最早 留まり方さえ忘れ 流れるがままに 体中の血液が絶えれば 次第に意識は白濁し 意識すら失われ また 安らかに なるのだろうか 想像は現実よりもたやすい事情 比較・比較・比較
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