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★ 秋桜
立ちはだかる茨の道を 突き進んでゆくうちに 拒絶することに 切り裂かれることに 慣れた自分が居た
この路の果て 待つのは美しい君なのか それとも炎を吹く竜なのか そんなことも解らずに
ただ僕の左足が浮き 右足が傷ついた身体を支え またこの一歩を踏み出しながら
この路の果て 咲く花の中には栄光 けれど風に散るのは秋桜だけではない そんなことは解っていても
ただ僕の右足が浮き 左足が身体を支え またこの一歩を踏み出しながら
ささやかな花を揺らす風の中 そこには光が宿り 命を照らす
2002年09月14日(土)
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