眼を空けて観るユメ≫芥
HOME
BACKINDEXNEXT
≫2006年01月28日(土)≫
先日、もう一昨日になるのかな
身体を売ってきました
唯其処には嫌悪感しかなく
欲しかった悦楽など
手に入る訳もなく
僕に残ったのは虚しさと端金
その金も必要最低限であり
余裕なんて、とてもとても

僕は何がしたかったのか
このまま堕ちる所まで堕ちれば良いと
あの晩思うていた事だけが真実

唯気持ちが悪かった
吐き気を堪えるのに必死だった
一々五月蝿いオヤジ
黙って僕を弄べば良いものを
近寄るな
顔を近付けるな
汚らわしい

あの夜、此の身に何が起こったのか
正直判ってない
もし何かなっていたら
僕はどうしたら良いんだろうか
ゴム無しで押し当てられたり擦り付けられたりした
危なくないか?
拒絶の意を表したら 入れてないと主張されたが 危ない物質は先から出るだろう?意味無くないか?
…何も無い事を祈るしかない

いっそ割り切れれば良い
僕はそういうモノだと
しかし演技が出来ない
よがる真似など 出来ようもない
ただ歯を食いしばって耐えるのみ
それでは駄目だろうて

結局僕は何がしたかったのだろうか
己を陥れ惨めな姿を嘲笑いたかったのだろうか
その手に残ったのは端金
その胸に残ったのは果てない虚しさ
何やってんだろう 何してんだろう



寒い
寒い

誰か

誰も居ない
誰も


消え去りたい

BACKINDEXNEXT





   
Design by shie*DeliEro
thanks for Material→マツゲにマッチ