BACK≫INDEX≫NEXT |
≫2006年02月03日(金)≫ |
酷い夢を観た。 起きた時、無性に喉が渇いていて、手近にあったコーラを飲んだ。 酷く胃に染みて、どんだけダメージを喰らったのかと、苦笑した。 唯の夢なのに。そう、唯の、夢。 それが僕にとってとても嫌な夢だとしても。 目を背けたい事を突きつけられたモノだとしても。 それは何処だったか、元々何の夢だったか、そんなの覚えてない。 何かの夢から繋がったんだ。 何処か広い部屋で、何か出し物をしなくちゃいけなくて。 でも僕はそれの準備が間に合ってなくて。何するのかも曖昧で。 そんな状態なのにギャラリーは居る。うろたえる僕を君は引っ張っていく。 壁際の、空いた場所、連れ出され放置され、僕は困り果てる。 皆が見ている、君に助けを求めようにも君は手の届かないトコへ行ってしまった。 僕は何とか其の場を取り繕う。他愛の無い話をする。何故か皆笑ってくれる。 適当に其の場をやり過ごした僕は逃げるように其の場を空ける。 順番でもあったのか、違う人が出てきて出し物をする。皆が見る、笑う。 其処はまるで何かのパーティーだった。僕は必死で君を探す。 君が、少し区切られた小さな部屋のような場所へ入るのが見えた。 僕は追いかける。君の入った部屋へ入ろうとする。 入口を塞ぐように楽器を吹いているおじさんが居る。僕はそれを押し退けようとする。 上半身を無理矢理押し込むと君が見える。僕の知らない人と楽しそうに笑う君が。 僕は力が抜ける。君と目が合う。君が気まずそうな顔ををする。僕は力なく笑った。 僕はちゃんと笑えたろうか。目が泣きそうだった気がする。 そんな事を思いながらおじさんに押し戻される。君が何か叫んで手を伸ばしてくる。 僕は其の場をやや早足で去る。泣きそうな笑顔のまま。 外に出て自転車の鍵を開けていたら君が追いかけてきた。 僕は同じ笑顔を君に向ける。君は酷く困った顔をしている。 …そこで、目が覚めた。 これはきっと現状なんだ。 僕が考えたくない今。きっと、目を背けるなという暗示。 辛くて、逃げようとしてるのが事実。だけど、どうしろっていうんだ。 僕にはどうしようもないのに。 もう、近寄らないようにするしか、出来ないのに。 どうしろっていうんだよ。 最悪だ。 |
BACK≫INDEX≫NEXT |
Design by shie*DeliEro thanks for Material→マツゲにマッチ |