もう一ヶ月前くらいになるだろうか。 久しぶりに泣いた。
7月に産まれた次男のことで気になることがあり 対処法をネットで調べていたら予想もしていなかった内容を見つけてしまった。 17番目の遺伝子に不具合がある先天性の難病。
すごくすごく混乱して気持ちの整理がつけられなくて ダンナにそのことを告げながらボロボロ泣いた。 彼も考えすぎだと言いながらも私を慰めるほどの余裕はない。
一ヶ月健診で「これはそれじゃない」と言われることを期待したのだけれど そこでも診断はグレーで、白か黒かを判断する方法はないらしい。
まだ小さすぎて睡眠薬使用に不安があるので 十ヶ月くらいになったら脳に腫瘍がないかのMRI検査をした方がいいとのことだった。
つわりがひどい時期にまともな食事をしていなかったからだろうか。 四六時中イライラしていたからだろうか。 具合が悪くなった時に飲んだ薬のせいだろうか。
泣いたり考え込んだり何事もないことを祈ったり かと思えば生死を左右する病ではないことに安堵している私は 我ながらなんて自分勝手な親なんだろうと思う。
大変なのは私じゃなくて、彼なのに。
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