:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2011年08月31日(水)  これが故茶番劇

あの夜が一つの指針なのには
なにも理由なんかないのに
ただ忘れたくなくて
 
あの目が好きで
ただ見つめられていたくて
しじまがただ訪れる
 
いたみなんて忘れた
なみだなんて喪失
いまがあればいいの
 
抱擁は新たな優しさを産んだ
きっかけなんてなんでもいい
あの腕で眠りたい
いつもその声で 言って
なし崩しなあの夜に
がらんどうの心を埋めて
ららら 唄う
 
見識はいつも不自然
ついで拍車が掛かる
けれど 手には入らない
てのひらに 一瞬の温もり
 
捜索願いが必要でしょう?
したり顔で見てないで
出立はもう迫っている
しかたないって諦めて
 
逃亡者になればいい
がんじがらめの日々に
さっき感じたあの気持ちを
なげやりな言葉に変換
いつでもここにおいで
様子見でいいんだよ
にじむ視界を塞いで
 
ここから全ては始まった
のんびりと声にだして
手に入れてはいけなかった
 
離別にはもう慣れたから
さみしいなんて 忘れた感情
なのにどうして泣くのかな
いまも 涙が止まらない
でたらめなわたしの中身
下を向いて
さあ また顔を上げるよ
いつか 変われるなら
 
あれは 数ヶ月前
なんだか全てが厭で
ただのやけっぱちの週末
 
あれから 過ぎた数ヶ月
ただ いつの間にか近づいて
しまっただけ
 
いつまでも
またねって手を振って
 
ああ 会えなくなったら
いつか そんな時が来たら
しかたないって言いながら
てのひらにないのを見て
るるる 唄う
 
何よりも 願うから
てらされる道を願うから
言葉を失って しまって
いつの間にか一人でも
えり分けた思想から
なみだ 消し去ったら
いつか 伝えたい
 
ばらばらの
かみさま
ばらばらの
かみさま
ばらばらの
かみさま
 
すべてを
きちんと伝えたい
すべて
きちんと
 
ばらまいた
いつわりの言葉
ばらまいた
いつつわりの 言葉


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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